ルフトハンザ 
ルフトハンザドイツ航空には、Miles & More というマイレッジシステムがあり、それにオーストリア航空ものっかっている様な形になっています。 また、当然のごとく利用頻度によって3つのレベルにわかれています。
一般会員 
   まずここから始まります。
フリークエントトラベラー
   年間に35,000マイル以上になるか、40フライト(ビジネスクラス以上は、20フライト以上)
   日本-ドイツ間をビジネスクラス利用だと2往復以上か、欧州内をビジネスクラスで18フライト。
セネター
   年間に100,000マイル以上か120フライト(Cクラス以上は60フライト)以上利用。
   日独間を5往復か4往復とプラス欧州内を3フライト、或いは、欧州内ビジネスクラスで50フライト。
   しかし、一度クリアすると40フライトでOK。

   Miles & Moreの特徴は、ルフトハンザ、オーストリア航空ともにスターアライアンスのメンバーのために、以上のステイタスが世界中のメンバー各社で受けられるのが大きなメリット。もちろんメンバーの全日空でも。全日空には、JGCに対抗して、SuperFlyersという制度があり、それに入れれば、カード会費を払えばスターアライアンスのゴールドステイタスがいつでも利用可? JGCもこれには及ばない。 しかし、全日空さんの欧州便が関西空港にないのです。あれば...。

カードホルダーは何が良いのかといえば、やはりラウンジ利用権と荷物の優先受け取り(あんまり徹底していないけど)。チェックイン時に利用クラスに関係なく専用カウンターかファーストクラスカウンターでチェックインができるということ。特に、フリーケントフライヤーとセネターではラウンジが違い、セネターの方が優遇されている。
フリークエントフライヤーのバゲッジカード
セネターのバゲッジカードです。
セネター用のラゲッジカード入れです。
  欧州内を飛行機で飛び回るには必須のカードだと思います。スターアライアンスの場合には、ルフトハンザ、オーストリア航空、スカンジナビアン航空、LOTポーランド航空。アジアでは、タイ航空、シンガポール航空、全日空、アシアナ航空。アメリカ大陸にもありますが、サイト主は行くことはないでしょう、残念ながら。
2004年マイルのチェック
   現在は、Senatorを維持していますが、来年の2月に期限がきます。今年1年間の搭乗実績により、このステイタスを維持か、あるいはダウンかが決定されます。
 '04年08月末時点で、
  搭乗回数 :  27回    (ビジネスクラス換算で、54回、クリア基準の120回まで、66回...遠い)
  獲得ステイタスマイル : 66,581  (100,000まで33,419マイル...これがターゲット)
  マイルに関しては、欧州域内のフライト時は、セネターのボーナスマイルが加算されて、1ビジネスクラスフライトで、2,500ポイントになります。よって、あと14回のフライトをこなせば再度セネターを手に入れられる事になりますが、この8月からチケットの価格によりポイントに差がつくようになりました。どう影響するのでしょうか...?
  なぜか、8月にルフトハンザより期間限定ステイタスエイドキャンペーンの連絡がありました。 9月1日から10月31日までの間のフライト利用には、セネターステイタスにカウントされるポイントを25%上積みするとの事。 がんばります。 

   04年10月下旬時点で、
   搭乗回数         : 35回 (ビジネスクラス換算で、70回。 あと、50回..)
   獲得ステイタスマイル :  84,331 (100,000まで15,669マイル。 現実的な線に...。)
   この8月1日以降のマイル付加基準の変更で、結構厳しくなってます。 今まで、何もか2,500ステイタスマイルが手に入ったのに、ドイツ国内線では、1,500マイルのみ。また、LH/OS以外のスターアライアンスフライトの場合には、セネター割り増し無しの2,000ポイントのみ...。

   ステイタスエイドキャンペーンの結果、2,750ポイントを入手。 ほぼ1フライト分のアドバンテージ。 で、結局、04年11月中旬時点で、獲得ステイタスマイル : 87,081 (100,000まで、あと12,919。 あと6フライトくらいで更新可能)
  
  さて、これくらいならなんとかなりそうだが...。

祝 セネターステイタス維持!

