ロングドライブの車内エンターテイメント..   --- MMSへのVTR ケーブルの追加  (純正編)
  さて、ネットで、純正のVTR入力端子取り出しオプションが出たという事を知り、即刻、ディーラーに確認。そして、それが本当に存在することを確認し、海外ロードへ出たのは1ヶ月ほど前。 その間、気分は徐々に盛り上がり、帰国する頃には絶好調。 しかし、ネットでは、不具合があり、販売中止などの情報が...。 ここまで、盛り上がった気持ちをどうしてくれるのと思いつつ...。
 
1) サイト主が主に音楽を聴くのは、車内のみ。よって、iPOD等の音楽再生機器はあまり必要がない。 ワークアウト中? ワークアウト中は、気持ちを集中し、動いている筋肉と対話しないといけないので、ほとんど音楽を聴く事はなく、そもそもロードワークだと自転車にしろ、ジョギングにしろ危ないので。 それなりの利用価値は十分あるでしょうが、そのHDDにコピーする手間が、サイト主には面倒。新しい曲だけだとMP3形式のままで処理できるのでしょうが、サイト主の年代だと、色々な今までのソフトが、レコード、CDなどのままで保管されており、それを変換となるとちょっと...。 でも、その気になれば繋ぐ事も可能。
2) 何年にも渡りドイツ車を愛用している理由のメインは、長距離ドライブの快適性。 その数時間に及ぶ長距離ドライブに車内エンターテイメントが追随していないということ。何か、長時間にかけて楽しめるソフトウェアは?
3) カラオケへ行っても古い歌、車内で聞いても古い曲と世間に笑われ、もっと新しい曲で...。 そのソースはどこに? そういえば、サイト主宅には、CATVが導入されていますが、スポーツ番組と映画などをちょこちょこと見るだけ。特に、MTV、MusicOnTV、SpaceShowerTVというソフトとしては一級の題材をなんとか使う方法はないのか? その内容たるや、最新の内外のヒットチャートをガンガン流しているわけで、TSUTAYAに何度通わなければいけない程のソフトの宝庫。 そういう意味では大変魅力的。 それを昨年末に強引にMDにて実践。9時間に渡る年間邦楽ベストテンを8枚のMDに..。やはり、一枚80分がいいところのMDには限界があるし、80分ごとにMDを取り替えないと行けない...。手間がかかりすぎ。
4) もし、DVDが再生できたら? どうせ移動中は画面に何も写らないので、音だけでもOK。また、9時間でも5枚もあればOKだし、DVDレコーダーがあれば一気に録音可能で、留守録もOK。DVD-RW対応なら書き換え自由。なぜ、今まで気が付かなかったのか!!
5) 車載用のDVDドライブを購入し、グローブボックスの中に据え付け。 よって、VTRの端子とアクセサリー電源を引き回す必要あり。しかし、純粋なアクセサリー電源はAUDI、VWには存在しないのが周知の事実。しかし、サイト主のMyAvantには、純正のETC、今回、ハンズフリーユニットが取り付けられ、蛸足配線にも限界があるだろう。ここは、思い切って、リレーとヒューズを取り付けてもらいアクセサリー電源を追加してもらえれば最高...。   

  ...と海外ロード中に考えを張り巡らし、そして、帰国直後に意を決して、ディーラーに電話。もちろん、純正VTRケーブルはダメもとで。 ところが、オーダーを確認したディーラーから意外な返事が。 「生産中止の様ですが、在庫はあるようなのでオーダーしましょうか?」。 もちろん、「いってまえ!」のノリでオーダーしたのはもちろんです。


