もう尋常じゃないといわれるかもしれませんが、9代目のRIMOWAです。BOLERO(ボレロ)と呼ばれるタイプでまだ新作です。ドイツのミュンヘンで入手しました。但し、ルフトハンザ仕様のボレロなので若干仕様が違います。なぜ入手したか? 一つは、最近、ポリカーボネート製のスーツケースの信頼性に関して確信を持つに至った事(7代目のSALSAにて証明済み)。二つ目は、今はやりの4輪自由駆動のスーツケースの使い勝手を体験したかった事。3つ目に最も多用した4代目のサイズに若干疲れが見え始めて来たので平行に使用できる同サイズの物が欲しかったという理由です。
  実際入手してみると様々な仕掛けがついていました。
  参考までに販売価格は、289.-ユーロか71,000マイル
まず、外側にある一番大きなポケットを開けるとオルガナイザー風の入れ物が登場。TUMIみたいな感じが。
ロックシステムはSALSAと同じ方式です。但し、ジッパーの取手が小型化されています。
これは、ルフトハンザ仕様のみ? ハンガー用のフックがついています。
また、小物か靴用のバッグが3つとRimowa印の黒のネームタグ。それとバッグを吊る為のリードの様なものが付属してました。
おそらくここにバッグを吊る事が出来るような仕様になっているのでしょう。

益々TUMIっぽいというか...。
Jumbotrolley Bolero
67.5x45x26.5cm 4.6kg
2004年6月入手...2006年12月...手放す...
Rimowa使い勝手ランキング   '07年12月現在
  サイト主のRimowaコレクションを対象とし、かつ、サイト主自身の海外ロードスタイルを元に、勝手に使い勝手のランキングを作ってみました。 もちろん、今後の順位の入れ替えは有ります。

Best
1. Multiwheel(R) AirLight XL
 Boleroで学んだ事を教訓に導入した期待の10代目です。サイズ的にもサイト主のボリュームに合致しています。あえて弱点をあげるとすれば、そのシルバーで無いゆえのプレミアム性の無さでしょうか。その代わりにルフトハンザとのダブルネームとしました。一度、ハンドルが破損しましたが、修理後復帰.。ただ、その価格から、気を遣うことなく使えるのがうれしい本当に実用的なケースです。
2. Alminium Multiwheel
 サイト主が考える持つことに喜びを感じれるRimowaです。且つ、ルフトハンザとのダブルネームとしました。4輪で取り回しが楽で、もちろんシルバーで、サイズも最もリーズナブルなクラス、、押さえる所は押さえきった感があるモデルです。ドイツ現地でも人気のモデルでなかなかタイミングが良くないと購入できない、プレミア一杯のモデルです。ただ、実際の旅行だと、凹みで空港到着毎に一喜一憂しないといけないので2位としました。(サイト主のロード時の平均的な荷物を考慮すると少し小さめです)
3. Jumbo Suit case XXL       
  トロリータイプが主流が昨今、珍しくなってしまったスーツケース型のRimowaです。そして、サイト主のRimowaラインアップの中で最も大型となりました。ここまで大きいのはやはり、従来のスーツケース型でないと不便だと感じています。しかし、縦方向では4輪ですし、2輪でも移動可能です。結構、今となっては貴重な存在なので3位にランクアップ。

Worst  逆に使いづらい物をランク

1. Jumbo Trolley XXL         --- '06年11月処分
   でかいトロリータイプにメリット無いということを教えてくれた一品です。一応、LHのダブルネームですが...。
2. Salsa Trolley             --- '06年11月処分
    実用的でした。ポリカーボネイト素材ゆえに強い。ちなみにこのSalsaのOn-Bordサイズは、Lufthansa Crewのバッグとして使われている様子。 購入後、ほぼ2年経過で、このケースでのフライト回数は、40回程度(*注)。 表面にキズが付くだけで割れるという感じはなし。ただし、ルフトハンザ仕様でない普通のモノを購入した為にプレミアム性ゼロ。それに世間にだいぶ浸透している様で...。 最近使ってません。 しかし、このシンプルなタイプで且つ、4輪が付いていれば、理想かもしれません。最近、4輪のタイプを導入したこともあり、全く使う機会がなく、おそらく今後もないでしょう。そういうわけで、この順位にしました。
3. Bord Trolley                         
   実用面ではあまりおすすめできません。使い勝手が悪く、中途半端です。やはり、この方面はTUMIの方が...。しかし、RimowaでLufthansaのダブルネーム。アイテム的には放っておけません。

