II) 渋滞に関して
  最近の南紀白浜方面への道路事情が有料道路の延伸や一般道の整備などで変化し、今までの渋滞回避ノウハウが活かせないとは最近の回りの声でありますが冬場はこの限りではありません。ピークは夏です。しかし、この冬場に色々なケースを考慮しておくのが、いざというときに役立つのであります。周囲の特に釣りで年中南紀に行っている方々に意見を伺いました。但し、事実と相違する結果となっても当サイトでは一切責任は負いませんで了解願います。
   1) 最も効果がある渋滞回避方法は、深夜・早朝です。8月のお盆の時期でも、8:00までに海南ICを通過できれば相当違った結果となります。  --> 早起きは三文の得。 いや三文どころではないでしょう。
   2) 有料道路の渋滞ポイントは決まっています。 阪和高速道路の海南IC付近から海南湯浅道路への進入路。海南湯浅道路以降の南進は、すべて対面の片側一車線となるために、海南ICまでの2車線からの合流で渋滞。
       --> 一つの目安として、海南ICより渋滞(5km〜7km以上)している場合には、和歌山ICで阪和高速を降りて、一般道(42号線)を走り、海南ICで乗り直すのがベストな方法です。和歌山-海南間は、高速、一般道でも距離的にほとんど差がありません。また、和歌山ICから海南ICまでは、片側2車線の立派な?一般道があります。沿道の多くのショッピングセンターがオープンする10:00までなら、ひどい渋滞の高速道路よりも早く海南まで到着可能です。
   3) 海南ICからみなべICまでは、海南・湯浅・御坊道路をお奨めします。理由は、この道路と併用される一般道との距離差。20km以上はあると思われます。それほどの距離を走っての時間短縮は、一般道では無理です。ただ、みなべIC出口で渋滞します。たとえETCを使っても、そこに至るのが2車線しか無いために効果がありません。また、手前の印南ICで降りても、それ以降も距離が相当あるので、それまた効果はありません。ここは、みなべICで降りるまで我慢してはどうでしょう。
   4) みなべIC以後はどうするか? ここが課題です。 これを今回検証しようというのが一つの課題です。でもあまり具体的に書くと渋滞を引き起こしてしまうので、以降の本文中にそれとなくいれておきました。

みなみへGO Part II
I) 理由 
  最も手軽なリゾート?南紀・白浜へのドライブ記。 グァムへ飛ぶ方が近いと酷評される事もありますが、最近は、道路も整備され結構便利になっているハズです。 実は、昨年、勤務先からもらった永年勤続の副賞の金券の使用期限が今月一杯ということを突然知らされ、その使用が可能だったのが、この南紀・白浜のホテルだったと言うわけです。 久々の南紀という事もあり、比較的交通量の少ない1月なら良いかということで行くことにしました。(正直なところ、選択の余地は無かった...) しかし、何年ぶりの白浜? そういうわけで結構気合いが。 
写真は、MyAvantと円月島 / 白良浜海岸
III) 1月15日(土) 出発当日
  当日は、雨。 渋滞することもなさそうなので、午後からの出発とする。冬の南紀白浜で何をして過ごすかを車内で決めようという事で。基本的にすることが浮かばない...。
  阪和高速-海南湯浅-湯浅御坊道路とみなべICまでの王道をチョイス。 ほぼ順調な1時間ほどのドライブ。あっという間にみなべICへ(右端はETC専用となっていました)。 IC出口をまず、左折。通常そのまま直進すると国道42号線に出ます。海岸線の景色を楽しみたい方は直進をお奨めしますが、もし、時間短縮、或いは、この地域の名物の梅の花(2月が見頃?)を見たければ、すぐの気佐藤交差点(右上写真)を左折し、県道35号線(上富田南部線)へ。 
   途中、JAみなべいなみが経営する「ほんまもんふるさと産地直売所」へ。 この地域には、ネットでも販売されている非常に甘いミニトマトがあるらしい。 キャロルセブンとロケットトマトの2種類が売られていたので、小さなパックを購入し白浜に向かう間に食べてみた。それが、単体でばらつきはあるものの甘い、甘い。ドライブ中、ちょこちょこと食べ、到着時には既になくなっていた。 その後、優糖星というブランドがあり、それが有名との事。帰りに購入する事にする。
   