純正VTRケーブル 
 取り付け場所の打ち合わせが必要だったので、ディーラーに出向き、実際にその部品を見せてもらいました。
  まず、そのケーブルの短さが問題。測ったわけではありませんが、3m程度しかないので、後部荷室のMMSユニットから延ばすと、後部座席下が精一杯でしょう。  また、外部入力端子として、音声(左右)と映像のビデオでは、お決まりのRCA3ピンに加えて、S端子がついています。 逆に、MMSユニット側には、水色のコネクターと処理された6本のピン端子になっています。 
  それに、独語/英語/仏語/?語で表記された説明書が1通。 まず、ドイツのVotex社の製品らしいことがわかります。それにパーツ番号らしいコードが、000 051 444 Eとあります。これをベースに検索するとなんと、Adapter fur TV-Tuner 81.3ユーロという、A3、A4、A6の正式なオリジナルパーツリストにヒットします。本国では、立派に純正なんですね。また、加えて、この語(ドイツ語のまま切り取って)とAudi A4を加えて検索すると色々なディープな世界へ行ってらっしゃい!! そして、この取り付け説明には、水色のコネクターへそれぞれの6色のピンのと挿入場所(番号)が書かれています。 繋ぎ方はそれほど難しくなさそうですが、これをどういう風に車内に引き込むかが問題でしょう。 ケーブルの長さも限界があるようですし。長くするとノイズが.なんて事も言ってましたが。
ディーラーと打ち合わせを行って、
   @ とにかく助手席ダッシュボードの中、6連奏CDチェンジャーの横に引き込んでもらいたいと希望。 ディーラー側は、ケーブルの長さが短く、後席シートまでで精一杯ですので.....。延長コードを追加して、一つお願いしますよ。 ひたすらお願い。
   A 同時に、グローブボックスの中に電源を引き込んでもらいたいと要望。 ハンドル下からリレーとヒューズを使いアクセサリー電源とし、それをグローブボックスの中へ。 そうすれば、ずいぶんと応用が利くようになる。 また、ETCユニット(既設)と純正ハンズフリーユニット(今回施工)の2つの電源の取り方は、ディーラーに一任。  

それはそれは、長い冬の夜の夢となりにけり...残念!
  クルマは、週末になっても帰ってはきませんでした。 そして、月曜日の夜に、連絡あり。 「ダメでした...。」 先方は恐縮してましたが、こっちは、ダメもとで頼んだ事なので....。「仕方ありませんねぇ」でぇ。 だいぶん粘ってくれた様ですが。 理由は、世間で言われている様な事の様ですが。 本国モデルと日本モデルが違うのに、そのままオプション部品として輸入してしまったのがケチのつきはじめとでもいいましょうか。 これにもめげずにぜひ、また確かなモノを設定して欲しいものです。
  
   しかし、一旦、ついてしまった火はどうすればいいのでしょうか?  アクセサリー電源(Max.20A)は取り付けてくれた様なので、今後の課題として、to be continued....  いつかはわかりませんが、きっと近いうちに...。 近所でやってくれるショップは無いモノか!

ケーブルと付属のコネクター(水色) 白いタイラップも
上が同封の説明書。
左は、ピンコネクターとS端子?

因みに説明書には、
白=47番ピン、黒=49番ピン、青=51番ピン、赤=48番ピン、緑=50番ピン、黄=52番ピン
に繋げとなっていますが。 真似しないでください。 

アクセサリー電源 (in グローブボックス)
 幻のVTRケーブル取り付け作業の副産物として唯一残ったモノが、このアクセサリー電源です。 過分な容量も確保してますし、1DINサイズを十分納められるだけのスペースもあります。 あとは、VTRだけなのですが...。 
 