(*注) 40回という数字だが、扱いは本当にハード。ほとんどジャンボ機による長距離のフライトはなく、飛行時間1時間から2時間の欧州内中近距離線がメイン。ゆえに、エアバスなどの大型機もあるが、ほとんどは、カナディアンJET、フォッカー70、ATRやフォッカー製のプロペラ機が多く、荷物は人力で搭載される。荷物のロード、アンロードを目撃する場合もあるが、投げる投げる。こりゃ壊れて当たり前と感じます。そいほどハードな扱いを受けてます。
致命的ダメージ...
 RimowaのBolleroモデル。4輪で楽々と機嫌良く使い続けて68フライト目(05年09月)、とうとう致命的なダメージをフロント部に受けてしまいました。 ポリカーボネイトにフロントの布製のポケットをくっつけているところ。やはり、ポリカーボネイトモノコックボディ強靱さは、十分に理解しましたが、やはり、コンポジット部分は、それなりの強度を保てなかったというところでしょうか。 使い始めの頃からこの布製ポケット部分の傷みには気づいていましたが。
Aluminium Multiwheel 備考)
'06年9月28日より9月30日 3回目のフライト終了後 ロックに不具合があることを発見。
〜 '08年12月31日 7回目のフライト終了 *国内ロードで初レビュー...
  たった、3フライトをこなした後、BaggageClaimで片方のロックが外れていることに気づく。その時は、鍵のかけ忘れかとも思い、元に戻してBaggageClaimを後にする。
  そして、直ぐに必要なモノだけ取り出して、数日放ったらかし...。その後、片付けようと思って、中身を空にしロック行い、Rimowaを移動して、ポイッと置いたところ、片方のロックが外れる...こらぁおかしいのではないかと色々とやってみたが解決せず。症状は、ダイヤルを回してロックしても、ケース本体に衝撃・ひずみを与えると写真の様にロックが外れる!?事を確認してしまった。
  残念ながら、MondaycarならぬMontagkoffer、月曜日に製造されたRimowaの様だ。平行輸入もののRimowaには、日本では、製品保証は適応されない(現地だと5年保証)ので、実費での修理となる。これは、ある種のリスクと理解した方がいいだろう。但し、こういう新型の部品は修理業者で対応可能?
1 LH3558 MUC VIE
2 OS601 VIE SVO
3 OS602 SVO VIE
4 LH6333 VIE FRA
5 JL408 FRA NRT
6 JL1309 HND KIX
7 JL421 KIX LHR
8 OS456 LHR VIE
9 LH3551 VIE MUC
10 LH230 MUC TXL
11 LH215 TXL MUC
12 LH3194 MUC SVO
13 OS602 SVO VIE
14 LH3555 VIE MUC
15 LH3168 MUC POZ
16 LH2275 POZ FRA
17 JL408 FRA NRT
18 JL1309 HND KIX
19 JL421 KIX LHR
20 LX327 LHR ZRH
21 OS562 ZRH VIE
22 JP173 VIE LJU
23 JP172 LJU VIE
24 OS601 VIE SVO
25 OS604 SVO VIE
26 OS115 VIE MUC
27 LH1366 MUC STR
28 LH301 STR TXL
29 LH223 TXL MUC
30 LH3460 MUC BUD
31 OS714 BUD VIE
32 OS123 VIE FRA
33 LH4458 FRA BCN
34 AF1349 BCN CDG
35 LH4245 CDG MUC
36 LH3558 MUC VIE
37 OS123 VIE FRA
38 JL408 FRA NRT
39 JL1309 HND KIX
40 JL421 KIX LHR
41 OS456 LHR VIE
42 LH3553 VIE MUC
43 LH3194 MUC SVO
44 OS604 SVO VIE
45 LH3613 VIE TXL
46 LH187 TXL FRA
47 JL408 FRA NRT
48 JL1309 HND KIX
49 JL421 KIX LHR
50 BD183 LHR CDG
51 LH4211 CDG FRA
52 LH3186 FRA SVO
53 LH3183 SVO FRA
54 LH978 FRA MUC
55 LH2506 MUC LJU
56 OS7038 LJU VIE
57 OS415 VIE CDG
58 OS412 CDG VIE
59 OS601 VIE DME
60 OS604 DME VIE
61 OS123 VIE FRA
62 JL408 FRA NRT
63 JL1309 HND KIX
64 JL421 KIX LHR
65 BA872 LHR DME
66 JP915 SVO LJU
67 JP148 LJU FRA
 4個ついた車輪は、問題無し。もちろん、2年間、87フライの間に付いた、キズ汚れ、摩耗の類はそれなりに見ることができる。

 少し心配していたリアの部分は、そのままでダメージの進行はそれほど見ない。

そういうわけで、航空会社のクレームとして、割れの部分の修理中。 今回修理してもらっているのは、広島の第一ボディーさn。2度目である。

               (2007年12月18日記)

車輪のカバーが脱落...

回数/便名/ルート 前のフライト
  99 JL421 KIXLHR 
 100 TK1992  LHRIST
 101 BA675  ISTLHR
 102 JL422  LHRKIX

3回目の修理完了
 修理に出してからほぼ2週間、修理が完了しました。 いつもの様に箱に入れられて送られて来ました。ここまでボロボロになると、裸で返されても問題はないのですが....そして、このジャストサイズの箱を有事の為に保管している。
 さて、メインの修理箇所である車輪。オリジナルの車輪が既に製造中止となっおり、現行のモノに付け替えてくれた。もちろん、修理前に電話にて、感じが変わりますがよろしいですかとの問い合わせがあった。そういうわけで4輪とも新しくなったのである。

いかがでしょう、写真が若干暗めですが、そんなに感じが変わった? ただ、車輪とだけとはいえ新しいモデルなので、こちらの方がオリジナルのモノよりも明らかに軽く動く。 オリジナルにこだわらないのなら、こちらの方が良さそうだ。

↓ そして、もう一つの損傷箇所である筐体の一部。前回と同じく旨く修理はしてくれてはいるが、若干、以前よりも損傷具合がひどかったのか、その箇所を見て取れる。
 また、裏側からみた修理箇所。前回とほぼ同じ手法で、且つ、その場所が広がっていた。

 これで都合3回目の修理が終了。 それに、飛行回数も100回に迫っている。 ポリカーボネート製の筐体に亀裂が走ってからは、完全な修復というのはやはり、無理そうである。力がかかった場合に、どうもその一度損傷修理された箇所に負担がかかる様で、その周辺に再度亀裂が入った。
、やはり、そろそろ寿命...かなとも思う。次に壊れた時には、そろそろ現役引退を考えても良さそうだ。

         < 2008年4月記 >

回数/便名/ルート  前のフライトへ戻る...
88 JL421  KIXLHR 94 OS7035  VIELJU 
89  BA570  LHRLIN  95 MA489 LJUBUD 
90  LH3897  MXPMUC  96  MA102  BUDSVO 
91  LH2236  MUCPOZ  97  BA881  DMELHR 
92 LO3948  POZWAW  98 JL422 LHRKIX 
93  LO223  WAWVIE       

Rimowa Airlight 3度目の修理記...

