航 空 神 社 巡 り
最近、宗教に目覚めたというのではなく、これはほんの偶然に見つけてしまった事が始まりでした。
'04年の7月にいつもの様に羽田空港を利用しました。今まで何度となく利用している空港です。空港での行動は、ほぼパターン化されており、空港到着から、チェックイン。但し、航空会社再編成と何か新しい機内クラスが誕生したということで少し段取りがいつもと違いましたけど...。それといつもの
お土産の買い物の為に1階へ。
たまたまエスカレーターで降りたところ目にとまったのが、
航空神社の案内。 へぇ、航空神社って何?とそのサインの案内する方向へ。
そして、奥の方に入ると、左の写真の様な航空神社が存在したわけであります。 はっきり言ってびっくり。 全く知りませんでした、こういうのがとは。
で、左側の看板には、
羽田航空神社由緒
ここ東京国際空港は昭和6年東京飛行場と
して発足以来紆余曲折を経て今日我国空の
表玄関として運輸交通の発展のため重要な
使命を果たしております
予てより我国航空界に携る人々の間において
航空に最も縁の深いこの羽田の地に航空界
発展の礎となられた諸々の御霊をお祀りし
今後の航空界の躍進と航空安全輸送の
御加護を祈念したいとの機運がありこの
度東京国際空港ターミナルビル増改築
工事を機縁として空港全域を見守るに
最も相応しいこの場所を神域と定め昭和
三十八年七月十一日財団法人日本航空協会
の航空神社より御分霊を勧請し奉斎
申し上げて羽田航空神社を建立致した次
第であります
なお毎年五月二十日を例大祭日と定め
祭事を執り行います
敬白
書かれている内容は、右を参照下さい。
というわけで、それはそれでOKですが、好奇心旺盛なサイト主としては、羽田空港に航空神社があるのならば、当然、他の空港にもあるはずと思ったわけであります。 関西空港絡みで調べるとありましたありました。泉南航空神社(磐船神社)というのが。早速、週末に取題に向かいました。 さすがに空港内では有りませんでしたが。
もちろん、日頃飛行機にお世話になっている身。二礼、二拍し、お供え(ポケットにあったFrisk)とお賽銭を。安全を祈願いたしました。 でも、この場所、結構空港関係者?の人通りが多くなんか違和感がありましたが。
Where?
まずどこにあるかですが、関西空港内ではありません。 強引に表現すれば関西空港対岸を南北に伸びる国道26号線沿い、厳密に言えば国道26号線の上瓦屋交差点で交わる国道170号線沿い(大阪外環状線)にあります。 JR阪和線の熊取駅と南海本線井原里駅の間くらいでしょうか。
サイト主の失敗談ですが、1回目は、外環を走ったものの、看板が小さすぎて見逃した。2回目は、国道26号線のバイパスを走ってしまい、上瓦屋交差点を見逃す。3回目で、到着しました...。
国道26号線の上瓦屋交差点を右折或いは左折で、JR熊取駅方面(東行き)の国道170号線(外環)に入ります。そして左手にガソリンスタンドがあり、そのガソリンスタンドの柱に、「泉州磐船神社と航空神社」の看板があります。すぐにそこを左折し入ります。そこには、送電線の鉄塔と消防車があれば正しい場所です。 左折してすぐにまた、航空神社参道のサインがありますのでそれを見ながら右に行けば駐車場(この駐車場が航空神社のものかどうかは確認してません)があり、同時に鳥居が見えます。 到着です。
さすがに航空神社を謳うだけの事はあります。なんと、鳥居にプロペラが...。
航空神社の文字があります。でも、正式名称は、泉州磐船神社というらしいです。
由緒としては、関西国際空港建設を契機として昭和58年12月10日に新しく設立された神社で、大空の守り、航空の安全、航空日本の樹立を目的とし、所謂、関西空港の守護神社を謳っています。
境内には、実物のヘリコプターが置かれてます...??? びっくりしました。
建物の左側に、航空資料館なるものがあります。いろいろと展示されている様子です。残念ながら時間がなく、サイト主は見ませんでしたが...。
以上、羽田空港と関西空港の航空神社の紹介でした。これら以外にも色々とあるとは思いますが、最も身近なところでの紹介です。 もちろん、それぞれの神社で、海外ロード中の安全を祈願したのは言うまでもありません。 普通なら、祈願後にお守りをという事になりますが..。泉州航空神社のは、関西空港でも販売されている様ですが。