 このアクセサリー電源に関しては、また、報告します。
 
 
初心忘れられず... 再挑戦 MMSのVTR端子を取り出す。
  とうとう施工してもらいました。 VTRの入力端子と車速パルスのカットスイッチです。 どこで? ネットで検索すればすぐに出てくる有名なショップで行ってもらいました。 えっ? クルマを持ち込みで? もちろんです。 これだけの理由でわざわざ走った訳ではありませんが、家族旅行の名目で家族を説得し、往復1,200km超を走りきりました。 ドイツ車であるMyAvantには、これだけのドライブは全く問題ありません。 もちろん近隣(関西圏)で自分なりにかなり調査しましたが、この工事を行ってくれるショップを探し当てる事はできませんでした。また、十分な施工実績も無ければイヤだし...。 特にそれだけの距離を走る事自体には、全く抵抗はないので、逆に走るモティベーションになると思い数週間前から施工の予約を行いました。 そして、1週間前にショップに確実に行けるのでという連絡をし今回の施工となりました。
  パルスカットスイッチです。 運転席側の左下部分に取り付けてもらってます。 ショップサイドからのリコメンデイションです。 でも、結果的にはベストです。運転しながらの操作も可能で、且つ、インテリアに全く影響が無い場所です。 赤い矢印の差す丸形のシーソー型スイッチがカットスイッチです。手前に倒せば通常動作。写真の様に奥側に倒せば、パルスカットになります。

  当初は、パルスカットスイッチの必要性を積極的に考えてはなく、VTRの引き出しだけで良いのではと思っていたのですが、ON/OFFでナビの精度に関係無い、車内インテリアに全く影響しない、いつでも、電話番号、住所検索や各種設定ができるという事で、潜在的なメリットを取ることにしました。 
  
  但し、助手席、後部座席のパッセンジャーにとっては大きなメリットには違いありません。
  写真の様にVTRの端子をグローブボックス内のCDチェンジャー左に取り付けてもらいました。 これも基本的にお任せです。 1DINのDVDプレーヤーの場所を確保するために別の場所とも思いましたが、結局お任せでお願いしました。
映像、左音、右音のRCAピンプラグ3本です。その横に見える黒い線は、先日、ディーラーに取ってもらったACC電源線です。
  取り付け後はどうなるかということですが、パルスカットスイッチOFF(速度パルスがナビに供給される)位置だと、通常と全くかわりません。走行中にTVは見れなくなり、自動的に地図の画面に替わります。また、ナビの操作もできません。 ナビの精度も変わるわけもありませんし。 今までと全く同じ使い心地です。 当然ですが。
  パルスカットスイッチをON(速度パルスが供給されなくなる)位置にすると、TVのスイッチを押せば、そのまま、走行中であっても見続けられます。もちろん、ナビの「現在地」スイッチを押せば地図の画面にかわります。
  速度パルスが供給されないと、MMSは、自動車は動いていないと認識するのでしょう、ナビゲーション中(案内中)に速度パルスをカットすると、地図上の自車位置から動かなくなります。また、運転席のパネルに表示される残り目的地までの距離もストップしたままとなるようです。GPSの情報は入っているとは思いますが、動いていないとMMSは認識するようです。
  で、そのままパルスを供給する位置にスイッチを切り替えると、数分間、MMSは位置を探し始めます。そして、ルートの再探索などを行いながら正しい位置に復帰します。もちろん、電源OFFなどの作業は必要ありません。2−5分くらいで正しい現在地を探し出す様です。
  
  また、ナビゲーションの案内を行っていない場合には、パルスをカットしても、それなりに自車位置を地図上に表示し続けます。GPS信号のみで行う為に、曲がり角などでの表示はもたもたしますが、どこにいるかはわかります。
  助手席、後部座席用には非常に有用なシステムです。 走行中もTVが見れたり、走行しながら、ナビの設定を行ったり、近所のコンビニ、駐車場を探したり、時には、電話番号を探したりとMMSとは思えない機能を持つことになります。 

   グローブボックス内には既に電源も取り出してもらっているので、DVDヘッドを取り付ければ、システムの完成です。ここからは、業者に頼まずに、マイペースで進化させていく予定です。 AM/FM付きのDVDヘッドならMMSでVICSを機能させながら、ラジオを聞くことも可能かと夢は広がります。(アンテナをどうするかなんかは、また、別問題ですが)。 
   
