通常のマイレージプログラムの紹介は、他のサイトにお任せし、JAL GLOBAL CLUBなるものについて...。 '80年代に海外出張なるものに行くようになって、びっくりしたのは、年間に数回、数十回も日本と海外を往復する人種がいるということです。商社マンなんだから当たり前といえば当たり前なのですが、実際にそういう人たちと接する様になり、色々なことを学びました。その中に、当時、フラッグエアラインだった日本航空に上客制度が存在することです。名付けてジャルグローバルクラブ(略してJGC)。マイレッジなんてものはなかった時代です。搭乗実績によってそういう会に入会できるのだということを知り、是非ともがんばろうと思ったものです(なんて新鮮)。 まず、搭乗すれば、パーサーが挨拶に。食事のオーダーは、まず最初に。という風な具合。あこがれました。ただ、わがままなおじさん?も多く、中には目も当てられない様な人も。自前で乗ってる訳でないのに...。これが悪名高きなのですが。でも、もちろん、本当に立派な方も多数いらっしゃいました。まぁ、そういうわけで、苦節云年。等々小生もJGCの案内が。当時は、2年毎に搭乗チェックがあり、維持するには、乗り続け無ければ成らなかったのですが、急にクレジットカードの会費さえ払えば永久に会員となれるという方式に変わりました。
で、ほぼ10年。自分も変なおやじ?或いは立派な...。わかりません。

総搭乗マイルが250,000を越えた時に、記念としてJALから、和光印のクリスタルの時計を送ってもらいました。それがいつだったのかは覚えていません。おそらく5年以上前だったと思うのですが。
で、最近、JALのラウンジで気がついたのは、3色のJGC会員タグが存在する事です。ネイビー、グリーン、ブラウン。 入会時はネイビー、250,000マイルでグリーン、500,000マイルでブラウンという事の様です。まだ、これ以外の色は見たことがありません。でも、世の中にはすごい人が存在するでしょうから、時間の問題でしょう。さて、小生の場合には、グリーンのタグはもらい損ねました。当時は時計が記念品だったからです。でも最終的には手にいれましたが...。
  こんな感じでレターと一緒に送ってきます。 これは、ブラウンのタイプ。 立派なもんです。 やっとサイト主も。500,000マイルを越えた様です。 何年かかったのでしょうか? USAに未だに訪れた事がなく、ほとんど欧州地域と少しのアジア地域へのフライトでここまで行きつきましたが、もうこれ以上はないでしょう。
これがはじめてJGCになった時の案内です。この頃は、我社内にも私と商社出身の部長だけだった様な。ひた隠しにしてました。当時は、海外出張にいく人間が極々少数で、商社さんと商売していたのは筆者のエリアだけ。そういうわけでこういう事に敏感だったわけです。
 (クリックすれば拡大します)
  JGCになっての最高のサービスの一つが、この荷物の引き渡し優先権です。着陸後のチェックインラゲッジが引き渡しのターンテーブルに早くでてくるということです。ただし、これが有効なのは、乗り継ぎなしに到着する出発便と帰国便に限られます。そして、差別化として、チェックイン時の荷物にこの上左の赤いタグをつけてくれます。もちろん利用クラスがエコノミーだろうがビジネスクラスだろうが関係なく、JGCならばこのサービスを受けられます。
   JGCになるにはどうすればいいのかは、JALのホームページに書いてあるので、詳細はそちらで研究してください。日本-欧州間ならば、年間4往復くらいでしょうか。とても自前では行ける回数ではありません。ある程度コンスタントにビジネスがあり、また、展示会などのイベントが集中していたりなどの理由がないと出張許可もなかなか出にくいかもしれませんが。ご健闘をお祈り致します。 
   ただし、我が社内をみていると、北米、南米担当はわりと簡単にこのハードルをクリアして行ってます。欧州便よりも距離が稼げるのです。でも、南米の飛行機で20数時間というのはちょっと...。でも、うらやましい。
   でも、本当に世界へ出張される方なら、スターアライアンスのネットワークが使えるANAの方がいいのかもしれません。筆者も是非ANAのSuperFlyersステイタスが欲しい。しかし、その前に関西空港発便を復活させて、全日空さん。もちろんLHとOSとの共同運行以外で...。  この替わりといってはなんですが、サイト主の場合には、ANAではなく、LHとOSの欧州域内のフライトで、セネターというステイタスを維持しています。 
  でも、JALグローバルクラブメンバーの多い路線では、ずらっとこのタグばかりの場合も。 国内線でも、上右の黄色いタグで区別してくれますが、手荷物だけで搭乗している人には勝てません...。しかし、多くの場合は、バゲッジのターンテーブルが動き出せば、すぐに出てくるので、荷物をピックアップする時に注目の的であります。 この時にやはり、ある程度チュウモクカブル(注目とABLEのサイト主的造語か貿易用語、他にもモウカリティー(利益率)など多数)な、気の利いた、TUMIRimowaが栄えるのではないかと勝手に思っていますが...。(最近は結構多いが...)
  左の写真は、ただ重いラゲッジをチェックインする人向けのタグです。JGCは関係有りません。ご参考まで。(良くつけられます...)
'03年冬の新情報です。
とうとう、フランフルトのラウンジで黒色のJGCタッグというのを見ました。750,00マイルレコーダーの方でしょうか? それとも、ミリオン?
  大変です。 日本航空のホームページを何となく見ていたのですが、マイレージで大きな発見をしてしまいました。まず、昨年末に、100,000マイルも消失してしまいそうになり、なんとか滑り込みで旅行券に変換しました。そして、また今回、発見してしまったのですが、マイルからJAL旅行券への引き換えが、2004年3月31日で終了するとの小さな字を見つけてしまったのです。 これは非常に大きな問題です。とにかく、今年の3月にとりあえず旅行券に交換しておきましょうか。交換してからは、1年間有効なので、延命処置といえるでしょう。 しかし、皆さんご存じ?
   世紀の大発見をしたように、同じ立場の同僚にしゃべりまくっていたら、「2005年3月31日までになっていると言われ、早速ホームページを確認。あれっ、変わっている。うーん、さては、毎年、同じ事なのかな? さすが世界を股にかける大企業。危機管理が徹底している。 勉強になる。
JALグローバルクラブって?
2004年 マイルチェック
  一度メンバーとなると、それ以降、カードの会費さえ支払っていれば、ステイタスを失う事がないので、細かくマイルをチェックする事はないのだが、クリスタルより上のステイタスが見えてくると俄然気合いが入る。 昨年の海外ロードは、数回の欧州出張と1度のアジア域主張でおわったので、3万ポイント以上の搭乗者対象の、「JMB クリスタル」だったが、最近いきなり、5万ポイント以上となり、「JMB サファイア」になった様子。ただ、もう一度の欧州海外ロードが決定した(04年11月半ば現在)ので、最終的には、「JGC プレミア」になると思う。 ここまで到達すると、正直おいしいので、積極的になります。
 最近のJMBのステイタス