 購入以来、最も壊れそうで壊れなかった車輪が、96回目のフライトで脱落・喪失した。但し、喪失したのは1輪だけで、他の3輪は存命中。よって、喪失後も片側2輪での使用は可能だったわけで、改めてマルチホィールに感謝してしまった...。
 ラップしていたのだが、やはり、盗難や汚れ帽子には効果が期待できるものの破損には無効だった。 下記の写真が直後と破損部分の拡大。

 この破損が発生したフライトにチェックインしたときのRimowaの重量をカウンターで納めた写真がなぜか残っている。30.8kgであった。今までこのサイトでも言い続けた様に、25kg程度に押さえておけば、スーツケースは壊れなかったのではないかと少々後悔はしているものの、その5kgの差が本当に影響があるかどうかという事は聞かないで欲しい。なぜか、経験上、そういう感じがするだけの事であるので、大きな根拠はない。
 でも、それなりに大きく外れてもいないとは思う...。
 ただ、夏場なら、30kgを越える事はなかったと思うのだが...。

 実は、破損はこれだけではなく、以前修理した箇所の周辺にも亀裂を見つける。裏側から見ると問題はなさそうなのである。さすがのポリカも一度亀裂が入るとその強度も極度に落ちるのか?

というわけで、ここまでは破損の報告。もちろん、ただいま修理中。 修理完了後に、もう一度報告。直せる間はまだまだ使っていく予定。

Rimowa 10代目の最後...
  2008年6月より納戸でほぼ3年以上眠っていた10代目のRimowaの最後のフライトが、明日に迫りました。12代目のRimowaの車輪が修理不能となり、この10代目から車輪取り外して12代目へ。そして、12代目のモノをとりあえず10代目へ。その12代目は、今日まで10代目が置かれていた納戸のスペースにて、次の出番を待つ事になりました。10代目は、明日のフライトでドイツに戻り、その任務が解かれる事になるわけです。
  

  車輪交換の作業風景はここで
  
  そして、10代目の最後の写真です。トラムで展示会場まで運ばれ。そして、使える部品を取り外しています。その後、展示会場にて、にて処分されました。 

2008年6月21日記

10代目 Multiwheel(R) AirLight XL 逝く....

 おそらくは最後のロードとなるべく、梱包を行い、出発前夜に最後のアイテムを入れてファスナーを閉めようとした際に....ファスナーが突然の破損。 とりあえず、なんとか修理出来ないか考えたが...結局、無理だと判断した。 使用を開始し2年と半年。102回のフライトにも耐えてきたMultiwheel Airlight XL ついに逝く...。 急遽、同サイズのシルバーのRimowaを代替え品として準備した。

  おそらく既に車輪は首の皮一枚でつながっていた程度だったのでしょう。そういえば、昨年の国内線で移動した頃から車輪の動きには違和感はありました。 これは業者で修理する事にしました。

                                         2018年2月末 記
2003年3月入手...2006年11月 手放す...
Salsaの鍵のシステムは他とは違います。 忘れない様にここにまとめてみました。
Jumbo Koffer
47 x 70 x 25 5.5kg
Jumbo Rollercase Alminium
65 x 43 x 24 4.9kg
Jumbo Suit case XXL
52 x 77 x 26 6kg
フライト回数27回目のトラブル...

RIMOWA

Rimowa その2へ

これが、全方向に引けるし、押せる4輪駆動タイプ。でも、これに関しては、正直それほど強いとは思えません。シルバー系のRimowaでも、これを採用しているのがありますが、それを購入するまでにこれでチェックしてみます。
この車輪をいろいろと眺めていると車輪を取り付けているらしきネジを発見。今まで、Rimowaで外部に取り外し可能そうなパーツが装填されているのを初めてみる。やはり、Rimowaサイドもこの車輪の破損が多いことを見越してのメンテ性アップの方法か?
Rimowa Bollero報告
  
RimowaのWorst3位にランクインさせながら、現在最も良く使っているモデルです。理由は、サイト主の現在の旅行スタイルに合致する容量。ハンドリングがとにかく楽な4輪仕様。そして、割れないポリカーボネイト素材と、それほど世間で見ないデザイン。そして、一度、鍵が壊れてから、使いつぶしてやるというモティベーション...等々。 このケースも入手したのが、昨年の2004年6月。その後、4輪システムが気に入り、8ヶ月使い続けて、トータルフライト数は、長距離、短距離すべてひっくりめて、44フライト(05/02下まで)。要するに最低88回は、飛行機に積む、降ろすで投げられた事になります。 で、ケース上には無数のキズはありますが、実用にならないダメージはまだ受けていません。
Rimowa PORSCHE仕様
 10代目 Rimowaデビュー
 9代目Rimowaから学んだ事。
 @ ポリカーボネート素材は、サイト主の様なハードな環境でも十分に通用する。それに軽い。
 A 4輪Rimowaのメリットはすごく大きい。 
   i) 40kg以上の荷物でも、空港でラゲッジトロリーが必要なくなった。
   ii) その場での180度方向転換や、身体の横、後ろ、どこでも動かせる。それにその操作にほとんど力を必要としない。小指で回る。
   iii) 4輪仕様の場合、2輪仕様よりも厚みが大きく、全体のサイズはそのままで、その分の収納性がアップしている。 ハンドル格納機構で若干の変形となるこのタイプでは、この差は非常に大きい。

  iv) この大きな車輪も非常にありがたい。 少々悪路でもなんとか進む。 それに結局一度も壊れなかった。ただ、坂道だと勝手にどっかに行ってしまうこともあり。
 B 単価が安いので壊れても気にしない。 
    海外ロード中に壊れたからと言っていちいち航空会社にクレームしていると時間がかかり、ロードに修理が追いつかない事も多々ある。 その場合には、これくらいの価格のモノは重宝する。
Rimowa Multi-Wheel Air Light XLの使用状況報告 備考)
'05年12月より'06年6月 26回目のフライト後 下記の写真のトラブル。但し、自身で応急処置を行う。それは、26回目のフライト終了後だった。その後、13フライトをこなし帰国。帰国後、修理
'07年12月時点で 87回目のフライト終了
おそらく84回目のフライト。不破神話のポリカーボネートに亀裂が入る。そにまま使い続け、87フライトを終了。そして、このスーツケース2度目の修理に出す。