気佐藤交差点を県道35号線側から。右手奥は湯浅御坊道路の高架。
左折して、すぐにこの看板があります。 この看板を左手に直進すると田辺市に抜けられる。
  左の写真から販売所全面。ロケット型のミニトマト。一番右がキャロルセブン。 どれも優劣を付けがたいほどうまかった。 適度な水分補給にもなり、ばかばか食す。
  さて、県道35号線(上富田南部線)であるが、一応きれいに整備されており、対向車に道を譲るなんて心配は必要ありません。 片側一車線の起伏のある道路でした。道に迷う事もなく、道なりに進んでいけば、稲荷ランプの交差点に出られます。この間距離、10km弱。 通常の42号線経由の距離では、11km弱。それで、信号が少なく、渋滞が少ない。 各自ご判断下さい。 但し、道の性格上、FFの重量車両はきついかも。quattro向きかもしれません。
  稲荷ランプからは、そのまま王道を行くも良し、或いは、田辺市街を経由という方法もあります。今回は、余裕で王道の田辺バイパスを経由しました。 そんなわけで、目的地に到着。
 さて、食事までの数時間をどう過ごすか。 冬の白浜は、温泉しかないということで、露天風呂パビリオン「白浜温泉パーク」という事に行くことにしました。 雨の16:00頃ということもあり、駐車場も疎ら。めげずに入園。2階に受け付けがあり、そこで、入浴料を支払い、エレベーターで上に。そして、パークに到着。なんか山の上に露天風呂が数種あるという感じです。また、それぞれの露天風呂には各々に脱衣場があり、その為に、裸でたの露天風呂に移動していいものかどうか段取りが解らずに苦労しましたが、ただ、裸で露天風呂をハシゴするには寒過ぎる...。 
  但し、サイト主は、無類の温泉好きというわけではなく、どちらかといえば苦手な方。特にインドアの温泉は、すぐにのぼせてしまい、常にカラスの行水。ただし、露天風呂は、問題なし。 色々な露天風呂があり、特に最も高所にある檜の風呂(下左の写真)。 かすかに夕焼けが...。見えませんか?海がそのまま見れるすごい
ロケーション。天気がよければ
良かったのですが。当日は小雨
に打たれながらの入浴となりまし
たが。
 
  他にも岩風呂、梅樽備長炭
風呂など色々と楽しめます。
IV) 1月16日(日)
   昨日とは一転、快晴。但し、強風注意報が出されるほどの強風。 この日は、崎の湯に挑戦。 看板の説明によると、
 町指定文化財
 史跡 崎の湯 (湯壺)
 この崎の湯は、かつて湯崎七湯と言われた外湯の中で、ただひとつ昔のままで残っている湯壺です。
 これはおよそ東西に7m南北に1.75mから3mで、荒磯の先に自然に浸食されてできた大きな岩風呂です。日本書紀や万葉集、続日本記などに、「牟婁の温湯」、「紀の温湯」の名で登場し、飛鳥から奈良時代にかけて、斉明、天智、持統、文武天皇が行幸のおりに沐浴されたと伝えられている歴史的名湯です。


 
  さて、一人\300円の入湯料を支払い中へ、脱衣場はあるもの完全にクローズされた部屋ではなく、目隠しされたオープンエアともいうべき作りゆえに、着替える時の寒さときたら...。 男風呂の場合には、湯壺は二つに分かれており、手前と海の方。但し、当日は、強風の為に海の方の湯壺は立ち入り禁止でした。でも、雰囲気は十分に味わえます。どんなに寒くても、湯船に入れば問題ありません。女風呂は三つに分かれており、十分な目隠しがされているとの事でしたが。