 一時は、色々と試行錯誤を繰り返していた様ですが、ここ最近、マイレージステイタスが固定してきた様ですので、下記にピックアップしてみました。

JMB          まずは、ここからスタートです。
JMB クリスタル  3万ポイント以上または30回以上で1万ポイント以上。 但し、JGCメンバーにはあまりメリットはありません。
 (目安 : 欧州都市年間2往復)
JMB サファイア  5万ポイント以上または50回以上で1万5千ポイント以上。ここで、ようやく使えるモノがもらえます。
 (目安 : 欧州都市年間4往復)
JMB プレミア   JALグローバル会員の方で7万ポイント以上または80回以上のご搭乗。実質、これ以上がおいしいのですが...。
 (目安 : 欧州都市年間5往復)
JMB ダイヤモンド 10万ポイント以上または120回以上のご搭乗。 サイト主的には未踏のエリアです。
 (目安 : 欧州都市年間7往復) まだ一度もこれの経験無し。将来も無理。同僚の南米担当は何度かこのレベルまで到達したらしいが...。
 
 何がメリットなのかということですが、クリスタルだと、国内線Jクラスへのアップレード券くらい...。でも、最近は、欧州ビジネスクラスチケットで国内線に乗り継ぐと自動的にJクラスなので使う機会無し...。サファイアともなると国際線のアップグレード券つくのでファーストクラスも夢じゃなくなるし、プレミアだとアップグレード券に加えて、ホテル宿泊券も不可されるので使いで多し。 要するにサファイア以上で初めてメリットが出てくる。(JALグローバルクラブへの入会基準も満たす事になる) 