  11月29日、今年41回目のスターアライアンスフライトである、OS123便 ウィーン-フランクフルトにて、晴れてステイタスマイルが、101,081となり、セネターのステイタスの更新が決定しました。 その後、12月14日に早くも新カードが到着です。 ちなみに今年1年間のスターアライアンス系(ほとんど、LH、OS、SK、VO)の総搭乗回数は、45回でした。 要するに今年は、日本-欧州区間を一度もスターアライアンス系航空会社に乗ることなくステイタスを維持できました。2007年2月まではステータスがキープされます。来年は、これほど乗る機会はないでしょう。右の写真は、その新しいカードです。カードの右下端に有効期限が記載され、、02/07となっているのですが...。 見づらいですよねぇ。
このセネターであるという証拠に毎年12月になると、これが送られてきます。
すごーいステイタス...。  
  連続する2暦年で600,000マイル以上というとんでもない壁をクリアすれば、HON CIRCLEというステイタスが手に入ります。 フランクフルト空港に至っては、専用ラウンジではなく、専用ターミナル(ファーストクラスターミナル)から搭乗が可能とか。 しかし、毎年、100,000マイルの更新でアップアップしているサイト主にとっては全く関係のないステイタスです。 カードの色はブラックでバゲッジタグもブラック。 一度だけ、この色のカードを持っている外国人を見た事がありますが...。 
荷物出てこなかったで賞...
  詳しい事は失念しましたが、数年前のオーストリア航空かルフトハンザのフライトで、ウィーン到着後に荷物が出てこなかったのでこのオーバーナイトキットを受け取りました。何でもコレクションする癖があるので、丸々使わないで残っていたので、資料として公開しておきます。 
  サイズは、22cm x 29cmのジッパー付きの袋で、キャリア名は書かれておらず、左上にSTAR ALLIANCEのロゴが入っているだけ。 そして、中にはアイテムとご免なさいカードが入っています。英語、仏語、独語、.日本語など、7カ国語で、「お客様へ この度は多大なるご不便及び御迷惑をお掛けしましたこと、心よりお詫び申し上げます。弊社と致しましては、お客様のお荷物を速やかに見つけ出しお届けすべく最大限の努力を致す所存でございます。今しばらくお時間を頂きたくお願い申し上げます....(以下省略)」
  さて、中身ですが、
1) シャンプー
2) 洗剤(衣類用)
3) Tシャツ
4) 綿棒
5) ひげ剃り
6) 歯磨き(コルゲート) & 歯ブラシ
7) 鏡付ヘアブラシ
8) シェービングクリーム

9) ニベアスキンクリーム
  です。特にこれといったものはありませんが...。 
  スターアライアンスの表示しかないので、他のスタアラのキャリアでもこれが使えますが、少なくとも、ウィーンの空港に乗り入れているスタアラ各社(LH/OS/SQ/LO/SK..).に関してはこれを使っているのでしょう。
基本的には使い捨てと思われますが、おもしろいなぁと思ったのが、ヘアブラシ。 広げると柄のところに鏡が付いています。そして、ブラシの部分は、背中から押し出すとブラシの部分がせり出す仕組み。実用的かどうかは別に、この仕掛けはおもしろいと思いました。
 MCT : Minimum Connecting Time

 さて、鞄の未着を避ける方法として有効なのは、やはり、乗り継ぎで十分な時間を取ることだと思います。 チケットの発行に関しては、各空港が設定しているMCT(Minimum Connecting Time : 最低乗り継ぎ時間)さえクリアしていれば乗り継ぎ便として予約が受け付けられてしまいます。 キャリアが選択できないチケットの場合はしょうがないですが、ビジネスクラス等で自分でキャリアや出発時間を選択出来る場合には、乗り継ぎに何分あるのかを確認すべきだと思います。そして、可能ならば、一つ遅い便にするとかという事も重要でしょう。
 ちなみに、このMCTは、空港にとっては営業上の大きな戦略となるらしく、この時間の短縮にシノギを削っているのが実情の様子。MCTが短いと、旅行会社のフライト予約端末の最初に出てくるので予約率が高くなるということです。そして、その空港の民族性も考慮に入れておくべきでしょう。絶対に定時厳守が無理な国民性というのも存在するということを理解しておくべきです。