'08年3月時点で 98回目のフライト終了  おそらく96回目のフライト。購入時から壊れそうで壊れなかった車輪がとうとう脱落喪失していた。まだまだ使い続ける意志は変わらず3度目の修理に出す。
 '08年5月時点で 102回目のフライト終了  交換したばかりの車輪のカバーが1個はずれる...。100回も使えればと、修理に出さず。
 '08年6月  103回目のフライト前日...   これを最後に引退と考えたロード前夜。梱包中にファスナーが破損。これを機に...使用を止める事に。 10代目引退。
 27回目のフライトでそれは発生した。この4輪タイプに替えてから、片手で扱えるようになったので、ハンドルの部分に別の荷物を置き、それを右手(利き手)でころころと転がしていくというのが、スタイルとなっていた。片手でハンドルできる重量が格段に増え、右の写真の様に、Rimowaの重量で25kg程度。上に載せたBREEの袋で15kgくらい。総計40kgでも片手で転がすことができた訳である。もちろん、100mや200mなんか意に介さない程の運搬能力。空港から列車、そして、ホテルへチェックインと、空港のカートに頼ることなくスイスイと荷物を運べていたわけである。但し、バリアフリーでない場所は、手で引っ張り上げないといけないわけだが、その場合も、斜めにしたり横にしたりと4輪有るメリットをいかし、自由自在に操っていたのである。 ところが、この使用方法自体が、Rimowaの想定外だったのかどうかはわからないが、おそらく、その負荷が限界を超えてしまったのだろう、写真の様にハンドルのプラスティックの部品が割れてしまった。それも、利き手の右手で引っ張る(写真の赤の矢印)、最も力がかかる場所であるのも興味深いところだ。
 ロードの途中ということもあり、ここでこのRimowaに即刻応急処置を施す。接着剤とスポーツのグリップに使える様な、強靭なテープで補強。結局、残り13フライトをクリアし、トータル40回のフライトを経験した。

 さて、このRimowaをどうするのか考えた。応急処置の部分を自分で再度処置しそのまま使い続けるか、或いは、修理に出すべきか。 次の海外ロードまでは時間が取れそうだし、且つ、別にRimowaも多数あるし、自前の修理を行うのもネタ的にはおもしろいと考え、修理してみることを考えた。
 

Multiwheel AirLight XLの修理記はこちら...
 これだけの飛行回数を経験したRimowaですが、どれだけのダメージを受けているかを下記に写真でレポートしました。

まずは外観から。 致命的な、例えばスーツケース内部に到達するようなキズは全くなし。まぁ、それなりの擦り傷や汚れは見られるが、特に角に集中している。だが、それらのキズも致命的なものではなく汚れ程度にしか見えない。 あえて、最も不自然なキズを探してみたのが下写真の右端。筋にへこみが2本ほど見えると思うが...これくらいおもの。 さすがポリカーボネイト製。立派。
回数/便名/ルート フライト最初へ戻る...
72 JL421 KIXLHR 80 LH3897 MPXMUC
73 LH4779 LHRDUS 81 LH2502 MUCLJU
74 LH837 DUSMUC 82 JP914 LJUSVO
75 LH3194 MUCSVO 83 SU101 SVOWAW
76 BD2904 DMELHR 84 MA841 WAWBUD
77 JL422 LHRKIX 85 MA102 BUDSVO
78 JL421 KIXLHR 86 BA881 DMELHR
79 BA570 LHRLIN 87 JL422 LHRKIX
 また、うれしい事にハンドルを直してくれていました。クレームの書類には、筐体の割れだけだったのですが、やはり、プロとしてみすみす壊れたハンドルを見逃すわけには行かなかったのではと勝手に信じています。ありがたい、ありがたい。 
 加えて、あまりにもひどかったこの部分も、そこそこの修理をしてくれていました。
 そして、おそらくチャックの部分も交換とまでは行かないまでも、調整はしてくれている様で、動きがスムーズになっています。
  しかし、今回のクレーム修理は、一言だと、まるで交通事故時の保険求償案件の様に、各所の補修が行われ、新品の様(?)になって帰ってきました。非常にありがたく、ラッキーな事で...。 おそらく、部品費用もシルバーに比べれば安いので、こういうサービスも可能となるのでしょうか? それに、割れたポリカも修理が可能だという事がわかりました。今後、使っていく中で、その修理箇所がどれほどの強度を持っているのかを今後注意していく次第です。 
 どちらにしても、延命どころか、立派に現役復帰できそうな勢いです。
 さぁ、来年もこのRimowaでがんばります。  現在、87フライト終了。
                                                      2007年12月末 記
  1年の半分は、海外ロードに出ているという生活をまず、数年間経験し、特に、スーツケースの破損に頭を悩ませながら行き着いたのが、Rimowaでした。はじめてのRimowaは、'80年代半ばにミュンヘンにて購入したものでした。それが、他の樹脂製のスーツケースと比較して驚く程長く使えたのです。それ以後、この世界にはまってしまいました。脅威の5年間の小生の半端でない使用環境に耐え、そして、2代目のRIMOWAになります。90年頃にウィーンで購入しました。これも、予想通りの長命で、驚くべきは、双方ともその各期間に一度もメーカーによる修理を行っていないというところです。ノーメンテで使い切りました。双方とも、末期には、ケース自体がゆがみ、上蓋と下蓋が合わないとか、最後にはロックの部分に保険として、自分でドリルで穴を開けて鍵をつけたり...。もちろん、表面は目も当てられない程ボコボコです。  
  

24回目のフライトで早くも破損...

14代目の破損で、主に国内線をメインに使っていたこの11代目を急遽出動させたところいきなり破損。 しかし、バゲッジクレームで受け取った時にはちゃんと車輪はあったはず。その時に撮った写真ではちゃんと直立している。しかし、タクシーを降りてホテルにチェックインする時には...

