写真無し...。
とりあえず、左の様にして使用していた。修理も可能だったと思うが行わず。 もともと、PCなどの重い物を持つことを想定していないと勝手に決めて別のを探し始める。 
 というか、革の質感がいまいち。それこそランドセルという感じですか。
左の写真の様に、重さとフリクションで留め具とストラップが両方とも分離してしまった。
  '98年にアイグナー製では、今後の重量増に対応しかねると思い、ウィーンの空港でオッファーマン社製のバッグを購入。価格的に5万円程度だったゆえ、革自体の質感はよくなかったが、機能的に作られていた。3年間はフルに使用。ただし、PC、デジカメ等の重量と小生の扱いの悪さから各部にガタがきはじめ、最終的にストラップ部の金具が壊れた。
右の写真が改造した取っ手。革を買ってきて縫ったり貼ったりで作って見ました。
  PCを持ち運ぶ様になりアタッシュはどんどん重くなるばかり。体力に自身のある小生でも、やはり、肩にかけられるタイプが欲しくなる。色々と物色しているところで、たまたま、'97年にミラノのアイグナーショップにあった黒のアタッシュを購入。ねらいははずしていなかったと思うが、PCの重さにはなかなか絶えられなかった。やはり、この時期のドイツ製を含む欧州製には、PCを入れるなんてコンセプトは無かったのかも。しかし、せっかく購入したゆえ、取っ手を自分で改造し延命処置を行ったが...。すぐに、家内に譲る。
  ゼロ・ハリバートンのアタッシュを香港で購入。革製もすばらしいが、ハイテク感漂うメタル系も欲しいという簡単な理由で。ただし、とにかく重い。しかし、待ち合わせの時の仮のイスになるほど頑丈でしたが、2,3年保有後に同僚に転売。
  海外出張にも慣れ、何が必要かという事がわかってきた頃の'87年に、帰国途中にトランジットで寄ったミュンヘンで購入。ゴールドファイル社製の高級アタッシュ。20代の若造にはもったいない価格でした。さすがのドイツ製、期待通りの長持ち。今まで、日本で2度ほど平行輸入にもかかわらず修理してもらいましたが、ショップの対応もよかったと記憶しています。(大阪、東京のゴールドファイル店で1度づつの修理) これの購入以降、外部にすぐ開けられるポケットような物がついたタイプを必ず選ぶ様になりました。ちょっとしたものを入れるのが非常に便利で、かつ、持ったままでの取り出しも可能。それに使えば使うほどに味がでてきます。これこそドイツ製の典型でしょうか。

  '85年にはじめての海外出張で寄ったパリのシャルル・ド・ゴール空港で購入した、極々普通の黒のアタッシュです。当時、一緒に同行してくれた大商社の営業マンの一言、「海外出張は、やっぱり黒のアタッシュでしょう」という言葉で衝動買いしました。それまでは、なんと、L.LBeanのDayPackを使用。各国の大商社の事務所で浮いてました。当たり前...?! でも、便利でしたけど。さて、このタイプのアタッシュの致命的欠陥は、開ける場合にどこかに置かないいけない事。膝の上に置いたり等々。ちょっとした物が入れられない。ということで今は工具箱としての余生を送っています。

   PCを入れる事を前提とした頑丈なものというコンセプトで鞄を探していたところ、さすがに、'01年ともなるとそういう物がちらほらと見られるようになった。オッファーマン、ゴールドファイルの欧州物をメインに色々とサーチしたが、何か足らない。そのころ、TUMIというアメリカのメーカーのキャリーオンを使っており、それが非常に頑丈で、かつ、アメリカのメーカーという事もあって、PC収納には先んじているところがあった。たまたま、訪れたベルリンのKaDeWeという百貨店で実際に手にとって見ることができ、結局衝動買い。PCに対しては非常によく考えられており、また、破損を防止するためのクッションも入っている。ショルダーストラップも頑丈に出来ており、納得している製品である。  

