2008年9月機種変更を行う....P906iへ...

個人輸入による携帯電話コンソール導入記  ---  '04年7月   

                           長すぎる前置きを回避したい場合はココをクリック


道交法改正)    
    遅くなりましたが、自動車運転中に携帯電話を使用した者に対する罰則が新設されたようで、これは大歓迎です。今までみたいに事故さえ起こさなければというのは中途半端でしょう。では、取り締まりは? 以外に簡単かな?使っているのを見られたらアウトという事かなぁ。携帯は、証拠が残るので言い逃れが出来ない。通話履歴等々。

で、重要な点。ネット上で下記の記述を発見しました。

《改正規定》
第120条第1項第11号
 第71条第5号の5の規定に違反して無線通話装置を通話のために使用し、又は自動車若しくは原動機付自転車に持ち込まれた画像表示用装置を手で保持してこれに表示された画像を注視した者(第119条第1項第9号の3に該当する者を除く。)
    → 5万円以下の罰金

上記の条文は、まぁいいとして、注目すべきは下記。

《解釈(警察庁からの説明)》
(1) 規制の対象となる無線通話装置の解釈は、従来どおり
 ・ 一般業務用無線のようにマイクと送受信機が分離しているものは対象外
 ・ 一般のカーナビのように車内に設置されているものは対象外
 ・ 対象は、携帯電話のように送受信装置が一の筐体となっているもので、手に持って送受信を行うもの
 
(2) 画像表示用装置は、携帯電話、PDAの電子メール等を想定している。


  要するに、サイト主的には、アマチュア無線のカートランシーバー(マイクが分離)は従来通り対象外。しかし、ハンディ機は対象と、改正前と同じ様子。 


検討/購入編 )
  ここまで前振りが非常に長くなった(いつもの事)が、ここは、携帯電話(とアマ無線用ハンディー機)のハンズフリーのシステムを構築すべきと実感。 で、現状はというと、AUDIの灰皿(ノンスモーカーなので)の上にポイと携帯電話を置いて、イヤホンマイクを使っているという現状。 

  で、ドイツ車にはドイツ製品というわけで、本来の業務中に内緒で、ドイツ人の同僚に相談する。すると紹介してくれたのが、このサイト。KUDA社という携帯電話ベースを作っている会社らしい。まずはUSA版のページの英語でチェック。あるある車種や年式によって色々と。少し舞い上がる。でも、フト我に返る。ここの製品は、すべて左ハンドル用ではないのかと....。USAのサイトでは仕方がないとあきらめて、次にドイツ語のサイトをチェック。当然ここにも色々と製品情報が。こっちの方が種類が多く、電話コンソールやNAVIベースなど色々とあり。自分の年式を調べるべく、AUDI云々で製品検索。A3、TT、A4色々と、ページを進めていくと、RHD(右ハンドル)の文字が! あるある。この会社、世界少数派の右ハンドルを忘れていなかったのだ! でも、ここのサイトでは、製品は探せるが、購入出来ない。通販サイトを探さないとというわけで、右ハンドルだと英国(UK)が有るではないかと、Yahoo.UKで検索。そして、Car Phone Kitsという英国の通販サイト。 そういえば、この携帯電話ベースの写真を見たことがある。日本でも販売しているところがある様子。価格は、18,000円也。 さて、18,000円なら買わないが、39.99英国ポンド(送料別)なら購入してみようかなという気になる(結果的に高価になっても。一種のゲーム感覚で)。もともと、物品の輸出(入)は、本来のサイト主の業務ゆえにまったくアレルギー無し。さて、どんな方法?で、@この秋に英国出張予定。そのときに自分自身で購入。A英国の子会社に出向している後輩に購入依頼し、社内定期便で送ってもらう。B通販で自分で購入する。  為替的には、現在、欧州からの買い物は全くのネガティブ。でも、@思いたったら待てない性格。Aちょっと倫理に反する。Bこれしかない。ということでBに決定。当たり前だけど。早速ネットで注文。このネットの販売システムに、宛先国、「日本」というのが入力できないので、念の為にメールで確認。 その夕刻、早速サイトからメールが。内容は、「この製品は、UKの自動車の様に右運転席用です。これで間違いはありませんか?」。 もちろんOKの返事を入れておきました。ちょっとマトはずれなメール。大丈夫かな? 
   それから待つこと3日、ネットでクレジットカードの請求をチェックしていると、既にチャージされている。但し、どう考えても日本向きの送料とは思えない額。よって、メールで問い合わせを行う。 
   4.5ポンドで配達記録付きエアーメールを送るには十分との返事。EMS、DHL、FedExを期待していたのはサイト主の過度な期待。

