GIANT ONCE Time Trial

Giant Once TT Parts List
フレーム GIANT ALUXX-SL 6000 アルミスーパーライト
フロントフォーク GIANT カーボンエアロ
BB セット SHIMANO DURA BB-7700 109.5-68mm
ギアクランク SHIMANO DURA FC-7701 53/39T 170mm
チェーン SHIMANO DURA CN-7701
ペダル SHIMANO DURA PD-7750 SPD-SL
ヘッドセット FSA 1-1/8インチ インテグラル
ハンドルバー CINELLI Diet Eubios 420mm
ハンドルステム 日東 UI-III 110mm
ブレーキセット SHIMANO DURA BR-7700
ブレーキレバー SHIMANO ULTEGRA ST-6510
F. ハブ FH-7700
R. ハブ HB-7700
リム Mavic Open Pro
タイヤ Michelin Pro Race 700x23c
F.ディレーラー SHIMANO DURA FD-7700
R.ディレーラー SHIMANO DURA RD-7700SS 2x9S
シフトレバー SHIMANO ULTEGRA ST-6510 9S フライトデッキ対応
CS SHIMANO DURA CS-7700-9S 12-25T
シートピラー GIANT Carbon seat post #1
サドル San Marco Era-Racing Titan
DHバー DH bar Profile Jammer SL
  これまでの2台の自転車の改造を経験することで、専用工具もある程度揃い、とうとう完全なオリジナルの自転車の製作を決意した。というよりは、一度作って見たくて我慢できなくなったというのが本音である。   焦らずにゆっくりと部品集めにかかる。せっかく作るのだから納得のいく物をモットーにフレーム選びから。ただし、地域柄、通販での部品収集という事になりそうで、購入できるブランドに制約があり、しかし、予算中で、フレームの色、デザイン、TTモデルという剛性感の高そうな物をという趣旨で最終的にGIANTのONCE タイムトライアルモデルを選択。ちょっとメーカー名に引っかかるところもあるが仕方が無いとあきらめる。コンポはSHIMANOで決まり。どのグレードを採用するかで悩んだが、どうせならとDURA ACEシリーズに決定した。ほぼ半年間で一応完成。あとは乗りながら熟成させていくかと。
  はじめての試走の時には、やはり感動した。それまで、EUROTOURで走っていた同じコースを5-10分間もタイムをいきなり短縮してしまったのである。軽い、早い、レスポンス抜群。ディレイラーの精度のよさ...。気持ち的なものも大いに影響しているだろうが...。そんなわけで、少しずつ改良しながら乗り続けている。

  ハンドル回りの写真である。SHIMANOのフライトデッキに加え、POLARの心拍計、DHバー。冬場はこれにライトをつける事になる。もうハンドル回りには空きスペースというものはない状態。


現行のスペック

クランク付近の図。黒いボトルは、工具箱である。
中には、予備のチューブとパンク修理に必要な工具類に何本かの六角キーなどを入れている。もちろん空気入れも。

進化したパーツ

ペダル
1個目 :SHIMANO PD-6600 特に不満もなく使用。
2個目 :あこがれのTime Equiped Pro Titan Mag を購入。1年程度使ったと思う。PD-6600に比べて良いといえば良い感じ。踏面がでかいからか。しかし、脱着が結構大変で、立ちごけ多数経験...。
3個目 : SHIMANOのPD-7750を早速購入。これは、良い。軽いし、踏面広く、脱着簡単。今は、、これ一本。

タイヤ
1個目 : Panaracer Strudius Sport 安かった。しかし、2,3ヶ月も使うとパンクしやすく、なんかいつもパンクの修理をしていた様な。
2個目 : ミシュランのPRO RACEに交換。まず、パンクが無くなった。それに、特にグリップが良いような気がして、コーナーで安心してスピードを出せる感じ。おそらく次もこれを買うだろう。

STI
1個目 : ULTEGRAのフロント3段のを無理矢理使用中。やはり、勢い余ってチェーンを外すこともあるので交換しないと...。
2個目 : DURA(9段)の左のみ購入。まだ取り付けていない。

Stem 
1個目 : CINELLIのGroove Ahead 90mmの黒を使用。 
2個目 : 日東 UI-III 80°110mmに取り替え。ポジションを前にしたかっただけ。

クランク
1個目 : DURA
2個目 : 壊してしまったので取り替え。はっきり言って取り付けミス。クランクの部分の締め込みが十分でなく、右側のクランクがネジをなめてしまった。これが、発生した為に転倒。でも、1年は何もなく乗っていた...。これで、結構、各部の増し締めを行いチェック。自身で組み立てる場合には、こういうリスクも負わなければ...。なにわともあれ、ヘルメットと手袋は必需品です。