 
メインの通りからこの看板が見える所に入ると...。
入湯券販売機と入り口があります。
左に見える青いのれん(当日は強風で煽られていましたが)が男湯の脱衣所入り口
海から遠い方の湯壺
海側の湯壺です。 強風の為に残念ながら立ち入り禁止。
手前が奥の湯壺で海側の湯壺は波でほとんど水没中でした。
  「崎の湯」の後、ホテルに戻り、少し休憩。そして、白良浜を見に行くことに。 あの木村拓哉がGoodluckで撮影に訪れたという南紀白良浜です。 真っ白でした。 久々に訪れましたが、見事なほど真っ白。白い砂が眩しい程です。それに、ゴミがない。きれいにしてました。夏場にあれほど多くの人が来るのも解るような気がしました。
   それに足湯の施設などもあり、自分がイメージしていた白良浜のイメージとはだいぶん違ってます。それに、この期間中は、白砂のプロムナードというイルミネーションのイベントが行われていた様です。 昨夜はそれを知らずに、寝てしまった..。

途中、「牟婁の湯」なるインドアの温泉も。
 白い、全く白い白良浜。きれいです。ゴミ一つ落ちてませんでした。それに人影もまばら...。 
  「和歌山県朝日夕日百選 白良浜」と書かれたモノを見つけました。こういうモノも今は存在しているのでしょうねぇ。
V) 帰路
  午前中は、いそいそと昨日の天気の悪かったところを取り戻すべく、白良浜海岸近辺を散策。 そして、帰りは、南紀白浜空港なるものをチラっと見てから帰路に。 ただ、渋滞があるはずもないが、次の事を考え、色々と違うルートを試したり、また、距離を測ったりしながら一般道で。 途中、往路に立ち寄った、南部にあるほんまもんふるさと直売所で、キャロルセブンを購入し、また、そのキャロルセブンの優糖星なるミニトマトが販売されている印南のJAフレッシュマートへ立ち寄る。場所は、42号線の印南港を過ぎた若干丘になった当たりにあった。  早速帰宅途中に食べ較べてみたが、どうだろう。 ただのキャロルセブンと優糖星の違いはそれほど大きいとは感じなかったが...。サイト主は、ただのキャロルセブンブランドの方が、甘かった様に感じた。枝付きだったし。
  
 箱書きでただのキャロルセブンです。 房付きで、完熟に近いモノだと思えます。個人的には、こちらの味の方が好みでした。 
 
 これが赤糖房(あかとんぼ)?でも購入したのは南部サイドです。
 こちらは、優糖星ブランドのキャロルセブンです。 こちらの方がフレッシュという感じですが、少し酸味がありました。でも、甘さ自体には大きな違いはありません。
  印南産で房付きで売られているのが赤糖房(あかとんぼ)というのがあるらしいのですが、こちらはより厳しい品質管理下で作られてる様です。 サイト主は、全くの不勉強ゆえにどれがどれだか解らなくなってしまいました。店の人に聞けば良かった。そういえば、印南の販売店で、細長いパッケージに入ったミニトマトが販売されていました。おそらくそれが、赤糖房だったのでしょう。残念...。もう一度チャンスがあれば是非と思いますが。 
 でも、総じて、どれを食べてもおいしかったです。 モノによっては、最初酸っぱく感じるものもありましたが、すぐに甘い風味が口の中で広がります。 でも、甘いだけというのも問題があり、少しは酸味も必要かなとは思いますが。
  そういうわけで、ミニトマトと露天風呂のドライブでした。 冬で、初日は天候が悪いという最悪の条件でしたがそれなりに遊べました。また、帰りは、サンルーフを明けて走れる様な天気でしたのでまぁまぁ満足です。 しかし、海岸線などは風が強く、音が結構大きかったりはしましたが。
  今後、この地方は梅の花の季節を迎えます。 その時期が、今後のお奨めかとも思いますが...。 


以上             2005年1月15日〜16日
  

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