   とにかく、このVTRの端子を取り付けた事で、色々な可能性が生まれ、当分は遊べそうという気がします。

  ショップには、予約した時間よりも早々と到着してしまい、近くのタイヤ館前のコンビニ(結構広い駐車場あり)で時間をつぶしました。 施工は、1時間半ほどだったと思います。 なかなかおもしろい話をその施工中に聞かせてもらいました。こういうショップが近所にあれば色々と賢くもなるのでしょうが、残念です。 そんな会話をしている中でも問い合わせの電話があったりとなかなかの人気ですねと振ってみたら、まだまだ、施工自体は、20台程度ですよと言われてビックり。それも数台のパサート以外はすべてAudi(マニアな方々が多い?)だとか。 それと新しいタイプのMMS(05年モデル)のパルスカットの仕方は、まだ不明との事です。 台場から、湾岸、環七という王道で行きましたが、帰りは、さすがに渋滞で...。 舞浜向け?と台場向けですからねぇ。
  VTR入力を試してみましたが、ハンディタイプのDVDプレーヤーなんて気の利いたモノは持っていないのでビデオでとりあえず試してみました。但し今では珍しいアナログビデオなので...。
   もちろん、他のTVチャンネルに影響を及ぼすこともなくきれいに写りました。DVDソースならもっときれいに写ると思われます。

(ちなみにMMSに写っているのは、愚息の野球の開会式の行進模様とレオ人形です)
DVD視聴テスト...。
  もちろんすぐにでもDVDを車内で見れる様にしたいのはヤマヤマですが、その下地にと色々とDVDプレーヤーのカタログを集めたり、すぐ近所にある、現物が触れる(ユニットの裏側が見れる)、某全国チェーンの自動車用品販売会社の中古品専門ショップを覗いてみたりとアクションはおこしてます。カタログだけでも集めて海外ロード中に研究するという事になりそうです。

  で、現時点で何を行うかという事ですが、手持ちのDVDプレイヤーを繋いでみることにしました。 なぜか? とにかく音や画像を車内で体感したいというのもありますが、本当に実用になるのかどうかが知りたくて。 

  で、用意したモノは、据え置きようのPanasonicのDVDプレーヤーで、モデル名DVD-S75。音声の出力は、2Vrms(実効値)となっています。これをインバーターを用い無理矢理車載としました。まぁ、短時間なら...。 そして、週末にこのシステムを試しました。

  もちろんソフトとしては、MTV、SpaceShowerTV、MusicOnTV等のビデオチャートをDVD-Rに焼いたモノを用意しました。話は逸れますが、MUSIC ON! TVのCountdown 100(毎日曜)。また、SpaceShowerTVのSuper Hits 50(毎土曜)は全編歌詞入りなのでカラオケ練習にはお奨めです。その他、もちろん洋楽、コンサートなども。 そのベスト50の番組を試しに数種類の音質・画質でDVDを作成しました。
  
  車内視聴の結果は、もちろん実用になるレベルでした。 画質に関しては、それほど神経質になることもなく、MMSの小さな画面では、標準(SP)でも十分きれいに見えます。音に関しては、CDレベルとはいかないまでも低音も、こもらずに十分に抜ける様に鳴るのでいいのではと思います。 
 少なくとも、これで確信を持って車載用DVDプレーヤーを探せそうです。
 左の写真が、その仮のシステムです。 シガレットライターからインバーターを介して、AC100Vを出力し、据え置き用のパナソニック製DVD-S75を駆動しました。
 

