　　そろそろ梅雨入りの声も聞こえる時期となりました。例年、この頃、サイト主宅の恒例となっているのは、ドライブをかねた、ホタルと温泉を楽しむツアーです。ただ、６月は仕事の関係で行けそうにありません。少し早いのですが、前倒して、５月末に行くことにしました。少しまだ、朝夕はひんやりする感もありますが、大丈夫でしょうか。　まぁ、だめでも温泉があるかってことで行くことに決めました。　ドライブもしたいし。

　　今は、一時期は、ホタルは絶滅したかの様な噂もありましたが、今は、いくつかのホタルを見ることができるポイントがあります。適度なドライブを楽しみ、且つ、温泉を楽しみ、且つ、ホタル楽しめると付加価値までついている場所も結構存在します。　サイト主でも２カ所知ってますが、その内の１つに行ってきました。

二の丸温泉　　和歌山県有田郡湯浅町山田

場所は、
　　　　大阪方面からだと国道４２号線をひたすら南下し、和歌山県有田郡湯浅町まで。湯浅町に入り、左手の丘に湯浅城が見え始めたら、まず、「耐久高校→」という看板の交差点を左（少し狭い道に）に。或いは、その次の、「青木」とかかれた交差点を左に曲がります。それから、道なりに、たまにある、「二の丸温泉」という看板を目標にひたすら進めば到着です。　また、有料道路使用時は、海南湯浅道路　湯浅ICで降りて、料金所をすぎて右折します。それで、国道４２号線から入った道と合流します。
　　　　白浜方面からですと、国道４２号線の場合には、前述の「青木」交差点。海南湯浅道路では、湯浅ICでおりてください。

　　　午後７：００くらいに現地に着きましたが、既に、二の丸温泉の駐車場は満車。周辺の道路の路肩もずらっと（他府県ナンバー車多数）自動車で埋まっていました。　路上駐車も、山の中ゆえに黙認されており、二の丸温泉がある方の側（進入時では、右側）の空いている路肩に駐車しても良い様子。ただし、後になる程遠くはなりますが...。　

　　　温泉は、露天もあり、入湯料は、大人\520、子供\260だったと思います...。岩風呂（露天）、檜風呂などのバリエーションが楽しめます。　ただし、はっきり言って混んでます。中途半端な時間や食事の時間帯は少しはましな様ですが...。　

　　　ここから、ホタル見物です。　二の丸温泉の建物を出て左に（下る）いくと、ミネラルウォーターの汲み場があり、そのほぼ向かいにきつい坂があり、そこを上ってしまった先が、ホタル鑑賞の場所です。　夜は、灯籠が回っています。それに、スピーカーで蛙の鳴き声が...。　この場所は、地元の教育委員会が管理しており、常に何人かの担当者がおり、質問にも答えてくれます。逆に、目にあまる行為を行うと注意されますので、①ホタルにライトを直接当てない、②ホタルが舞っている場所でのライト使用は遠慮する、③大声で話をしない、④ホタルを捕獲しない等々。　一般的な範囲で守りましょう。　毎年、ホタルが出没するように相当な努力をされている様です。

　　　さて、主役のホタルの方ですが...。いましたいました。２０－３０匹は。お尻に明かりをつけてフラフラと舞っています。　昨年見た程の量は、さすがにいませんでしたが、十分堪能しました。　管理者の話だと、今年は発生が例年より早いとの事。蒸せるような天気が良く舞っているとの事です。そういえば、今夜も、雨が近いのか急に蒸せはじめました。　それに、子供たちはホタルにさわらせてもらった様です。もちろん、その後に茂みにそっと離してやったそうです。　

　　温泉とホタルを堪能し、今年も納得。　このレポート中に一枚も写真がない！とおしかりを受けるかもしれませんが、ホタルに向けてフラッシュを使うなんてもっての他でしょうし、それに写らないでしょうから。　今回はご勘弁を。