  これが、JMBクリスタルです。国内線のJクラス券程度。もらってもJGC会員としてはうれしくありません。
そして、これが、サファイア。 これだけ搭乗するとJMB会員からJGCへの昇格案内がきますし、国際線のアップグレード券が手に入ります。JGCとしてはここからがおいしくなります。
  11月末に規定の7万マイルをクリアし、この年の瀬もせまった26日にとりあえず、JGC PREMIER 2004(有効期限 05年03月)が送られてきました。規定をクリアすれば、そのクラスのサービスが即刻受けられる様にということだと思います。一応、認識はされていたということで。来年度が楽しみです。
  しかし、搭乗クラスのアップグレード券や無料ホテル宿泊券などは来年度の発行となる様です。
  でも単年で、クリスタル、サファイア、プレミアと三種類が揃うのも珍しく、今後あるかどうか...。最低限、来年はなんとかそのメリットを享受できそうですが...。

 3月半ばに受け取りました。正直、Premierステイタスは久々なので何が付いてくるのか楽しみにしてました。
  封筒の中は、挨拶状とクーポン1と2に分かれた封筒、が入っており、
  クーポン1には、
   国内Jクラスアップグレード券 x 6枚
   国内・国際線アップグレード券 x 6枚 (国際線の場合には、3枚相当)
  クーポン2には、
   ホテル無料宿泊券  x 1枚
   ラウンジクーポン   x 3枚
   会員制クラブラウンジ利用券 x 5枚
   東京ディズニーシースポンサーラウンジ券 x 1枚
   
   フラワーギフト券  x 1枚
 正直、宿泊券と国際線のアップグレード券は有難いです。1等席に3回乗れそうです。 それと新しいところでは、ディズニーシーのラウンジ券? これは初めてです。プレシアターと書かれていますが...。ピンときません。しかし、例のごとくサイト主は新しいモノが好きなので....。 ディズニーランドへ久々に行ってみようかという気に...。その他の得点は...。
  クーポン券以外で、気になったのは、「羽田空港 ダイヤモンド・プレミアム ラウンジ(05年5月15日オープン)」です。 おそらくは、LHRなどにある、FAST TRACKみたいのかな? 優先セキュリティー付きのラウンジサービス?  あまり、国内線利用機会はありませんが、一度は。
プレミアな帰国
  こういう特典というのは使わなきゃ意味がありません。 早速、アップグレード券を6月のフランクフルト発成田行き JL408便に使って見ました。 5月の中旬にこのクーポン券を使う事を予約デスクに伝えておきましたが、なんと、この日のJL408便は、あいにくウェイティングですとの連絡。仕方がないのでそのままに。そして、6月の始めにコンファームされましたとUKのJALから携帯電話に連絡がありました。 やはり、早めの予約がポイントの様です。

  さて、帰国当日。フランクフルト市内で少し時間をつぶしてからチェックイン。いつもチェックイン時には、その日の便の込み具合を確認します。 事前に予約しておいた席は、1C。もっとトイレに近いところに空き席は?と聞いて見ましたがあることにはあるのですが...との返事。やはり、となりが空いていそうな席の方がもちろん優先なので1Cのままでチェックインしました。しかし、その時に座席表をみせてもらいましたが、ファーストクラスは3列しかありません。 それじゃ、予約がタイトなわけだ。 で、ファーストクラスの乗り心地ですが、もちろん初めてではありませんが、関西行きと成田行き。明らかに違います。雰囲気が。その詳細はご想像にお任せします。 但し、サービスに関しては、食べ物はビジネスより遙かにベターです。 好きなモノを好きな時に取れますが、シート自体の完成度は、最近のビジネスクラスの方がいいのかもしれません。現に、PCに繋ぐ電源がファーストクラスにはありませんでした。 でも、久々に嘱するキャビアや入手困難な森伊蔵が飲めるのはありがたいです。
  さて、無事に成田に到着し、羽田へ。ここで、また、プレミアなひとときを楽しむ為にチェックインしようとカウンターへ。ところがここで大ちょんぼ。 今、第一ターミナルは、行き先別に北と南に別れているというのを失念。 チェックイン後に荷物を持って正しいカウンターへ。 国内線をあまり使わないので...。 そして、荷物のチェックインを終わえてから、少し買い物後に、ダイヤモンド・プレミアム・ラウンジへ。 なんか迷路の様。それに、カウンターがあって、荷物の検査があるので、何かカウンターに用事があるときは、荷物検査を再度受けなきゃいけないの? 荷物の検査も、数人のセキュリティーが同時に挨拶してくれるので、若干退いてしまった。 ラウンジ自体は、まぁ普通。LANケーブルがあれば(サイト主はいつも携帯)、ネットサーフィンが無料で楽しめます。 土曜日の午後は、ラウンジはガラガラでしたが、混雑時はどの程度のモノなのでしょうか? 金曜日の夕刻とか? 結構、プレミアムな方々は多い? 本当にそれなりに搭乗実績のある人ばかりなのですが、サイト主としては、そこに興味があります。
 