 下記に、主な空港のMCTをピックアップしておきました。そして、よく使う空港ではコメントを入れています。  


 表中の記号
  D = Domestic、 I = International、 T = Terminal
  例えば、D-I = 国内線から国際線への乗り継ぎの意。
        T2 = ターミナル2の意。 


 応用編ですが、MCTが30分程度となると、信頼性のイマイチなキャリアの直行便で飛ぶよりも、乗り継いだ方が結局は早かったなんて事も存在します。
Frankfurt / D (FRA) MCT (時間 : 分)
D - D 0:45 空港のサイズの割にはがんばっていると思います。大体は問題なく人間も荷物も同時乗継可能です。
D - I 0:45
I - D 0:45
I - I 0:45
Vienna / A (VIE)
D - D 0:30  ここの乗り継ぎは信頼できます。余程の事がないかぎり、30分で人間も荷物も同時乗継可能です。
D - I 0:30
I - D 0:30
I - I 0:30
Munich / D (MUC)
Terminal 1 MUCとVIEは近いこともありMCTの短縮でハブ空港を競っているのでしょうか。このMCTで予定を組んでも、人間も荷物も同時乗り継ぎが可能です。というのは、ハブコントロールセンターという組織が常時、フライトの遅延を管理しているとの事。結果、希望便に乗り継げない率がたった1.9%との話。荷物はもっと悪いと思うが...。
D - D 0:35
D - I 0:35
I - D 0:35
I - I 0:35
Terminal 2
D - D 0:30
D - I 0:30
I - D 0:30
I - I 0:30
Between Terminal 0:45
London /GB (LHR)
Terminal 1 0:45 MCTのバリエーションをみればわかる通り複雑です。ターミナル3絡みが日本のキャリア絡みです。 経験から、1:30のMCTで、2:00位の余裕で乗り継いでも荷物が同時乗り継ぎできるかどうかは運次第です。現実的なMCTは2:30くらいではないでしょうか。
Terminal 2
I - I 1:00
Terminal 3
I - I 1:00
Terminal 4
I - I 0:45
Terminal 1 - T2
D - D 1:15
D - I 1:10
I - D 1:15
I - I 1:15
T1 - T3 1:15
Terminal 1 - T4
D - D 1:30
D - I 1:00
I - D 1:00
I - I 1:00
Terminal 4 - T1
D - D 1:00
D - I 1:00
I - D 1:15
I - I 1:00
Terminal 2 - T1 1:15
T2 - T3 1:15
T2 - T4 1:30
T3 - T1 1:15
T3 - T2 1:15
T3 - T4 1:30
T4 - T2 1:30
T4 - T3 1:30
Paris / F (CDG)
Aerogate 1 日本から欧州各国への到着時間が他と比較して早いので、思わず使ってしまいがちのCDG経由ですが、その乗り継ぎが良い事の裏返しか、荷物が後になるケースが多いというのは良く聞きます。乗り継ぎ便に2便有る場合には、必ず後の便を勧めています。でも、旨く行く場合もあり、なんとも読めない空港です。
D - D 1:00
D - I 1:30
I - D 1:30
I - I 1:30
Aerogate 2
D - D 0:45
D - I 1:30
I - D 1:30
I - I 1:30
Aerogate 3
D - D 1:00
D - I 1:00
I - D 1:00
I - I 1:00
関西空港 KIX
D - D 0:30
D - I 1:30
I - D 1:15
I - I 1:30
成田 NRT
Terminal 1
D - I 1:50
I - D 2:10
I - I 1:00
Terminal 2
D - D 0:30
D - I 1:50
I - D 1:50
I - I 1:50
Terminal 1 - Terminal 2
D - I 1:50
I - D 2:10
I - I 1:50
Terminal 2 - Terminal 1
D - I 1:50
I - D 1:50
I - I 1:50
HND - NRT 3:30
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