   待つこと、なんとたった5日。 到着。 通関費用も結局発生せず。よって、その収支は、   
AUDIへの据え付け
  
  実は、こんなに早くブツが到着するとは思っていなかったので、サイト主が使っているモデルの携帯電話用車内ホルダーというのを購入してません。よって、このコンソールへの取り付けは少しペンディングということで。早速オーダーは入れましたが。

  でも、当然様子見の為に、仮に取り付けてみました。雰囲気は、右の写真を参考にして下さい。 材質は、残念ながら合成皮革です。 しかし、トップの部分のステッチの部分もしっかりしてますし、それほど悪くはありません。また、コンソール自体は黒で、車内とは色が違いましたが、それほど浮くということもありません。自然光下では、右の写真で見える程の色の違いはありません。特に、写真でもそうですが、運転席側から見る場合には、ほとんど同色です。

  コンソール自体の取り付けは、パコっと写真の場所にはめて、あとは、付属のネジで足の部分を固定するだけの様です。 但し、上部でパコッと固定してしまうと、ほぼ完全に固定され、動かなくなります。試しに、ネジ止めせずに350km程のドライブに使って見ましたが、全くズレもせずに固定されていました。当分このままで使ってみるつもりです。 また、携帯電話をただ、上に載せた状態で走って見ましたが、きついカーブ(右にGのかかる)のみ(コンソールが右向けにオフセットしているから)、携帯電話はシフトの方に落ちましたが、それ以外は、そのまま乗っかってました。P252iなる電話を使っていますが、裏が全くのフラットなので安定性が良かったのかもしれません。

  今後は、車内ホルダーを手配し、このコンソール部分と車内ホルダーをベロクロ(マジックテープ)の様なもので固定する様にします。そうすれば、携帯電話の車内ホルダーとハンディー機の両方を使用可能。 ハンディー機は何の為? 数台で移動するときには、電話代かからないし、繋ぎっぱなしも可能なので.。

 (貨幣の単位は、£=UKポンドです。)
携帯電話コンソール AUDI用  £ 39.99
  送 料 (UKから日本まで) £ 4.50
  合 計  £ 44.49
  クレジットカード会社の請求額 9,146
  クレジットカード会社の適用レート £1.00 = \205.588
オーダー日を1日目とすると、4日目でクレジットカードへのチャージ確認。その後、なんと5日目で自宅に到着。 要するに月曜日にオーダーして金曜日に到着。すごい。下手な国内のネット販売よりも早い! UKなのに。
左上写真) こんな封筒を郵便屋さんに配達してもらいました。もちろん、受け取り時には、印鑑要。
左下写真) これが内容です。コンソールとネジ類。 しめて、たった218g。そらぁ郵便代は安いわ。
真ん中 )  これは、INVOICEです。
右端 ) 取り付けの説明書ですが...。
まとめと反省

  この通販は使える!というのが正直なところです。 あまりにも簡単で、少し拍子抜けするほどでした。しかし、あくまで国際通販ですので、リスクは個人でカバー願います。
  今回、無難なBlackをオーダーしました。でも、実際は、内装の色とは完全にはマッチしません。色だけは、現物をみないとわからないかもしれませんが、本当は、Beige色の方が近いかもしれません。こちらの方は、合成皮革ではなく、本物の革を使っており、10ポンドほど高くなります。 なんか、悪い虫がうずく...。Beigeも購入してしまいそう...。
   
  まだ、課題は残っておりますが、おりおり紹介していきます。とりあえず、入手したという報告です。

続 報

  やはり、本革製のBeigeのコンソールを購入してしまいました...。送料含めて、£54.49 = \11,213でした(しかし、最近の欧州通貨の高い事。AUDIサイドのコストダウンも大変でしょうねぇ、同じ輸出に携わるものとしてお悔やみ申し上げます...)。
  さて懸案の色の問題ですが、何もコメントはありません。写真を見ていただければすぐにわかると思います。Beige色は、ベージュでした...。ただ、皮革製品としては悪くない出来です。色でも塗り替えますか!
  