 一応、プレミアムな帰国と題しましたが、最近のビジネスクラスも画期的に良くなっているので、以前の様な感激はありませんでした。それよりも、関西空港路線と成田路線でのサービスの落差に驚くばかりです。 それなら以前の様な51便(夕刻の成田-関空便)を飛ばしてくれといいたい。そうすればもっと成田便を使えるのに。
ファーストクラスの飯...
 2005年に関しては、日本-欧州間を5往復し、その10フライトの内の5回を、身分不相応にもファーストクラスにアップグレードしてもらった。アップグレード券を使ったのが2度、後の3回はいわゆるインボラアップグレード(Involuntary)といわれるラッキーなケースである。 もちろん、こんな事はいつもの事ではないのだが、常時ファーストクラスに乗るような人が、そのサービスをレポートするとは思えず、ここは、ひとつ、ミーハーに徹し、静かなコンパートメントで臆面もなくデジカメのシャッターを押し続けた勇気を評価していただきたい。 但し、当時の8名のこのクラスの乗客のうち、何人が正真正銘のファーストクラス客は誰にもわからない。 対象は、2005年12月のフランクフルト発成田行きの週末の便。機材は、ボーイング777でした。 シートは最新鋭のJAL NEW SKY SLEEPER SOLO。 サイト主的にも初めての体験です。ファーストクラスのコンパーメントには、このシートが左右窓際と中央に1席づつ(お隣が存在しない)。合計9席。その内8席が埋まってました。サイト主は、2Cという席。席に着くまで知りませんでしたが、2Aという席は存在しないのです。1席づつ1A、2C、3Aと交互に配置されている様子。勉強になります。 最初はどういう風な仕掛けになっているのかわからずうろうろしてましたが、そのうち慣れてくれと、もうこっちのものです。
 JALの機内音楽・映画サービスにMagicというのがありますが、その進化系バージョンIIIでは、聞きたい曲だけを集めて聞けるという「マイセレクション」という機能があるのですね。感激しました。関空線をメインに乗ってると機材の関係でなかなかこういう最新サービスを受ける機会はありません。
 そして、洋食と和食からコースを選択します。 今回は和食を選択しましたが、ファーストクラスのメリットは、できることは何でも対応してくれるというところなので、いつもファーストクラス搭乗の折には、洋食の前菜であるキャビアをオプションでお願いしています。これが、そのキャビアになります。 ロシア滞在の長いサイト主が見るには、イラン製の中級品とみました。 もちろん、色と粒の大きさから。 そして、キャビアの付け合わせとしてタマネギを小さくカットしたものにハーブ。それにレモンが着いています。ルフトハンザなんかは、ゆで卵をカットしたモノが付きますが...。 でも、キャビアは旨い。おかわりをしたいのをさすがに押さえて...。 ちなみに洋食のメニューはこの日は、牛フィレのステーキフォアグラ詰めか、鴨胸肉のロースト、或いは、アンコウのステー等
食事の開始
 テイクオフして水平飛行になると、まず、飲み物をいただきます。 通常ワインを勧められますが、サイト主は、焼酎が好みです。芋か麦をロックで。JALのファーストクラスには、あの有名な「森伊蔵」がありますが、往路はそれだったので、「兼八(大分県)」にしました。 それにカナッペの様なモノがついてサーブされます。見事写真を撮るのを忘れました。もちろんワインも充実してますが..。
ここから本当の和食がスタートです。そして、焼酎はすでにずいぶんと楽しんだ(数杯)ので、ここから吟醸酒に替えます。 銘柄は、「醸し人九平次 別誂(愛知県)」。これはうまかった!
先付
ぜんまい 白和え (奥の小鉢)

