ティーバッティング用ネット
  さて、4月に入り、野球もシーズンイン。 限りなく2軍に近い愚息のバッティングを見るに、その貧打ぶりを見かね、以前より導入を考えていた打撃練習用ネットをとうとう購入してしまいました。 色々と見て回ったのですが、本格的なモノだと使わない時の置き場所に困ることもあり、比較的手頃なものを購入することとしました。 それに使いようによっては自分も使える...。 下記2点...。
  
  
 ティースタンド 
インスタントスクリーン  
  JUGS社 設置時 248cm(W) x 217cm(H) / 収納時 91cm径 とある。 ほぼその通りのサイズ。 特に収納時のサイズがうれしい。 ショップに行き、試打させてもらい、使えそうと思ったので購入したが、いざ購入という段になると、サイト主の自動車の荷台に入るか心配なってしまった。 パッキングサイズで 96 x 96 x 7cm。 トノカバーはしめられないが、斜めに入れれば、後席シートも倒さずに入ったが、後続車から丸見えでした。
  単にボールを置くための台といえばそれまでだが、高さを変えられるという長所がある。 もっと高価なバージョンは、ティーの位置をホームベース上の台座で内、外角にセット可能になる。 ただ、実際のバッティングはホームベース上で打つ訳ではないので、台座はホームベースの形をしていなくても良いんじゃないかとも思うが...。
  そのうちにカットしてやろうと思っている。
  ちなみに梱包サイズは、46.5x46.5x8cm。
 
 設置の方法だが、キャリングバッグより取り出すと、ゴム製の黒色の十字のベルトが掛けられており、それをはずして、ポィっと投げれば、写真右端の様に自力で広がるという楽さ。 それをベルトで調整しながら自立させて、前後それぞれ2カ所を地面にT字ボルトで固定すれば完了である。 設置はことのほか楽であった。 
 また、ボルトを打たずとも自立はする。 また、ティースタンドで押さえるという方法も試したが、このスクリーンが倒れるということはなさそう。(風があれば別) ただし、バッティングを開始すると、その打球で後方にずれだした。やはり、固定した方がよさそう。
 使 用 感
  十分に実用に耐える。 また、バッティングのティーネットとしてだけでなく、ピッチングネットにも使用可能。 写真の赤い枠がストライクゾーンである。 また、簡易のネットの割には十分なネットの長さが確保されており、打球や投球後にボールがきちんとネットに絡まって落ちている。 これには感激した。 要するに打球がネットで跳ね返って戻ってくるということはない。 これは値段の割に立派と感じた。 但し、スクリーンを固定せずに使っていると打球が当たるたびに位置が下がり、後ろの塀に近づいて、その塀に当たって跳ね返ってくるという事は発生した。あとは、このシステム自体の寿命というか、ネットの強さというか。 これは今後の報告で。
  但し、ティースタンドは、たまに高さが安定しなかったりと...。 こんなもんかという感じ。 
  
  ソフトボールや硬式のボールでも打ってみたが十分実用になりそう。 自称、プロ並み?のサイト主の打球も十分止めてくれていたが、スクリーン自体の固定は必須。

  小学生だけに使用させるのは無理。 また、ヘルメットやキャッチャーマスクなどの防具もTPOに応じて使用させた方が良さそう。

   しかし、根本的な問題は、ボールをどうするか。 最低1ダースくらいは続けて打てないと意味がないし..。 徐々にボールを増やしていきますが、ボールの規格が変わるという事なので、古い規格ボールが安く出回らないか?

  片付け方の方は、さすがにワンアクションというわけには、いわゆる4アクションとでもいえるか..。  手順としては、@ネット全体を後ろに倒し、A2つに折り、B左右を重ねて、Cゴムバンドで留める。 十分簡単である。 また、カラー写真での説明書に加え、3分間の説明ビデオも入っている。ビデオを見る方がわかりやすいと思う。
*ティーバッティングって?
  野球の打法の練習としては非常に一般的に行われている方法。
   打者がネットの前に立ち、ネットに当たるようにボールを打つ練習方法。 通常は、2人1組で、一人が打者としてボールを打ち、もう一人が、ボールを打者に軽く投げ上げる。 打撃フォームはもちろん、ボールを叩く、打つ感覚を訓練する。