 助手席の足元に置き、リモコンで操作。 これでも結構実用にはなりましたが、邪魔...。
 
 
← その5位のイントロ画面です。
 上のイントロに続いて、→
右の様にビデオがMMSで見ることができるわけです。
車載用DVDプレーヤー
  海外ロード中に色々とカタログで検証していたDVDヘッド。 結局、ロード中に持ち出したカタログに載っていない、6月にリリースされたばかりのAlpineの新製品に落ち着きました。 モデル名は、DVE-5207。 このモデルに決定した理由は、
  @ 新製品であること。 
  A DVDヘッドのモデル中で最も音声出力が大きいかった。1,200mV。(それほど大きな違いはありませんが気持ちだけ) 
  B 1DINサイズ。 
  C リモコンの受光部が本体とは別に設置できる事。機器本体をグローブボックス内に設置しても、リモコン受光部のみを外に出すことで、グローブボックスを閉めたままでコントロール可能という事。 
  D もちろんスタンドアローンで使用可能。 
  E Alpineブランドなのに割合に価格がリーズナブルな事。 
  F DVD-Rはもちろん、DVD-RWにも対応し、且つ、MP3も再生可能。
  こういう理由でほぼ即決でした。
 DVE-5207仮設置
 さて、本格的な設置前に、仮設置で様子を見ることにしました。 シガレットライターから電源を取り、それで、車内で数日試用し実用になるかどうかのテストです。 
 このユニットを稼働するために必要な配線は、
  @ ACC電源
  A B電(バッテリー直結電源でメモリー保持用。 次回使用時も曲の途中から始められるレジューム機能用)
  B RCA出力。 映像、右音声、左音声。
  C 配線ではありませんが、リモコン受光部の結線。

 レジューム機能はとりあえず、あきらめているのでACC電源のみをシガレットライターから取るようにしたが、B電にも電流を供給しないと動作しないようなので、シガレットライター電源を2分配し、それをACCとB電に繋ぐこととした。
 座席の上、グローブボックス中など適当に置いて使ってみる事にする。 
 十分実用になりそうな感じだが...。
 
 もちろん本格設置も頭に置いての試用です。 ほぼ1週間、通勤時に使ってみましたが、悪くないです。
むっむっ...MMS用の外部入力コード...?
  MMSに関する情報を検索する場合には、AUDIのMMSではなくてVW、或いはPASSATのMMSで行った方がヒット率は良いようです。特にPASSATのレアなモデルであるW8でのMMSに関するオーナーさんの取り組みはなかなか参考になります。そういうわけで、いつもの様にネットで情報収集を行っていたところヒットしたのが、ある四国地方のマニアなショップが作った表題のコードなのです。小さいですが、写真でも紹介されており、これはあくまでもPASSAT用という事らしいです。 既に同種の改造を終わっているサイト主のAvantですが、サイト主自身は一切どういう風に改造しているのかは知りません。 ただ、自身の改造作業中にショップで聞いた話やその後のネットの情報などで、パサートとアウディでは、接続ピンの形状が違ったりと、100%互換でも無いようです。 でも、取り出す場所さえ押さえていれば問題なくVTR入力を取り出せる様子です。 それに、この四国のショップのコメントとして、「接続方法は以外と簡単なところにヒントがありました」との事。 その写真でアップされたVTR外部入力コードを見る限り、3本のRCA出力コードとノイズ取りのコイル兼変換コネクター?、そして、ハーネス用のピン状のモノが見えます。 割とストレートにMMS本体のみから取り出せる様ですねぇ。あの幻の純正ケーブルの様に、後部のTVチューナーから取り出すという事ではない様です。 
 もう一つ、おもしろいのは、施工してもらった東京のショップもこの四国のショップも双方ともVWのディーラーが近所にあること。やはり、なんらかの業界のOFFでの情報のやりとりはあるのでしょうねぇ。 それにデンソーというブランドですが、コスト的にVW/AUDIのみにVTR端子が無いなんて事はやってないでしょうし、OEMというカタチや或いは、もっと広域なカタチで各方面に色々と供給しているとも思えます。だから、ちゃんと存在するのではないでしょうかVTR出力。 安全上のポリシーでマスクしているだけ?!
 でもこうなると色々と解明されている03年B6モデル。MMSのVTR入力、車速パルス等々。 それに根強い人気のダブルフレーム。 中古市場でB6の価値がウナギ上りなんて事はないか...!!!???

