京セラドーム大阪 (旧大阪ドーム)
  一度は行きたいと思っていた大阪ドーム。そうこうしている内に名称が変わってしまったのである。京セラドーム大阪(KYOCERA DOME OSAKA)。 まぁ、名前は変わっても器は同じであるので、問題は無いわけで、そして、たまたま、ドームツアーなる、球場内を案内してくれるツアーがあることをホームページで知ったわけである。それに参加した報告である。
 さてどこへ行けばいいのか...。梅田からだと地下鉄九条駅へ行き、そこからか歩いて行けるという話を聞き、行ったのだが...。 商店街は、バッファローズの飾り付けで、それなりに雰囲気(下の写真)を楽しめたのだが、10分くらい歩き、到着したのは、球場の裏手。そこからまた歩いて...。そういうわけで、後で知った事ですが、最も近いのは、長堀鶴見緑地線大阪ドーム前千代崎駅でした。
 そして、雲をイメージしてデザインされたというドームの形のユニークさデザイン。ドーム球場としてはなかなかのモノです。しかし、正面に見える、「びっくりドンキー」。少し景観を...と思いませんか?
 団体ではないので、予約も必要がないとの事で、ホームページで確認した時間までに受付に行けば良いと思い、軽い気持ちで行ったのが間違いで、どこに受付があるのかわからず、結局、携帯で電話し聞く事に。2階北口インフォメーションで受け付けだそうです。そして、3階から出発です。 
 当日は、草野球の大会が開催されており、グランド・ベンチには入れないとの説明を受ける。そして、3階から出発です。
 
 ツアーには案内係のお兄さんがつい
てくれました。 この日のツアーメンバ
ーは、遠くは福岡、東京からの参加も。
まずは、ここを本拠地とするのチーム
であるオリックスバッファローズの紹介から始まりました。今年の球団キャッチフレーズである、Believe'n Go! 〜結束〜の前で、チームロゴである「Bs」の意味。このとき始めて知りました...。
B = ブレーブス、バッファローズの共通のロゴであると共に、Baseball Entertaiment = 野球を通じて、「感動」、「興奮」、そして、「夢」を届ける。
Social responsibility = (社会的責任) コミュニティー活動に積極的、且つ、継続的に取り組み、地域社会の、”まちづくり”、ひとづくり”に寄与。
そして、マスコットのNeppie(ネッピー)とRipsea(リプシー)の紹介です。
 次に1階に向かいます。 ここは、野球の試合が開催されるときには使われない階段との事。但し、コンサートなどでは、ここがアリーナ席への通路となります。 
 今回は、ここを経由し、試合中に選手・関係者しか入れないゾーンを案内してくれる事になっています。
案内に沿ってすすんで行くと、床の材質が変わります。
ゴム状のクッションのある素材が使われています。野球のスパイクシューズで歩く事を想定し、滑りにくい事を考慮して、こういう素材が採用されている様です。そして、このゾーンは全く一般人が入れない区域となります。
 まずは、ミラールーム。 つまり控えの選手が素振りをしながら出番を待つ部屋です。三面にミラーがあるのは、日本でもこの京セラドームだけとか。少し、素振りの様な格好をしてみましたが、やはり三面で打撃フォームをチェック出来るのは良さそうです。  
 但し、この部屋。外から見れば、「ミラールーム(2)」としか書かれていません。
ドアには、「3塁側選手サロン」という表示があります。ここで、クイズとなりました。「選手サロン」とは何か?

1) ミーティングルーム
2) マッサージルーム
3) 食堂


答えは、3) 食堂だそうです。 京セラドームで最も人気のあるのは「醤油ラーメン」だそうです。特に試合前は、スタミナ面で炭水化物を摂取するのが最も良いそうです。但し、ホークスは栄養士が選手の食事をコントロールしており、試合前は、炭水化物のみ。脂肪は一切取らないほど徹底しているそうです。 
 
 参考になる...メモ、メモ...。
ロッカールーム-3とありました。
メジャーリーグや映画で見るのと同じタイプのロッカールームです。 オープンタイプのロッカールーム。日本にもあったのですね。また、テレビなんかも置かれていました。それに、最も気になったのは、ドアのキズ。3塁側ということもあり、ビジターが利用するロッカールーム。スパイクやなんかで蹴飛ばされた跡が色々とついていました。
 また、中には、有名選手が常時使っていたロッカーを教えてもらいましたが、案の定、写真を撮ったあとでは区別が付かず...。ここでは、省略させてもらいました。
3塁側ブルペンです。
 まずは、人工芝や土に関しての説明をしてもらえます。特に、人口芝は滑った時の火傷が少ないモノを採用。土は、アンツーカーだと思うのですが、煉瓦を粉にしたもの。但し、投手のマウンドは固める必要があるために、塩、にがり(塩化マグネシウム)、水を使用との事。 また、壁には吸音材が貼られており、投球練習時の捕球音が乾いて弾んだいい音になる様に調整されているとの事。ここで、投球練習を行い、気持ちよくマウンドに登れるようにという配慮か?
 そして、ここで、バッターボックスに立って撮影タイムや、希望者じゃんけんにより3名が実際にマウンドで投球できるというイベント付でした。なぜか、サイト主、じゃんけんで勝ってしまい、愚息に譲る...。但し、本物のプロ仕様の硬式ボールなので、小学生がおもいっきり投げる事はできません。

 そして、スタンドへ。ネット裏のエグディクティブシートへと案内されました。 球場は、軟式野球ストロングリーグの京セラドーム杯の試合中。残念ながらグランドやベンチには入れませんでしたが...。試合を見たいなという衝動には駆られたが...。
 球場は、中に大阪城がすっぽりと収まるサイズ。それはそれは広い。それに、シートにはエアコンの吹き出し口が...。前日は、暑い甲子園だったので、特に快適そうに感じた。
 
 これで、ほぼ1時間程度のツアーは終了。中々普通には行けない場所なのでおもしろかったのですが、やはりグランドやベンチへも行きたかったというのが本音で...。
 
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