比叡山ドライブウェイへ
  家族とともに久々のドライブへ。行き先は比叡山。 ターゲットは比叡山延暦寺というような高尚なものではなく、450m2(約20m強四方で、136坪)の広さをネットで囲み、かぶと虫を放し飼いにした、「かぶと虫の家」なるものがあるとの情報。 最近、サイト主のような田舎でも、なかなかカブトムシ、クワガタムシなんていないので...。また、夏休みゆえに子供たちにも色々とネタを提供しないと...。ということでこのドライブを企画。

  ところが、週半ばから台風10号の接近が伝えられ、それも、西に進むという変な台風。それが、またゆっくりしか進まない。 一応、ファミリー的には、警報が出てればやめようという事にしていたが、結局、警報も出ずにドライブに行くことにしました。 でも、前の、黒部信州ビーナスラインとも、どうも高所に行く場合にはいつも雨。今回も例に漏れず...。或いは、日頃の行いが悪いのか。

  約2時間の道中は、それほど大きな雨もなく、名神高速の京都東ICを経由して比叡山ドライブウェイへ。しかし、このころから雨が降ったりやんだり。風はそれほど強くはなかったのが幸いで。しかし、ほとんど自動車が走っていない...。やはり、こんな天気で来るのは無謀?
  そうこうする内に、「夢見が丘」に到着。 駐車場は空っぽという訳でもなく、数台のみが。 なんかモヤのかかった入り口の写真であります。
  こんな天気なので、かぶと虫の家は休業...。ショック!! 加えて、ザリガニ釣りも、また、アトラクション系も休業。何をすればいいのだろう。
かぶと虫やクワガタ虫の販売は行っていました。
ところがここで、今日、かぶと虫の標本の作り方の講習会があるという、サイト主の2人の息子も急きょ飛び入り受講(一人\300でした)。
  今日は、雨の為に、講習は、左の写真の「森のなかまたち館」にて開催。受講生は、3パーティ、4人でした。終了間際にもう一組参加。
  これが、その講習風景です。
この建物には、世界のカブトムシとクワガタムシの標本の展示と、ヘラクレスやコーカサスなるデカすぎて不気味な生きたカブトムシの飼育もしている様子。しかし、でかい。
これは、カブトムシの家の前。森のなかまたち館の向かいにある、「クワガタムシの家」の中の様子です。ここでも、クワガタムシが飼われています。
最後にこれが、その標本作製講習会の作品です。カブトムシの雄と雌の1ペアの標本ができあがりました。 元々死んだカブトムシを選び、それを標本用に形作りを行います。そのままだと足などは堅くなっているので、ぬるま湯に軽くつけてムシの形を整えます(これが難しい。足を折ってしまう...)。そして、各ポイントポイントとなる部分に写真のように、発砲スチロールの板の上で、マチ針で固定し、乾燥させるのだそうです。適当な大きさのタッパーのケースにいれ、乾燥剤と防虫剤を入れて一ヶ月くらい乾燥させ、そして、形が固まったら、あらためてきれいな箱などにいれて針で固定し、ディスプレイするという事なのです。
そして、この乾燥作業に、どうしても一ヶ月必要な為に、まさに今日、7月31日が夏休み工作としてのリミットとなってしまうので、本日が最後のチャンスとの事でした。たとえ台風でも...!  納得。
  左の写真は、クワガタムシの死体であります。 左の大きなものは、輸入ものの大型のクワガタムシ(名前を忘れました。子供はきっと覚えてます)、右はオオクワガタなのであります。 これを是非、標本にということでもらい受けました...。 通常ならもらえなかったと思いますが、台風だったので。
  子供たちには申し訳ないが、こちらの方が価値があるかも?!
  結局、気が付いたら2時間も経っていた状態。講習終了後、天候があまりにも悪くなり、比叡山山頂をあきらめ、下山。このとき、大雨で、なおかつモヤで視界も最低。 さすが山の天気はなめたらアカン。 で、次に向かったのは、滋賀県立琵琶湖博物館。 折角なので、琵琶湖大橋を経由して、行くことに。 しかし、急にハンガーノック現象が....。 急遽、琵琶湖大橋手前の「道の駅」で補給し、仕切直して、次の場所へ。
  左の写真は、道の駅から撮った琵琶湖大橋。また、右の写真は、琵琶湖大橋の半ば過ぎに自動車から撮った写真です。  
  雨はやまず。でも、視界は比叡山に比べれば遙かに良好。
  これが、琵琶湖博物館。 思っていたより規模が大きく、また、訪問者も多い。琵琶湖にまつわるすべてがここにあるという感じか。 過去から現在に至るすべてがあるというか。でも、結果的には、小学生には、ちょっと難しかったかなという感じ。 一部展示品にふれるというコーナーがあり、それは、おもしろそうでした。特に、ザリガニにさわれたり...。
まず、入場して最初に驚くのが、このゾウさん。 おなかの下を通れる様になってますが。
これは、この博物館唯一並んで待たないと乗れないアトラクションではなく、体験型実験。地球の自転を体験するという、「コリオリの力」体験です。
   これは、水族展示室にある、水槽の通り抜けトンネルです。この右側に丸い窓があり、そこから、お互いに、このトンネル内とを見ることが出来るようになってます。 おもしろいところです。   
   
   記念撮影にははずせない場所ではないかと。
  ここでも、結局、2時間ぐらいを費やし(実際には、これだけでは足らないと思うが)。帰途につく。 ほぼ大きな混雑もなく、無事に帰宅。 最終的に、往復、350km程度のドライブでした。 残念ながら天気には恵まれませんでしたが、今回は、屋内がメインだった為に、それほど後悔もせず、逆に思った以上の収穫があった、珍しくアカデミックなドライブでした。

以上 
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