DVDプレーヤーインストール
 仮インストールし、1週間使ってきたDVDプレーヤーですが、週末に本格的にインストールする事にしました。 ソフトボールの練習予定だったのですが、雨だったので時間ができました。 でも、一度の設置行為で完璧にインストールできるとは思ってません。やはり何回かバラしては元に戻しを繰り返し、そして、徐々に使える、サイト主自身で納得できるレベルになっていくと思います。 今回は、まず、第一回目のトライアルとなりました。
STEP 1 --- グローブボックスの分解
 とにかくグローブボックスをはずさない事には始まりません。でも、今まではずした経験はありませんが、以前、運転席側の下部ダッシュをはずした事はあるのでそれほど違わないだろうと考え一気に行為におよびました。 
→まずは助手席側の写真のカバーを外すのですが、今回は、スムーズに外せるように道具を購入しました。 内張りはがしというらしいのですが、もちろんドライバーなどでも代用可能です。でも、この道具を使った方が、間違いなく、内装にキズが付きにくくきれいに外せます。ただし、別にドライバーの様な形状の内張はがしもあり、そちらは高価でしたが、おそらくそちらの方が作業性は上と感じました。 少しケチって後悔...。
 丁寧に作業を行えば、他にはなにも難しくありません。3カ所がコネクターの様に固定されているだけです。

← 次は、8mmのボックスレンチが必要です。それもエクステンダー(写真左下)があればよりベターです。確実に作業性がアップします。8mmのネジを6本外すことになります。
 まずは、グローブボックス中の上側に3つのネジがあります。左の写真ですと、最も左端上部にくぼんだ箇所が写っていますが、その中にネジはあります。また、真ん中と右端にも。 
← 左2枚は、グローブボックス下部の部分です。発煙筒が写っているので場所はわかると思いますが右端と左端に2カ所ネジがありそれを外します。
サイト主は2点勘違いをしてしまいました。 まず、助手席側のカバーを外したところに2この8mmのネジがありますが、これは外す必要はありません。 もう一つは、グローブボックスを完全に外すには、必ず6連奏CDを取り外す必要があります。そのユニットの奥に最後のグローブボックスを固定しているネジがあります。 但し、この6連奏CDの取り外しに事の他苦労してしまいました。悩む事30分。 ぽろっと突然外れてしまいました。
←特に難しい仕掛けはないと思うのですが...。 まっすぐに抜いたら抜けてしまいました。それまでは、片方を引っ張ったり...。 なんともコメントになりません。すみません。
↓コネクター1本で繋がっていますので、それを抜いてしまいます。それで完全にユニットが分離します。
←左の写真は、チェンジャーを抜いた後。そして、右側は、唯一残ったグローブボックスを固定しているネジです。 これを外せばグローブボックスの下部が下に落とせます。手で押さえるのを忘れずに。
左の写真は、グローブボックスを落としたところ。このときに、グローブボックスの中の照明と足下の照明のコネクターに気をつけましょう。
右の2枚の写真は、外した後のコンソール側と窓側の写真です。ご参考まで。クリックすれば拡大します。
 グローブボックスが完全に外れ、RCAのピンユニットを一端外し、その空いたCDチェンジャーの左隣りの場所に、DVDユニットを置いてみたところ、幅で2,3cmの余裕、高さでは、1cm程度の隙間。ただ、問題は、奥行き。 理論上でもぎりぎりのサイズだったが、思ったよりDVDユニットの裏面の電源、出力コード類、ノイズ取りのフィルターなどのおかげでグローブボックスのフタが閉まらない。 その部分は、プラスティック製のボックス型となっており、底を抜く加工を施して奥行きを稼ぐという事も検討。しかし、この裏には、ちょうどサスペンションハウスが近く、奥行きを出したとしても、それと干渉する可能性があると思われ、結局断念。CDチェンジャーの下にとりあえず置いて見ることにした。 実際は、ここしか設置場所がないというのが実状。 
ところがこのグローブボックス、色々なオプションに対応するためか色々とマスクされた穴があります。左の写真の中央に四角い枠が見えると思いますが、これは、ボックスを裏から見たところ。それを内側から見たところが右側の写真です。そこから電源とアースを入れることにしました。 また、RCAに関しては、iPODなどの使用も想定し、汎用性を出すためにインストール前のままにしています。
配線をきれいに処理し、また、色々な意味から、2cm厚のスポンジをDVDユニットの下に敷きました。 そして、最後にリモコンの受信部をグローブボックスからセンターコンソールの方に出し、コンソール壁だと助手席に座ったパッセンジャーに蹴られそうだったので、奥の部分に両面テープで固定してみました。 もちろん、リモコンでコントロール可能です。
← グローブボックスを開けたところ。もちろん十分運転席から手が届く距離にDVDプレーヤーは存在します。
  