前菜
キングクラブ黄身揚げ、数の子、紅白なます、黒豆のかぼす釜、鶏松風、帆立柚庵焼き

黒鯛 葛打ち
向付 (手前)
甘海老、鮪、帆立貝 (手前)
煮物 (奥左)
茶碗蒸し、蟹銀餡掛け

酢の物 (奥右)
北寄貝とイカの辛子酢味噌和え
台の物
銀鱈、煮卸し餡掛け

御飯(日本産コシヒカリ米使用)
味噌汁、香の物
デザート
いつもこの頃になると完全に酔っぱらいと化しています。

見たとおりのフルーツ。
デザート2
和菓子

ポートワイン
グラハムズトゥニーポート30年

チョコレート
カプチーノ
シナモンスティック付き
しょうゆラーメン
    鹿児島産黒豚チャーシュー使用
    でも、しょうゆよりは味噌ラーメンの方がおいしいかもしれません。
穴子と鮭、棒寿司
ココナッツアイスクリーム
本物のココナッツのシ食感があります。
 そして、順調に飛行を続け日本海に出ようとする頃に最後の食事を取ります。日本時間でいうと、お昼の時間でしょうか。 ここで、カレーライスを食します。 でも、最も人気があるのはこれではないでしょうか? 「カレーでスカイ」とかなんとかいうレトルトと思いますが、これが旨い。  
 これで1食目が終わりです。 従来だと、あとは到着前1-2時間前に朝食ともいえるべき食事が自動的にサーブされていました。しかし、ファーストクラスでは、2食目以降は、欲しい時に頼めば持って来てくれるというシステムに変更されてます。様々なメニューが存在し、メイン良いもこちらの方が食べやすいと思うのはサイト主だけでしょうか。ビジネスクラスも最近は、同じようなシステムになっています。
 
 さて、1回目の食事後、数時間が経ち、酔いもさめてきた頃。 ほぼ、ウラル山脈を越える頃に次のステップに..。
ワインリスト
メニュー
これが、ほぼ12時間のフライト中に頂いた食事です。 食い過ぎ? とも言われるかもしれませんが...。どれも一級品。  
ボーディングカード
ファーストクラスの飯 その2 
  
  --- 日本の春の味編 ---

  JL408便 フランクフルト - 成田線 2006年3月 
 食事の前のオードブルとでも言うか、前回、写真を撮るのを失念してので。 左は、スズキのカルパッチョ風、イタリア風野菜など。右側は、追加のおつまみ。さきいかなどのセットとおつまみセット。

 飲み物は、大分県産の麦焼酎の焼酎屋・兼八というブランド。
先付
 筍 木の芽味噌和え

前菜
 海老棒寿司  牛肉野菜巻き  帆立雲丹焼き 胡瓜イクラ添え 蟹揚げしんじょとつくね串打ち

 飲み物は、ここで諏訪産 大吟醸酒 夢殿。
 エクストラ
 
和食ならついていないのだが、お願いすれば持ってきてくれるキャビア。
 特に最近、ロシアでもなかなか高価になり手に入らない。 カスピ海のロシア近辺が水質汚染の為にチョウザメがすべてイランに逃げたからだという目下の噂。
  JALはいつもオニオン付きでサーブされる。 ルフトハンザ/オーストリア航空なんかは、ゆで卵の細かく刻んだものだった様に記憶しているが...。 とにかく無ければ食べたいと思うのは世の常で。

 
海老しんじょ
 
  ここで、日本酒を違うのに代えた。理由は、あまりにも上品すぎてピンとこない。
  焼津市産の 磯自慢 酒友 純米大吟醸 エメラルドに。
向付
 
蛸薄造り、鮪造り、いずみ鯛花造り

煮物
 野菜炊き合わせ

酢の物
 北寄貝と烏賊の辛子酢味噌和え
台の物
 銀鱈 酒粕焼き  ご飯(魚沼産こしひかり)
 味噌汁  香の物

 「最近、ご飯はちょっと自身があるんです」と言ってCAがサーブしてくれたが、本当にうまかった。 
 
 そして、いつもやる失敗。味噌汁を飲む前に十分かき回すのを忘れた...。
 和菓子とフルーツの盛り合わせ。
 そして、今回は、普通のコーヒーをオーダー。一応、手焼き焙煎のブルーマウンテンらしく、明らかにビジネスクラスよりは良い香りがした。そして、今回の締めは、Baileys Irish Creamで。