Salsa Trolley
73.5 x 50 x 26 3.5kg
 トロリータイプは壊れにくいを立証するために購入した、最も大きい6代目Rimowaす。でも数回使用しただけであまり使っていません。理由は、一度ワインの瓶が割れてワインの臭いとシミが未だに残っていること、また、このサイズになると色々入れてしまって重くなってしまい、長いハンドルだけでは取り回しがよくないのです。失敗です...。ベルリンのSkyshopで997.47マルクでした...。 

 そして、気が付きました。トロリータイプにはあまり重い物を入れないから長持ちすると。つまり、スーツケースタイプのものの方が、重い場合にはあきらかに取り回しが楽です。  
  よって、重い物が入れない、自壊しにくいということでしょう。  ....気が付くのが遅い!?
若干小振りな5代目Rimowaです。なぜか、大きいものよりこっちの方をよく使ってます。要するに、大きなケース一つに詰めるよりも、若干小ぶりのものに2つに分けた方がケース類に優しいという事がわかって来たためです。ケースのローラーなどが自重に耐えられずに、空港で放り投げられた時に破損するからです。そういうわけで、デュッセルドルフのSkyshopで968.14マルクで購入です。 よくよく考えると、5年間使ったケースもこれに似たサイズでした。 これも一度修理しました。通常は無茶な使い方はしないのですが、展示会後の上司の業務命令で重いカタログ類を運んだ為に足の部分が取れてしまいました。
3代目のRimowaです。以前のは5年の長期にわたって、小生の無茶な使用に耐え、そして、この新しいものにバトンタッチとなりました。Frankfurt市内にあるSkyshopで購入した、Lufthansa航空仕様のRimowaです。ノーマルとは若干作りが違っています。オリジナルのものは、内装がブルー系ですが、この仕様は、Lufthansaのロゴ入りの黒系。それに加えて、鍵の部分が違っており、また、写真でわかるように表面にLHのロゴが入ってます。粘っこいメタル製ゆえ、へこむものの割れません。ぼこぼこでも使えるというのがRimowaの良いところではないかと思います。また、このモデルはたてれば4輪で転がせます。また、ハンドルで2輪での走行も可能となっています。このへんは、少しサムソナイトチックで使いやすくなってます。995マルクだったと思います。 この製品の購入以降、悪い癖がでてきます。
でも、これだけ使い込むと捨てるに捨てられずに...。使いもしないのに置いているという...。
2代目のRimowaです。これも5年以上現役で活躍してくれました。サイト主の海外出張は当時、尋常ではなく、常時40kg以上の荷物をこれらのスーツケースに詰めて、飛び回っていました。ガムテープで巻いているのは、多分、Rimowaのケースがロックできなくなり、ガムテープで補強したのではなかったかと思います。

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Jumbo Trolley XXL 
77 x 56.5 x 27 6.7kg
  ちなみにLufthansaが推奨する機内持ち込み可能サイズの最大は、55 x 40 x 20 cm(折り畳めるガーメントバッグは、57x54x15まで)で且つ8kg以下。ビジネスクラスで2個まで、エコノミークラス1個だそうです。この規定とは別に上着とかカメラなどがOK。また、日本航空では、45 x 35 x 20cm程度で5kg以内(国内線)、縦x横x高の和が115cm以内で8kg以下(国際線)。オーストリアン航空では、個々のアイテムが、55 x 40 x 23cmで且つ、8kg以内。 ビジネスクラスの場合には、1個は、8kg以下で、2個目は4kg以下の2個まで。エコノミークラスの場合には、1個のみ。全日空では、3辺の和が115cm以内で、各辺の長さが55x40x23cm以内で10kg以下。
詳細は各社色々ですが、大筋ではそれほど違いがありません。

  でも、極々個人的な意見ですが、トロリー系、ビギー系のバッグを機内に持ち込むのは良いのですが、搭乗時や機内では手で持ってもらいたいものです。はっきり言って後ろに付くとじゃまなので。
 下に写真が、今現在受けているダメージです。実用になっている程度のダメージは面倒くさいので、航空会社にクレームしません。使えるところまで使う。あくまで消耗品なので。 左に写真は、ケース前面の収納部分のジッパーです。最もこれが早くダメージを受けました。そして、最後にジッパーの取手がちぎれてしまったの図であります。 右は、ケースの底部の足です。固定したネジが、ネジ穴ともに破壊されています。幸運にも片方がまだ繋がっているので、手で曲げてそのまま使っています。このケースの弱点は、ケース全面の布製のモノ入れではないかと思います。ちょっとしたモノを入れるには便利ですが、それが布製ゆえに滑りがわるく、航空会社の荷物のハンドリングでダメージを受けやすい様です。やはり、シンプルなデザインが最も長持ちするようです。 でも、オンボードで使うにはなかなか機能的だと思います。表に小物も入るしTumiにあって、Rimowaに無いところを補填した商品だったと思いますが。ただ、サイト主のサイズでは、機内持ち込み不可なのでチェックインせざる負えません。 下の写真ですが、これは少しやばいかも..。上下のケースを繋いでいるヒンジの部分ですが、一部、縫い目に沿って革が3cmほど破れてしまっています。今後、広がって来るようだと...。とりあえず接着剤でくっつけときますか。
Multiwheel(R) AirLight XL   
<Special Edition exclusive for Lufthansa>
74 x 49.5 x 27 cm ,4.4 kg(実測値もほぼ同じ重さ) ,87L

2011年10月に最後のフライトを行いました...