   問題をあげるとすると、ナパレザー製ゆえ単体で重いのと、ナパレザーゆえにたるんでくるというか。 左、下のそれぞれの写真が示す様に、取っ手の部分を持った時にフラップ部と本体の間に隙間ができてきます。おそらく、レザーに伸びがでてきたのではないかと推測できます。
また、PCを入れて粗野に扱っても壊れなかったゴールドファイルの頑丈さに今となって脱帽...。
ハンドラゲッジ類
この場合には、取っ手を持った時にフラップ部が上に上がってしまい、横から見ると何もかもが上に引きつっているように見えてちょっと不格好...。ちょっとそれが残念ですが。
 PCを入れる箇所には、底、左右にクッションがり、破損防止になっている。また、愛用のThinkPad240Zのサイズでは、隙間に、WorkPadとCanon PowerShot S40を入れる事も可。その他には、書類入れの部分とオーガナイザーと呼ぶ小物入れも気が付かない所にも有るぐらい充実している。要するに何でも入れられる。ただし、重量を無視出来ればの話だが。機能的には何の不満も無い。つい入れすぎてしまい、バッグがのびてしまったのではという気がしないでもないが...。
 そして、フラップタイプを選んだ理由は、見た目。どうも他のTUMIのバッグでは、たとえ、織田祐二が「踊る大捜査線」で持っていたとはいえ、所詮、親父バッグにしか見えない。それで、少しでも若く見える様にと選んだのだが....。結構、本人はいけてると信じている....。

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  うーん...。またやってしまいました。衝動買い。仕事で訪れたドイツのデュッセルドルフで...。ここに入る前のミラノ滞在中は、コントロール出来ていたのですが...。
  現在使っているマルベリーのバックがくたびれてきたので、色々と物色していたのは事実で、TUMIは実用上は全く問題もなく、ナパレザーの黒も良いのですが、どうも無機質な感じが...。それで、このゴールドファイル社のオックスフォードというまぁ定番みたいなバッグに心を奪われた訳で...。なんか、この色はホッとさせるような何かを感じました。それだけでは購入しなかったのですが、PCに対応しているのです。


42 x 33 x 15 cm 実測値で、2.0kg、PCインサート無しで1.8kg

斜め前からみたところ
リヤには、もちろんポケット付きです。
  ← 内部のポケットは、写真上からPC室、ドキュメント部屋、オーガナイザーポケットという3室です。取り外し可能な携帯電話専用のポケットもついています。

 PCを入れるインナーというのを装備しています。もちろん取り外しが可能です。 →
  あえて、気に入らないところといえば、内装が布製ゆえにその強度はどうなのかという事と、ショルダーのフックがあまり頑丈そうではないのであまり重い重量には耐えられないのではということでしょうか。無茶をする海外出張には向かないと思いますが、国内出張や日々の通勤にと考えています。
  家庭内稟議がおりていない状態での独断買いゆえに、価格は、1,000ユーロ以上ということで。
何より、ゴールドファイルは、好きです。赤黒い色が有名なのですが、この茶色が趣味で、キーケース、財布、小銭入れ等々この色で揃ってます。
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Tumi...それから5年。 
 もう早いモノで、このTumiを使い続けて5年が過ぎた。 サイト主の元で、5年も過酷な条件下にて酷使され生き残ったのは、このTumiだけではないか? また、生き残っただけでなく、まだ使い続けられる様でもある。 そこで、5年間使い続けたTumiの各部の検証をここで行いたい。その過酷な使用条件とは、常に12kgから15kgのモノを入れて国内外を移動し続けたものである。

 そして、この5年間に一度もドックいりしてはいない。バリスティックナイロン製のTumiは何度か修理の為のドック入り経験はあるのだが、このナパレザーに至っては一度もないのである。

 さて、各写真に説明を加えると、最初から最後まで気になったフラップタイプゆえのレザーの伸び。右側の上の写真を見てもらえばわかるかもしれないが、取手のある部分とコンパートメントとの隙間。これだけの隙間が空いている。 そして、そのフラップ部の両端が、ショルダーのフックの部分とこすれた後。
そして、Tumi...5年後の報告...。
 そして、その他のナパレザーの宿命か? 経年による弛みが各場所に現れている(人間も同じ?)。 特に重量がかかる部分や、モノをやたらと詰め込むポケットの部分に顕著である。 でも、普通の皮革で発生するような擦れ、減りはなく、その辺は評価すべきであろう。
  逆に、すごいのは取手の部分。 主にショルダーで使うと言うこともあるが、何百回となく持ってはいるはずで、それでも何のすり切れもやつれも見えない。 ナパレザー
の擦れに強いというところかもしれない。
地面に直接置いたりはあまりしないが、スミのパイプの部分が擦れているだけでほとんど問題なし。ショルダーのパッドの内側は、ナパレザー製ではなく、布製なのですり切れとやつれが発生している。
当然のごとく、すべての重量をショルダーのフックの2点で支えているわけで、この部分の金具の傷みは写真を見てもらえばわかるでしょう。フックの部分は完全に摩耗しつつある。但し、素材が違うのか、摩耗しているフックと違い、鞄サイドのフックに摩耗は見えない。こすれて塗装がはずれ錆がでている。
 とにかく5年間、一度もドック入りせずに使い続けられたというのがすごい。今までそんな鞄は無かった。十数キロのモノを入れて持ち歩いているのにである。 但し、今までのサイト主のTumiに関する修理は、すべてジッパー関連のみであり、このナパのTumiには、力が掛かるようなところにジッパーは無いのである。だからメンテフリーも当然か?
 そういうわけで、これも現役引退ということはなく、まだまだ使い続けるつもりですが、逆に、5年も使ったのだから、少し違うのをという気もあり...。 ちょっと毛色の違うのを試したくなったわけで....。特に、最近、みんなごろごろところがしてしるのが多く、気になる存在です。そして、悩むこと数分。 是非新しいパターンを体験したい !ちなみに比較の為に空で重量を量ったところ、2.5kgでした。
 