給水アイテム

  
夏期限定ですが、写真の様なミノウラ製のサドルに取り付けられるボトルホルダーを追加してます。

  他にシートチューブとダウンチューブにそれぞれ1個づつボトルケージがありますが、シートチューブのものは、ボトル型の工具箱になっており給水用のボトルではありません。しかし、夏場の早朝とはいえ、1時間以上サイクリングするとなるとどうしても1本のボトルでは足らず、サドルに追加するという方法を選択しました。

  2本のボトルの中身ですが、1本は必ずただの水(暑いとき頭からかぶったり、怪我したときに洗ったり)、他方は、お茶やスポーツドリンク(エネルゲンorVAAM)です。

  さてこのボトルホルダーですが、購入してそのままでは取り付けができませんでした。サドルにあわなかったです。それで、取り付けられる様にヤスリで削って加工しました。あまり格好の良くない加工ですが、まぁ、夏季限定の短期間ということでご勘弁を。ただし、これだけでは、サイクリング時の振動でどうしてもネジに緩みが出てきます。当初はグリスなどで緩み止めとしましたが、抜け落ちる事は無いけれどもガタガタと音が...。最終的に、ゴムシートをカットし取り付けてみました。これで、気になるガタガタ音がなくなり、且つ、ネジの緩み防止にもなっている様です。
上側の2枚の写真ですが、そのゴムシート加工前と加工後となります。別に大した作業でもなく、また、スポンジのシートでも代用可能と思います。 加工で使った道具は、ゴムシートを加工するカッターとハサミ。ネジ穴を作るためのはとめ抜きにゴムシートを固定する為の瞬間接着剤等です。それに、このボトルホルダーを取り付ける為のアレンキー。
Giant 冬支度??
   明らかに夜明けが遅くなっています(当たり前)。 でも、今年は暑かったし、紅葉が遅れているようなので、どうも感覚的なズレがありますが、こちらは、地球の公転が存在する限り、決まった間隔で発生する事象です。 でも、早朝出走が朝の6:00前後とするサイト主には、ダイレクトに夜明けが関係します。冬場の朝の出走時の時は、まだ暗いのは常でありますが、何もなしとはいきません。自分の所在を他の交通に知らしめる義務があります。今回、夏支度を解除し、冬使用に一部自転車の改造(そんな大したものではありませんが)を行いました。
  フロントの部分には、DHバーの部分に、LED改造マグライト(AAAサイズ)をLITE-RIDEとかいうマグライト用の取り付けゴムバンド(下右の写真)で固定。 実は、これに至ったにはストーリーがあります。電池式のハロゲンや高輝度のLEDライトなど色々とフロント用ライトとして使ってきましたが、電池式のハロゲン系は電池代がかさむ、まじめに自動車のような前照灯というイメージでは、どんなものでも電池式では光量が足らない、充電式は高価で重い。慣れたルートしか通らない、最低限、真っ暗闇ではない。で、行き着いたのがこのLED改マグライト。電池代が安いし、このゴムバンドで完全固定。自身の位置を知らせる程度の光量は十分あり。
  リアは、この赤色LEDライトを使っています。ほとんどは点滅モードでの利用です。 フロントの明かりは、夜が明ければ消しますが、このリアLED灯は帰宅するまでつけたままになります。  


 以上の2つのアイテムを、夏場の給水システムの代わりに、冬場(出走時間に十分な明るさになるまで)に使用します。
スペインの街角で...
  04年12月にスペインのバルセロナを訪問。ここで、このフレーム名ともなっている、スペインのサイクルチームのスポンサーONCEとの遭遇です。宝くじ(LOTO)販売ボックスであります。 フレームについているのと同じトレードマークが付いていました。 --- 当たり前。
  