最近は、購入地の何らかのスティッカーを探して、写真の位置に貼るようにしているが、今回は、定番とも言える、「I live Berlin」とベルリンがまだ連合国の分割統治下にあった時代の各国(米・英・仏・ソ(露))のエリア図。
大したことではないが、スティッカーの向きは、RIMOWAのロゴの方向に合わせた...。
  また、ロックの部分も大きく改造されている。まず、TSAロックシステムの導入。両側2カ所がTSAロック付きのダイアル式に変更。それに伴い、真ん中のキー穴付ロックは廃止された。ノンベラボウなロックになっている。 このシステムの必要性に関しては???であるが。
  そして、もう一つ、ケース自体のゴムシールが以前よりも強化されている様だ。ゴムシールの素材、或いは、量がリッチになり、水が入りにくくなっている様子。これはありがたい改造である。
Alminium Multiwheelの修理記はこちらへ
68 LH3186 FRA SVO
69 LO5678 SVO WAW
70 LO279 WAW LHR
71 JL422 LHR KIX
次へ...
スーツケース内部は、一度も液体などをこぼした事がないのできれい。また、変な臭いもしない。 
 においがあったとしてもファブリーズがあれば...。
 とにかく壊れにくいスーツケースを使いたいという人におすすめである。筐体が壊れるということはなさそうである。やはり、自由に変形する柔らかい筐体というのが、ミソの様で、一カ所にストレスをかけることを防いでいるのであろう。
 もし、弱点と言われるポイントをあげるとすれば、中に入れた物が結構押されると言うことであろうか。筐体が柔らかいゆえにしょうがない事であるが、もし、プレスに弱い物をパッキングする場合には、個別に箱に入れたりした方がいいかもしれない。ただ、パッキングしたものにショックがかかるという事ではないので、ワインビンなんかが割れた事はない。もちろん、衣類で包んだりと言うような工夫はしている。
そして、最も破損しているのが、この前後の箱を繋いでいる部分。その形状から、どうしても突起した部分がすれてこういう状態になるらしい。今まで、ボレロ、サルサを使い続けてこれが3つめであるが、すべてでこの症状が発生している。ただ、これが外れたとしても、この布で前後の箱を繋いでいる訳ではないので、開きにくくはなるものの使えないことはないだろう。
少し見づらいが、指で押さえると...。
修理完了...
 発送してから約10日後に、修理が完了しRimowaが帰ってきました。 その修理は、一言で表現すると、「いい仕事してます」につきます。さすが、プロですね。いつも感心させられます.。トラブルの写真と比較して下さい。見事に繋いでいます。その上を丁寧に塗料で処理。よくよく見れば、その部分が盛り上がっているようにも見えます。 また、内側から撮った写真が下の大きな写真。このグレーのテープを外す度胸はありません。もちろん、筐体自体は変わっていません。前から貼ってあるスティッカーがそのまま残っていますので。 旅行とは全く関係のない、Audi Quattroの"Born to Win"スティッカーです。修理とは関係ない話ですが、似たようなスーツケースが増えてくると、こういう全く旅行と関係ないスティッカーが他と見分けをつけるのに便利になります。できるだけとんでもないスティッカーがおすすめです。...。

             2011年10月22日記 

11代目 Alminium Multiwheel フライトレコード

左の写真が、サイト主が初めて手にした初代Rimowaのスーツケースです。ほぼ5年以上は現役だったと思います。それまで、色々なスーツケースを試しましたが、ここまで一度も修理もせずに長持ちしたのはRimowaだけだった訳です。ミュンヘンで購入しましたが、日本で買うほどはしませんでしたが、安くはありませんでした。しかし、結局は、修理もなしに5年も使えると、このRimowaが最も安くついた訳です。
  ひょんな事から?入手したLufthansa仕様のRimowaです。サイト主にとっては、生涯8代目のRimowaとなります。サイズは、機内持ち込みの許容サイズ目一杯となっています。機内持ち込みが主流となり、また、それほど重い物を入れることが無いと思うので多分一生物でしょう。 ただ、このサイズだとサイト主的な海外ロードには小さすぎ、また中途半端です。というのは、アタッシュ代わりに使うには機能的に不自由です。ちょっと入れたりするポケットがなく、中の物を取り出すときには、横にして、いちいち開けないと行けない。PCを入れるにも、中で踊らない様にしないといけない等。となると、メインのアタッシュは別に持つことになり、衣類やすぐに必要のない書類等をサブ的にいれる事となり、それを機内に持ち込むかチェックインするかの問題となります。チェックインするならねぇ、サイズはもっと大きい方が...。結構使い方が限定されると思いませんか?まぁ、今後、使い方は折々考えるとして。 でも、一つ間違いないのは、格好がいいということ。
Bordtrolley Aluminium
55 x 35 x 20 cm 3.6kg
  前回の失敗で若干学習機能が働き、しばし(1年半)、購入を自重していたのですが、また、買ってしまったのがこの7代目RimowaSalsaトロリーです。フランクフルトのショップで239ユーロでした。これは、Rimowaらしくない樹脂製。それもポリカーボネートという強靱な樹脂製です。カーポートの屋根などに使用されており、それは強い素材です。しかし、軽いのです。なんか良い感じがします。ちょっと使い込んで見ます。  
  一ヶ月程度の出張で使ってみました。まだまだ結論を出すには早いですが、10回程度のフライトでも壊れずに無事です。 しかし、結構持っている人が多いので、シルバーのRimowaの様なプレミアム感はちょっとダウン。
 2001年12月入手...2006年11月...手放す... 
ローラーケースタイプの小ぶりの4代目のRimowaケースです。1週間程度の出張にはこれで十分です。と思って購入しました。またも、Lufthansa仕様です。同じFurankfurtのSkyshopで購入。895マルクだったと思います。しかし、このサイズは結構重宝してます。国内の家族旅行に使ったり。また、使っているうちに気がついたのは、ローラータイプは破損しにくいのでは?という事です。ローラーのついた位置や重量のバランスが要因でしょうか。しかし、Budapestの空港でチェックインした際に鍵を2個意図的に壊されました。貴重品は何も入ってないのでその被害は無かったのですが、その修理費の方が痛かった様な。
この2つのスーツケースを横からみたところです。双方とも一度も正式な修理に出していません。ちょこちょこと自分で曲げたりして延命してました。特に、左のスーツケース(大きい方)の取手の下の部分がゆがんでいるのが見えると思いますが...。へこむけど割れないという特徴をいかんなく発揮してくれましたが、最後には、フレームからこの様に歪んできます。ドリルで穴をあけて錠前で止めたりということも末期には行っていましたが。 双方とも、ゆがみがひどく自立しません。
そういうわけで、車輪に爆弾を抱えている様な気になり、あまりに重くならない様に気を使いながら、数フライトをこれでこなした後に、致命的なダメージを負ってしまいました。 但し、車輪ではありませんでした。 詳細は、ここで  、
Rimowa Accessoires カタログ
 ベルリンのデパートで、Rimowaのアクセサリーカタログなるモノを入手しました。サイト主には初めての経験です。右の写真がそのカタログで、内容は、(写真位置に)
Euro Euro
アルミ製救急ケース 15.95  トラベル時計 24.95
折り畳み式はえ叩き 14.95 折り畳み式傘 15.95
携帯式靴磨き 7.95 爪切などのセット 39.95
折り畳み式ハンガー 9.95 Rimowaロゴ入り時計 89.50
名札  (黒)  7.50  名札 (グレイ)  7.50
クラシックトラベルスティッカー 10.-