  ただ、どれもこれも大したものなのだが、特に恐れ入ったのは、爪楊枝。 「黒文字ようじ」とパッケージにある。これが本当に良く出来ていて、長時間の使用にも先がつぶれないのである。 これはすごいアイテムだ!  明らかにおっさんのコメントだ...。
 日本到着数時間前に、とろろ蕎麦と青リンゴのシャーベットを食す。
 
 日本到着2時間前
 定番のカレーライスである。 これを食べないとJALに乗った気がしない。
JAL サービスアンケート
 
食事後に是非ご協力お願いしますとサービスアンケートを頼まれた。 全乗客対象ではなく、無作為に抽出した数名にアンケートをとっているとの事。 サービスは適当に回答しておいたが、当然、エンターテイメントの項目には、手厳しくしておいた。 ただ、このアンケートは、フリーに記入する欄がなく、すべてがマークシート風になっていたので、行間に無理矢理書き込んでおいた。
 
JALファーストクラス・オリジナルポーチ 
                              (2005年 帰国便)
 blogでポーチが話題になったので、参考までに紹介しておく。 見た目は特にすごいというものではないと思うが、いかんせん化粧品の知識がないので、猫に小判状態かもしれない。機内で使うというよりもお土産の感が強し。これは、特に女性用ではなくみんなに同じ物を配布している。 中身は、
 クレ・ド・ポー ボーテ
   洗顔フォーム/ローションタンドル化粧水
    /エマルションタンドル美容液
 資生堂アイリフレッシュマスク (長距離ドライブで重宝してる)
 資生堂歯ブラシ
 資生堂歯磨ホワイト
 資生堂フェーシャルティッシュ
 ヘアブラシ / アイマスク / イヤプラグ

JGC PREMIER 2006
  昨年に引き続き今年(厳密に言うと今年度)も、一応、日本航空便に搭乗する限りは、プレミアなるサービスが受けられます。しかし、サイト主の自身のポケットマネーでエアチケットを購入しているわけではなく、たまたま昨年の業務が欧州で多忙を極めただけだと自分に言い聞かせて、勘違いしない様にしておかないと、ツブシの効かない人種になってしまいそうで...。謙虚な心を忘れないようにしましょう。 おそらく、今年は、このステイタスを維持することは無理と思いますので、十二分に悔いの無いように活用したいと考えています。で、どんなモノが送られてくるかというと...。 
こういうクーポン券の冊子が2冊送られてきます。クラスJ券引換証特典クーポンと書かれています。
クラスJ券引換証は国内線用。そして、特典クーポンの冊子には色々と...。
特典クーポンの冊子には、最もありがたい、国際線アップグレード券です。昨年は、国内線1枚づつ、国際線2枚づつという風な使い方でしたが、今年からは、国際線に1枚づつ使え、合計3枚が入っています。異次元を3回体験させてもらえるクーポンです。
これが国内線Jクラスアップグレード用のクーポンです。10枚入ってます。昨年は、スーパーシートも存在したので違ったものでしたが、今年は、ずばりJクラスアップグレード券となっています。片方の冊子はこれのみ。
JALグループホテル宿泊券です。シングルで1泊できます。その差額を支払えばダブルでもトリプルでもOKです。
空港ラウンジの利用券です。JGCは何もなくてもラウンジは使用できるので自身で使うことはありません。
今まで使用した経験の無いセンチュリー21という会員制のクラブラウンジ使用券です。帝国ホテル、新高輪プリンス、銀座日航ホテルにあるらしいです。
東京ディズニーシー・JALスポンサーラウンジクーポンです。事前の予約が必要と書かれています。昨年、使うタイミングを逸し、今後も使う機会はないと思われます。
フラワーギフトクーポンです。指定日の10日前までに返送してくれとあります。下の写真が、昨年のクーポンで送ってもらったフラワーポットです。
 4月からもビジネスクラスを維持できるかどうかはわかりませんが、今のところは大丈夫かな? でも、先の事はわかりませんし。
 これらのプレミアキットが到着する頃と同じくして、昨年JAL機内で購入した免税品の総合計の10%がJALの旅行券でキャッシュバックされます。今年は、8,000円分の旅行券が送られてきました。ほとんどが、連れ合いの関連からお願いされた、シミ、シワ対策用品を購入したものです。但し、旅行券というカタチでのキャッシュバックなので使い道は限定されますが...。
 