→ グローブボックスを閉めたところ。 美観上はなんの問題もありません。一回目のインストールの割にはうまい具合に進んだと思いますが。
  もちろんグローブボックスの容量は下がりますが、03年モデルはシート下にも収納できるし、もともとそれほど入れていなかったので、今のところは問題ありません。

Step 2 --- DVDプレーヤーの設置場所
← 左の写真は、RCAのコネクターユニット。さすがプロの手。しっかりした作り。また、パーツも高価なモノを使っている。 さすが、我々素人とは違い動けばいいという妥協が無い。 そういうわけでで、これは、元の位置に戻しそのまま使う事にした。RCAを前方向から取れる様にしておけば、色々なユニットに対応可能だろうから。
  DVDユニットに最低限必要なのは、もちろん電源(+/-)とRCAとリモコンケーブル。それを外部から外部に配線するための方法(要するに穴)を検討。
  各配線材の加工は省略させてもらいます。ギボシ端子などの加工、分配等。
ディーラーの反応..
 ハンズフリー機能がダウンし、その修理を受ける際に、この改造がディーラーの知るところとなりました。 最初は、VTR入力に関してはアレルギーがあるのか嫌悪感もあらわに一言、二言頂戴しましたが、結果的には、黙認というカタチとなりました。 その時にディーラーとのやりとりをここに紹介します。
 @ VTR出力を出した最もワーストの事象は、Mercedesの以前のEクラスだった。 エンジン制御のコンピューター自身を破壊してしまうというケースがあった。 だから慎重にならざる負えない。
 A Audi Japan自身、VTRの取り出しに関しては詳しい事象を持っていない様子。 ただ、後部スピーカーが鳴らないなどの音の出力にも影響がある。  --- 実際にこれは気になる意見。たまに音が途切れる様な感じもするがソフトの影響かもしれない...?(サイト主意見)
 B とにかく今回のハンズフリーの修理時に調べさせてもらいますとの事だったが、特に配線上問題は見つからずに様子を見ましょうという事に。 VTRの出力の取り方が、後部TVチューナーと、ディーラーは考えていたようだが、シンプルにMMSユニットからだったのでこういう意見になった様だ。 また、速度パルスのスイッチ化も、外付けのナビのケースでは発生しうるケースなので黙認でしょう。
 C 最後に、やはり、各メーカーのオーディオユニッの常時裏側を見ている、しかもVW、Audiにインストール経験豊富なプロにはかなわないというところに落ち着きました。 餅屋は餅屋という事です。
マルチメディアプレーヤーへの移行.... ('07年夏)
 そして、ハードディスクタイプのマルチメディアプレーヤーへ移行することにした。
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