正直、これは欲しいというものはありませんでしたが...。 クラシックなスティッカーとグレイの名札は珍しいかなとも。

   ポリカーボネイト製のRimowaとシルバーのモノ。もちろん、取手にPorscheのロゴが入っています。或いは、鍵の部分にも。 ケースの中をあらためることはできませんでしたが、おそらく他とは違うカラーか何かになっていると思います。 Lufthansa仕様は世間で流通するようになりましたが、こちらはそれほどではありません。 一つぐらい買っておけばよかった?
IAA 2005 (フランクフルトモーターショー 2005)のPorscheブースを訪問したときに、これらのRimowaを見つけました。もちろん、会場で販売されているわけで、他の普通のRimowaと大差ない価格でした。
  このモデルを購入したのは、04年06月頃。 ほぼ1年と3ヶ月。 総フライト回数は、68フライトでの致命傷です。 68フライトということは、都合136回、飛行機に載せられたり、降ろされたりしたわけです。 でも、ポリカーボネート素材の十分な強度と、4輪の使い勝手の良さなど、十分に実用的なスーツケースです。 ただ、使用環境が劣悪なのかもしれませんが。
  こういう経験から、強度では、モノポリカーボネイト製のRimowaで、使い勝手は、4輪式がベスト。 それにその販売価格。 有事の場合にあきらめがつきやすい。 今後のスーツケース選択の指標とします。 さて、この致命傷を負ったRimowaですが、使えなくもありません。とりあえず、何か(ガムテープ?)で穴をふさいで、いけるところまで使うということに決めました。  
Rimowa逝く... '05年12月
 
その後も使い続け、亀裂はフライト毎に広がっていく様子。 特に中に一杯モノを詰めると亀裂が入った部分が押し出されるという感じ。 写真は、87回目のフライト(1年6ヶ月)を終わえた時のモノ。 結局、帰国まで使い続けてしまいました。  これで、Rimowa Bolleroは現役としての生涯を終える事になります。 それでも、何かの場合(片道だけ備品を運んだりする)の為に大事に保管しておきたいと思います。なかなか捨てられないのです。今回も現地で処分してもらおうと思ったのですが、やはり持って帰ってしまいました。 とりあえず、ご苦労さまでした!
番外
 
事実上の引退後も、免責条件で家人・隣人・知人の国内外の旅行に使われ延命していました。そして、'06年12月に本当に業者の元に引き取られました。 お疲れ様でした。
 で、10代目となったのは、Multiwheel(R) AirLight XLというタイプ。 もちろんLufthansa仕様なので、SALSAというネーミングは使われていない。それに、前回よりは一つ大きいタイプとした。 
 今回最も優先したのは、シンプルなモデルにすること。 Boleroはなるほど4輪で活躍してくれたが、合わせ素材である、前面のファスナー部から壊れてしまった。よって、シンプルなモノコックモデルにする事が一つ。また、4輪でのサイズの限界を知りたく、少し大きいモデルとした。色は、黒が希望だったのだが、残念ながらシルバーとレッドしかなく、したたなくシルバーになった。数字上は、それぞれ、65mm、45mm、0.5mm、10代目が大きい。
ロックのシステムが大きく変更されている。 ジッパーの取手を縦に固定するタイプである。 何か頼りない感じもするのだが、今はこれが主流の様なので、これの方が強いのか、或いは、片手でジッパーの取手を押し込めばセット完了となる使い勝手優先か?
 

一応、TumiとのコラボもOK。 上に載せて固定可能。
  一応、これが理想だと考えて導入した10代目Rimowa。 すでに、6フライトをこなしたが、擦り傷や汚れは仕方ないとして、気になったこととしては、このサイズだと25kgはゆうに入る。ボレロは、25kgまで。加えて、重くなり、ハンドルの位置も高くなっており、微妙に慣れないのか、以前おBoleroほどさっさと扱えない。 慣れてくればなんとかなるのか?
  最もこのポリカーボネイトシリーズの弱点は、メタル製ほどのプレミア性がないところではないでしょうか。 やはり、インテグラルやオパールなどのモデルには見た目勝てません。 でも、それを言ってられるのも年間20フライトまでで、これを超えだすと、そんな事を言ってられなくなります。経験上...。 でも、もしLufthansa仕様で4輪のメタル製の9代目と同じサイズのRimowaがあればそれはそれで購入したと思います。 或いは、そのサイズのゼロハリバートンも魅力です。

 さて、今後もレポートしていくが、9代目を超える事ができるのかどうか?
       (2005年12月記)
もちろん、Lufthansa仕様である事の証明である、LHのロゴマーク。それに、内装もブラック基調であり、Lufthansa Alu collection made by RIMOWAのロゴが。
サイド(トロリー使用時)の取手が収まる場所ができていた。これで、取手に関する事故は少なくなるのでは?
 車輪のリム部分がアルミになり軽量化されている。よって、移動時のノイズの低減と、よりスムーズな動きになったとの事。
 11代目 Rimowa導入

 管理人が久々に導入したアルミのRimowa Topasである。サイズは、ほぼ9代目のBOLEROと同サイズ。もちろん、4輪式トロリータイプ(今後、Four Silver Ringsにあやかってquattroシステムと呼ぼうか?)。今年の夏頃にLufthansaのWorldShopカタログに掲載され、機会があればとショップで探していたのだが、やっとベルリンのWorldShopで見つける。Lufthansa仕様なので、数に限りがあり、或いは、そのまま廃盤になってしまうケースもあるので躊躇なく。特に、My Rimowa collectionで、空白になっているサイズであるし...。

 ほぼ3年前にシルバーのボードケースを購入して以来、久々の今回の久々のモデルは、ドイツ製としては、珍しく、色々と進化していた。ただ、Made in Germanyには、常に定番的要素を期待するので、あまり頻繁にモデルチェンジが行われるというのは、ちょっと違和感有り。でも、改善されていれば良しとするかとも思う。 
Aluminium Multiwheel
67.5 x 46.5 x 24.5 cm, 5.3kg

Aluminium Multiwheelのフライト記録...