JAL ファーストクラスオリジナルポーチ
                       (2005年 出発便)
 関西空港 - ロンドン・ヒースロー便で入手したファーストクラスのポーチです。 色々な情報から、路線に関係なく出発便と帰国便の2種類のポーチが存在する様です。
   資生堂 リラクシングシャワージェル
        リラクシングバスエッセンス
        イニシオボディークリエーター
        アイリフレッシュマスク
        歯ブラシ等
        フェーシャルティッシュ
   ヘアブラシ
   アイマスク
   イヤプラグ

過去のJAL ファーストクラスポーチ
 今となってはいつ、どの路線で入手したのかは定かではありませんが、過去のファーストクラスポーチです。付属の説明書によると、日本航空 ファーストクラス コスメティックキットは、資生堂のアロマセラピー・シリーズ”キフィー(KYPHI)"を「ナタリー・ジョルジュ」デザインのポーチに云々とあります。なるほど、このポーチはしっかりしたボックスタイプで他の用途に使えそうです。
   キフィー 芳香泉 薬用入浴剤
          蒸気香クリーム (夜用ボディクリーム)
         寝室香 (寝室用芳香剤)

   資生堂  アイリフレッシュマスク
         歯ブラシ・歯磨きホワイト
         ハンドタオル
         フェーシャルティッシュ
   くし
   アイマスク
   イヤプラグ

 
ファーストクラスの飯 その3
   --- 日本の夏の味 ---
   JL408便 フランクフルト - 成田 便 2006年 7月
 まずは、ウェルカムドリンクのシャンペンです。 余り飲まないのですが...。
 そして、引き続き「焼酎屋 兼八」、麦焼酎のロックから始まります。最初は、生ハム、アスパラガスとチーズ、キュウリとサーモンなどがまずサーブされ、後は色々な豆、乾物系がでてきます。
 ここまででだいたいできあがります。
先 付
玉子豆腐
いくらと豆が添えられています。

彩りがきれいです。

前 菜
海老漬け煮、 小川巻 焼きししゃも
イクラと大根おろしライム釜盛り

特に焼きししゃもが感激ものでした...。

 葛打ち
オプション
 大好きなキャビアです。完全に忘れ去られていました。椀の後に来てしまいました...。
向 付
鮪の角造り、〆鯖、烏賊菜種
煮 物
野菜の焚き合わせ


酢の物
もずく旬采蟹身寄せ
台の物
鰻 蒲焼き

これこそ日本の夏の味ともいうべき鰻の蒲焼きです。それに、機内で炊いた魚沼産こしひかりとみそ汁。
シャンパンシャーベット
マカデミヤンナッツ入りのアイスクリームもありますと言われましたが、最後の最後にコンディショニングという言葉が浮かび...。 でも、絶対にこっちの方がさわやかで目を覚ますのにはいいと思いますが...。
焼き魚ご膳   普通ならカレーライスなんですが、普通の定食が無性に食べたくて...。
  ほうれん草のお浸し
  鮭塩焼き 
  厚焼き玉子
  明太子
  香の物
  みそ汁 + ご飯
天ぷら蕎麦
ここからは間食の時間になります。
なんてことはない蕎麦ですが...。あえてきつねうどんを避けてみました。量的に少し小さめのサイズです。
フルーツのデザート。
特にコメントを付ける必要もなさそうです。
和菓子。 水ようかんの様なプリッとした食感。
こういう水が大部分の寒天系は大好きです。
食事の〆はポートワイン。それにチョコレート...。
これで、一応の食事は終了です。
BOSE ノイズキャンセリングヘッドフォン
 何かファーストクラスの新しいサービスはないかと搭乗するなり機内誌に目を通したりしていたが、偶然、これを見つける。BOSE社製のノイズキャンセリングヘッドフォンを借りられるというのだ。 いつから開始されたサービスかはわからないが、有る物は使うがモットーなので早速お願いした。でも、その後、CAが他の搭乗者にも勧めていたので、黙っていてもサーブされるのかもしれない。少なくとも、前の搭乗時(06年3月)にはこんなサービスはなかったと記憶している。今までは、SONY製の写真(下左)のノイズキャンセリングヘッドフォンが標準だったのだが...。つまり騒音と逆位相の音をつくり消してしまおうという思想で造られたヘッドフォンである。 このヘッドフォンでも、当時はNY線とLHR線にしかなかったのであるが...。
 さすがに米軍・民間パイロットのプロ技術。使い勝手は、悪いハズがなく、音質がすごくいいのと、ノイズキャンセリングがよく利いており、SONY製のものよりボリュームを相当抑える事ができる。だから、長い時間使い続けてもストレスが貯まらず快適。ただ、ヘッドフォンのイヤーカップの部分が耳を完全に覆ってしまうので違和感があるかもしれないが。 このヘッドフォンは、ネットで直販されているらしい。価格は、40,000円程度。
 さて、このヘッドフォンもいいのであるが、もう一つ気になった部品は、写真(下右)の変換プラグなのである。通常の3Pのステレオプラグを航空機用の2Px2に変換するプラグ。これを見てスイスインターナショナルの機内販売誌でも、B&OのA8ステレオイヤフォン用に同じタイプの変換プラグを付けて販売されていた。日本ではまだ見たことはないが...。
ポイント交換MAP
2006年12月現在。
 ポイントの交換には、交換限度、レート等の決まりがある場合が普通です。 実際の交換時には各々で確認の事。また、上記の図では、どちらの方向にマイルが交換可能なのか不明瞭です。それは自身で調べてください。 結構細かな制限が付いており、本人が調べて納得しうた方が健全だと思ったので...。
 