ティーバッティング用ボールの試作
  色々とバッティング練習の用意はしているものの、安全上、子供らだけでの使用にはやはり問題がある。 それに、弟の方に至っては、ティー練習をおこなってもネットに当たるかどうかもわからないという事に気づいた。 これは、いけないと言うことで色々と考えていたが、週末の練習、試合に追われて何もやってやれなかった。 その間も、数打席のバッティングのチャンスを得た弟も空振りばかり。しかし、素振りなんかおもしろくないとやらないし...。 そこで、雨で時間ができたチャンスをいかし、ティー用のボールに一工夫、手を加える事に。
 ティー用のスタンドは既にあるので、それを利用。 ボールがはるか彼方に飛んで行かないようにヒモをつける。全く原始的な手法であるが、シンプルなだけにメンテも簡単で、小学校低学年用(野球初心者)としては、結構実用にもなるのでは? ボールを見て打つという簡単な事を身につけてもらいたいだけなのだが...。 また、よく似た商品が売られているのもあり、自身を持って試作した。
  割と古い軟式ボールを材料に、電動ドリルで右から左に貫通した穴を開けるだけ。 それにナイロン系の全天候型の強いロープを通して、写真の様に結ぶだけ。 もちろん、強く頑丈に、また、結んだ後は瞬間接着剤で固定。 そして、このロープの長さは、約5mくらい。 そのロープの端をティースタンドの固定する。 長さは、様子を見ながらほぼ2m程度まで短くして固定した。
 そして、出来上がったのが左の写真のティースタンド。 ボールをのせて打つだけ。 そして、またのせるを繰り返せばいいだけ。 何も難しい要求はせずに、構えてボールをよく見て打つだけ。
 3m程度の長さをキープしておけば、その打球がいいのかわるいのかの区別はつく様だ。 是非、このティースタンドで、4番バッターを目指してもらいたい。
ティーバッティング用紙玉
 やはり、それなりの数量のボールを打つとなると、実球だと、色々と弊害が出てくる。庭のモノの破壊やご近所さんちに飛んで行ってしまったりと...。
 それで、危険のない新聞紙とガムテープで紙玉を製作した。ほぼ100球近く。これで、そこそこの練習にはなるだろう。


               2006年8月記
シャトルコック
バトミントン用のシャトルコックである。もちろん、本物は鳥の羽なんかを使っているので高価だが、写真のものは、100円ショップで購入したものである。これをティーバッティング用に導入してみた。
 対象が小さいので、ミートの精度アップ。それに、風などで微妙に軌跡が変化する事があり、より集中しないとバットに当たらない。それに、それほど遥か彼方まで飛ぶことはないので、打者とティーの上げ手の距離を離す事ができ、且つ、より、打者の正面から投げる事も可能。当分続けて見る。
竹製バット導入...
  冬の打撃練習用に竹製のバットを導入してみた。 竹製のバットで打撃練習を行う事自体は、何も新しい事ではなく、サイト主の現役時代の冬の練習の定番みたいなものである。 そして、硬式野球に関わっている友人から、古くなった硬式のボールをティー練習用に数十個譲ってもらった。
  竹製のバットで打った経験がある方々ならわかると思うが、芯を外した時の手のシビレ方は普通ではない...。それを利用して、ボールを芯で確実にとらえる事をマスターしてもらおうというのがねらいである。芯を外せば身体にペナルティーが与えられるということでもある。 さて、バット自体のスペックは、長さ84センチ、重さ910グラム。少年用(学童用ではない)の素振り用バットとしても手頃である。
  竹製のバットであるが、竹そのもので作られているわけでなく、下の2枚の写真の様に、竹材を合わせて作られている。もちろん、何球か、硬式ボールを試打してみたが、その感触たるや、やはり王道である。しかし、硬式ボールを使っているので、その破壊力たるや、庭内のガーデニング用品を破壊するには十分な様だ...。即刻、愚息らだけでの使用は禁止することにする。
  今回、竹製バットを探して大手のスポーツ店を数カ所回ったが、なかなか思うのに出会えず、最後にこのバットに落ち着いた。実際のところは、実打可能な、1,000グラム程度の竹製のマスコットバットが欲しかったのだが...。もちろん、サイト主用に。

                  
                        2006年12月記
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