Multi-Wheel Air Light XLのその後... 71回のフライトを終わえて...。
 2005年12月に購入してから、使い続ける事1年と半分。その間のフライト回数は、71回に及ぶ。要するに、142回のせられたリ下ろされたりを繰り返した事になる。 その間、27回目のフライトで1度オーバーホールを経験したが、これは飛行機への乗せ下ろしとは別物と考えた。修理後、44回のフライト無事に終了し、どういう風な風貌になっているのかここで紹介することとした。もちろん、まだまだ現役である。
ちなみに下記にその71フライトの明細。26回目の終了後に一度修理を経験しているのは一度報告した通り。
ジッパーの部分は、思った以上に頑丈にできている。相当中に詰め込んでもなんとか閉めることができる...があまり無理はしない方が良さそうだ。一度、無理に詰め込み、そのせいでジッパーの部分の一部を曲げてしまった。下記写真中欧中央当たり。だが、それで、その部分からチャックの固定が甘くなりという事はなく、しっかりと閉じる事ができる。これは十分評価できる。でも扱いは丁寧に。
 ハンドルやロックの部分はそれなりのやつれは見えるものの、機能的には全く問題がない。これもおそらく、筐体が柔らかいので、直接何かと接触しても中に動き、破損を防いでいると思われる。
 次に4つの車輪。 それなりの摩耗と汚れはあるものの、全く壊れないのがこれら。また、特に油なんかをやっているわけではないのに軽くスムーズに回る車輪。おそらく、スーツケース自体が変形するので、投げられて車輪から着地するような事があってもショックアブソーバーの様に負荷を逃がすような働きをしているのではないかと思われる。はじめは車輪が心配だったが、SALSA系の車輪は全く問題がないといっていいのでは? だいたいこのサイズで、常時、25kgから30kgの物を入れている。
Rimowa Airlight の2度目の修理
 84回目のフライトだと思う。とうとうポリカーボネートの筐体に亀裂が入ってしまった。もちろん、早速航空会社にクレームし、修理待ち。
 購入してから丁度2年。25kg程度の重量でRimowaを使って来た。また、気持ち車輪保護になるだろうかと、必ず重い物は上に入れ、トップヘビーとなるパッキングを心がけてきた。それが機能していたかどうかはわからないが、車輪のトラブルは皆無だった。
 但し、右側の表の太字で示すフライトでは、重量が36kg程度になり、そして、今回のトラブルとなる。ただ、35kg程度のパッキングをしたのは今回だけでもないので、たまたまだろう。そういえば、前回の9代目Rimowa Boleroも87回目の出張で逝ってしまった...。でも、天下のポリカが割れるとは予想していなかった。気温?で、ポリカも硬化していた? どちらにしても割れたものは仕方がない。逆に、よくここまで耐えてくれた。しかし、こういう成形もので一部が割れた場合の修理はどうするのだろうか? 逆に、楽しみでもある。
そして、横のハンドルにもトラブルが発生しているのを発見。完全に外れてしまっている。航空会社へのクレーム中には気がつかずに.、というよりは、少しはつながっていたのだが、帰宅してからこのハンドルを持って初めてアレッと気がついた。加えてもう一つ、鍵のロックが甘くなっているのを発見。ロックはかかることかかるのだが、何かの拍子でカツッと外れる。これは、見た目では解らないのでクレーム外だし、これは、使用による劣化みたいなものだろう。航空会社へのクレームすべきことではなさそう。 しかし、これだけダメージのあるRimowaを、修理後も使い続ける事ができるのか??? 
  車輪のカバーが外れた。ただ、車輪の機能には問題ないので修理はしないことにした。
  100フライト以上も使えたら何も文句はないので...。

ほとんどが国内線なので、17回のフライトを終了してもRimowaはとにかくきれい...。

 回数  フライトNo.  区間
 1 LH187 Berlin(TXL) - Frankfurt
 2 JL408 Frankfurt - Narita
 3 JL1309 Haneda - Kansai
 4 JL5137* Kansai - Ho Chi Min
 5 JL5138* Ho Chi Min - Kansai
 6 JL172 Kansai - Haneda
 7 JL183 Haneda - Kansai
 8  JL172  Kansai - Haneda
 9  JL177  Haneda - Kansai
10 JL172 Kansai - Haneda
11 JL125 Haneda - Itami
12 JL114 Itami - Haneda
13 JL125 Haneda - Itami
14  JL112  Itami - Haneda
15 JL125 Haneda - Itami
16 JL114 Itami - Haneda
17 JL119 Haneda - Itami
18 JL114 ITM - HND
19 JL125 HND-ITM
20 JL116 ITM-HND
21 JL115 HND-ITM
22 EK317 KIX-DXB
23 EK073 DXB-CDG
24 LH1029 CDG-FRA
 スーツケース中身は、Lufthansa仕様なので、黒字に飛行機の模様が入っている。 9代目と違うところは、@ハンガーフックが無い、Aディバイザーを固定するホックがなく、ただ置くだけ、BXに固定するベルトは付いているが、縦方向のベルトはない。 車輪とハンドルの突起以外、不自然な突起がないので収納しやすい。 また、同柄のシューズバッグ、ランドリーバッグ、シャツバッグが付属。
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