 ここでレポート、新しい体験
Goldpfeil、そして、4年後...
 ほとんど、通勤用の鞄として、4年間使い倒しました。但し、自動車通勤なので、管理人の他の鞄の様な無茶な使い方はされておらず、通常の使用下だったと思います。また、この鞄で出張の類には持出した事はなく、常時には重いモノを入れた事はなかったと思いますが。
特に海外ロード下では、機能重視のブラック系の鞄が多いので、逆に日本滞在時には、茶色で柔らかみのある皮革製を使っていましたが、世の中はナイロン系が主流となり、少し黒も使ってみようかと思いたったのであります。そして、ここで、この4年後の鞄の疲労度の検証を行うべくまとめてみました。特に上の新品時代の写真と比べてもらうとよくわかるかもしれません。
全体的にきれいだと思います。 さすがにGoldpfeil製の皮革です、キズがつきにくく、色はげ、色あせは全くありません。しかも、ステッチの取れた箇所もなく、非常にしっかりした製品ということは良くわかります。加えて、フラップの角の部分もしっかりと形状を保持しており、さすがに、これこそmade in Germanyとでもいうべきでしょう。もちろんハンドルの部分も何の不具合もありません。内装にも破れた様な箇所もありません。また、フラップの部分にも伸び、傷みはありません。良く使う後ろ側にあるポケットの部分の皮革部分にも伸び、傷みはありません。もちろん若干のキズはついてはありますが、表面がソフト仕上げになっているので目立たない様です。
 一転、アラ探しです。
 問題は、下部の皮革のノビでしょうか。前方下部の皮革の部分だけに伸びが発生し、それにより床に置いた場合に前につんのめった状態となり安定しないという事象です。また、変形しているために一定の箇所だけに傷みが発生しています。
  特に重いモノをいれて運んだ記憶もなく、おそらく、バゲッジ全体の重量の負荷がこのロックの部分の一点に常に集中する為に、ロックの部分が上に上がり、その他の部分が下に下がるというのが繰り返された結果だと思われます。皮革の品質自体はスーパーですが、フラップ式のPCキャリアとしては残念ながら及第点は付けられませんでした。但し、デザイン違いで、ダブルのベルトでロックするタイプもあるので、そちらの方がPCキャリアとしては良かったかもしれません。でも、4年前に購入した時の価格は、Tumi #96103と同じくらいかそれ以上の価格だったと記憶してます...。また、さすがにドイツ製のロックにもアソビが出てきており、取り外しが旨くいかない場合もあります。
 一時期は、ドイツからの帰国便には必ず1人は、このブランドの鞄を持った人が乗っていたものですが、最近は、こういう色の鞄を持った人はほとんど見なくなりました。ほとんどがブラックの中で、ブラウンは新鮮かなとも思ったのですが、PCキャリアとしては、残念ながら合格とはいえなかった様です。しかし、これを購入したのは4年前なので、今はもっと完成したPCキャリアがこのブランドから出されているかもしれませんが...。一時期は、ドイツ製革製品の有名ブランドで、且つ、使ってみてその頑強なことで、色々と買い求めたGoldpfeil製の鞄ですが、今のところポストTumiとしては???ですね。 
Tumiは、41x33x17cmで、2.0kg。PCインサート抜きでは、1.7kg。一方、ゴールドファイルは、42x33x15cmで、2.0kg、インサート抜きでは、1.8kg。ほとんど同じ大きさ重さである。皮革の鞄の方が重いと思ったがそうでもない様。また、ゴールドファイルからTumiへ中に入れていたモノを移動させたところ、ゴールドファイルの方がゆとりが有ることがわかった。シンプルな荷室と汎用性の高いポケット類だけという方が使い易い様である。Tumiの色々なアイテムを想定したポケットやカードホルダーはあまりつぶしが利かない。TumiのPCキャリアとしての頑強さは認めるが、専門性を出し過ぎて使いづらい印象を持った。よって、シンプルな鞄としての機能は、ゴールドファイルの方が数段上の様である。
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