速度センサー不具合
  昨年の12月くらいからPolarの心泊計の速度、距離の測定が途切れがちになりました。冬場でもあるので、速度センサーの乾電池(CR2032使用)の寿命かなと思っておりました。そこで、電池を入れ替えるべく、自転車フレームより外してみたところ、それは深刻なトラブルと認識しました(右写真)。 視認したところ、スピードセンサーケースの中程の片方のネジ台座が折れて水が進入していた様です。それにより、電池の液漏れの様な症状が広がり、機能はするが、ハンドル上の心拍計まで到達する十分なユニットの出力が得られない状態だった様です。一応、乾電池を新しいものに入れ替え、接点回復剤で掃除をし、再度水が進入しないようにビニールテープで補強し、試しに使ってみましたが、症状は同じで改善しません。ここはもう諦めて新品を購入する事にしました。時には、あきらめも肝心です...。 心拍計自身をセンサーの近くまで持って行けば反応する様ですが、絶対的な出力が得られていないようです。
 左の写真は、その速度ユニットの中にある基盤です。左側の電池の部分。CR2032が装備されています。また、右側の写真は、その基盤の裏側のモノです。このコイルから電波が発射されるのでしょう。
 新品の速度センサーをオーダーしました。送料込みで\6,300.-。安くありませんが背に腹は代えられません。 しかし、なぜ壊れたかですが、このGIANTに関しては、ここ2年は間の落車はありません。おそらく、固定バンドを強く締めすぎたか、また、センサーをサイクリング中に反応を良くする為に押した事もあるので、それにより壊れたと考えるのが自然と思われます。
速度センサー取り付け
  オーダーしておいたPolarの速度センサーが到着。早速取り付けました。取り付けはそれほど難しいということはなく、あえていえば、このGIANTに装備されているカーボン製のエアロフォークは、そのエアロ形状(板の様)ゆえに、付属の14cm長のタイラップでは足らずに、20cm長(幅3.6mm)のモノを別途入手する必要あり。但し、タイラップは、耐候性の為に素材が硬く、そのエアロ形状にピタッとフィットしないので少し不満。別の何かを探してみる事に。でも、一応とりあえずこれで。
   次にスポークに取り付けた磁石が、この速度センサーが、車輪が1回転する毎にカウントすることにより速度を割り出す様に、このスポーク磁石と速度センサーの隙間の調整も大事。5mm以下が推奨とされているが、フラットな形状のフォークには少し工夫しないとこの寸法を出せない。ゴム板を階段状に貼ってセンサーにスポークの方に傾く様な細工を行っている。これで、3mm程度の距離までスポーク磁石まで寄せられる。

   ここで、写真をみて不思議に思った方々もいらっしゃるかも。なぜ?速度センサーが自転車左側? 実は、Shimanoの速度計も使っている都合上、そのセンサーは既に右側に。仕方がないので、心拍計のセンサーは左側という事に。もちろん、双方とも問題なく、また、干渉しあうこともなく動作します。
  右の写真が、正しく表示される様になった心拍計です。 上段が、速度。9.4km/hが表示されています。この部分は、他にも色々と表示は可能ですが。 真ん中は、トレーニング経緯時間。一番下が心拍数です。 一応、速度のカウントも正常になったので、施行終了です。 ちなみにこの写真を撮るべくデジタルカメラを近づけると、心拍数、速度の表示に不具合が発生する事がわかりました。 また、トレーニング中も高圧電線下や大きな工場の近くにいくと表示に不具合がでる場合があります。
追 加 編
  昨週、一応バイクへの取り付けが完了した速度センサーですが、その取り付け方が、いまいち気に入りません。そこで、色々と気の利いたモノはないかと探してましたが、これはどうでしょう。不定形のカーボンフォークへのフィット感、また、色がクリアなので目に付きにくい、そして、その伸縮性ゆえのタイト感も望んだモノに近いのではと思うのですが...。(下の写真)

 モノは、外径で1.5mm程の透明なチューブです。 本来の用途は解りませんが、比較的稼働する部分での配線ケーブルを束ね、固定するのに使っているモノです。内部で使うものですので、耐候性には劣るかもしれませんが、電池交換時には外すケースが多いので十分と判断しました。2年くらい使えればと思って使ってみます。

 上の写真は、耐候性の黒のタイラップ。 素材が堅くて、もっとフィットするモノをと言うことで、下の写真の様な、チューブに換えてみました。 とりあえず、長期トライアルに。
                                                (05年01月記)
タイヤ交換 
   --- Michelin PRO RACE

  やっとタイヤを交換できた。摩耗にひび割れと、とても使える様な状態で無かったのだが今までかかってしまった。ここまで放っておいたという行為自体が反省すべき点だろう。
  ただ、今回はグレイのタイヤを選択したのだが、思ったよりもロードバイクの雰囲気が変わった。             2006年10月記
ブレーキシューの交換
  急いで交換する必要もなさそうに見えたが、早めに換えるにこしたことはないと思い、前後のブレーキシューを交換することとした。
ブレーキシューはもちろんゴム部分のみの交換。右の写真で減り具合がわかってもらえるかな? どれだけ使用したかは忘れた...。
現在、DURA-ACEのブレーキシューには2種類が存在するらしい。
R55C2 --- ドライでの制動力優れるがウェットではR55Cよりも劣る
R55C --- ドライではR55C2と同等ウェットでの制動力も良。但し、ウェット時の耐摩耗性で劣る。
もちろん、R55C2の方(少し安い)を選択した。
ゴムの削りカスで手は汚れるが、交換自体は簡単。ブレーキキャリパーからブレーキシューセットを外した後に、小さなボルトを緩める。注意点は一つ。確実にアレンキーをネジ穴に差し込んでから緩める事。滑ってしまうと後が大変です。そして、ゴムのシューをスライドさせて取り外し交換。ゴムを交換したブレーキシューセットをキャリパーに取り付けるが、まず、リムを確実に捉える様にキャリパーに取り付け。一応方向性があるので取り付け方向にも気をつけて。そして、次にキャリパーの開き具合を調整。これで、新車の時のブレーキタッチが戻るハズ。
              (06年11月記) 
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