ファーストクラスの飯 その4
 2007年 3月中旬 フランクフルト - 成田 JL408便
 今回の食事のテーマは、「 日本の春の味   寿司会席 」 
まずはウェルカムドリンクのシャンペン(ブランド確認するの忘れた)。 最近は、何も言わずに持って来る様になったBOSEのノイズキャンセルヘッドフォン。今回は、2D席。真ん中で前から2席目。このフライトでは、9席中1席に空きが有り。食事の準備、アペリティフはキールで。その後、大吟醸酒に切り替え...。
前菜 : 
  牛肉野菜巻き/烏賊黄味焼/数の子/胡瓜イクラ添
椀 :  
     海老しんじょ 
向付 :
   蛸薄造り、鮪角造り、いずみ鯛花造り
寿司膳 :
いずみ鯛、烏賊、サーモン、コハダ、海老、イクラ
台の物 : 揚げ出し豆腐と野菜の焚き合わせ
       + 味噌汁/香の物/ご飯
フルーツ取り合わせ
和菓子...
 + コーヒー
ここからは、間食編...。

とんこつラーメン(+鹿児島産黒豚チャーシュー)
アプリコットシャーベット
   +ハーブ
焼き魚ご膳 :
ひじきの田舎煮、鮭塩焼き、厚焼き玉子、明太子、香の物、味噌汁、ご飯
  いつも前菜に追加で頼んでいるキャビアがとうとうメニューから落ちていました。やはり、時代でしょうか...。

  参考までに、洋食メニューは、
   アミューズブーシュ
   仔牛肉のグリルとケルト風サーモ
   マッシュルームのクリームスープ
   以下三種類から選択...
     牛フィレ肉のステーキレッドペッパーソース
     ほろほろ鳥のロースト ライムジンジャーソース添え
     平目の蒸し煮とマッシュルーム添え 
               サフランズッキーニソース
  
2007年のステイタス
 今年のステイタスは、CRYSTALと言うことになった。
 昨年は、欧州線を3往復。フライオンポイントなるもので50,000マイルにちょっと足らず...。そういうわけで、JAL的には、CRYSTALステイタスと相成りました。 国際線のアップグレード券が1枚。クラスJ券引換証が4枚がそれぞれ付属しています。
  そして、2007年4月1日から「ONE WORLD」に参加する為に、そのアライアンス上でのステイタスは、サファイアと言うことで、カードの右下角に、水色のマークが。これで、@ビジネスクラスカウンターでのチェックインAラウンジの利用B予約時のキャンセル待ち優先C空港での優先搭乗、が約束されるらしい。
 
 最上位クラスは、これらに、ファーストクラスカウンターでのチェックインが加わる。 
  また、最下位クラスは、ルビーとなり、ACが省略される。
 但し、JGCの場合には、フライオンポイントで、20,000マイルをクリアしていれば、ONE WORLDでのステイタスでサファイアを自動的にもらえる様だ。 逆にJGCで無いと、クリスタルがルビー、サファイアでサファイア、JGCプレミア以上がエメラルドとなり、一応、JGCと非JGCでは差別化はされている。おそらく、推測するに、現役で、この20,000マイル〜30,000マイルが最もボリュームの多いゾーンということか?  
 もちろん、JALグループのみを使う場合には、JGCは今までと同じ扱いとなる。
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