  ちなみに撮影は、サンルーフを開けて、自然光のみ(ストロボなし)で行いました。

  下記は、参考まで。

  さて、サイト主が、KUDA社製携帯電話コンソールをここ2週間にわたって紹介しているのと平行し、このコンソールのメーカーである、KUDA社の独語サイトが、この2週間の間に大きく進化しました。
   検索が左ハンドル、右ハンドルの別個に出来るようになった事と、価格が表示されるようになりました。また、何カ所かも色々とリニューアルされています。 2週間前に初めてアクセスした頃と較べてすごい進化です。たまたまそういう時期に当たってしまったのかもしれませんが。左ハンドル仕様は、とうとう品番もリニューされてしまいました...。 右ハンドル仕様には、とりあえず変化ありません。今回入手したモデルで、39ユーロ(\5,300)となっています(これまた安い)。

キーワードリスト
TELEFON-KONSOLEN 電話コンソールの意味です。
LINKSGELENKTE 左ハンドル仕様。LHDも同意味。
RECHTSGELENKTE 右ハンドル仕様  RHDも同意味。
FAHRZEUGE 車両の意。
SONDERPREISE スペシャル価格という意味でしょう。
ECHTLEDER 本革、純革の意味です。
PREIS 価格です。 もちろんユーロ表示です。
KUNSTLEDER 合成皮革の意。
AB ・・・から
SCHWARZ 黒色
ONYX 漆黒
DUNKLBLAU 濃紺
BEIGE ベージュ
GRAU 灰色
               

ここで購入できるかどうかは、調査してません。 十分な数の携帯電話コンソールを確保したので。 

  さぁ気を取り直して、次のステップへ。
  
  注文していた携帯電話車内ホルダーが届きました。また、評判のいい、デンソー製のハンズフリーキットU(DA-03)も手元に。それに加えて、車内ホルダーをコンソールに固定する為に、クラレ製のマルチロックダブルというのを入手(通常のフックとループで固定するマジックテープではない、新型のベロクロ)。
こちらの方が、高温下で強力との事。

  まず、車内ホルダーの固定です。ベロクロを貼るだけ。
  次にハンズフリーキットのスピーカー本体をコンソールの中に仮固定しました。あとは、電源(シガレットライター)とマイク・スイッチを取り出します。 これで、一応動くことは確認しましたので、マイク・スイッチをどこに置けば実用となるのかを検討します。


すべて仮止め状態にしてあります。特にポイントは、マイク・スイッチをどこに配置するかということですが、マイクの感度が結構良く、灰皿の上に置いただけでも十分実用になりました。
  当分、この状態でハンズフリーというのを試してみます。 
  また、使い勝手としては、コンソール内に入れたとはいえ、スピーカーからの音は問題なく聞こえます。それに、3つの番号までは、マイク・スイッチでワンタッチで発信可能。また、受信も、3秒間のコール後に自動で受ける設定も可能です。 電源がシガレットライターからというのは少し格好が悪いのですが。
  本当は、Bluetoothでのワイヤレスのハンズフリーが最も今風でしょうが、純正NAVIが対応しているはずもなく...。 とりあえず、これで様子見ということで。

変更点)
  1週間使ってみたところ、新型のベロクロであるマジックロックがあまりにも強力で、脱着が大変だったので、車内ホルダー側のマジックロック部分の面積を半分にしました。固定力は、これでも十分です。


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ハンズフリーユニットの電源改造
  事件が発生し、改造日程がずれ込み、例年行事である子供たちの夏休みの宿題の追い込み時期とだぶってしまい、施行が遅れていましたが、8月最後の週末になんとか時間を見つけ行うことができました。

  そして、’04年11月1日から改正道交法が適用されることになりましたが、警察の見解は、ハンズフリーを使えば違反ではなく、処罰の対象とはならないが、車内での携帯電話はやめてくれという事らしいので、その辺は十分理解の上お願いします。

  さて、現行は、ハンズフリー機器を携帯電話コンソールに置いたままという状態です。実はこれでも使えることは使えるのですが、@ シガレットライターから電源を取っているのでビジュアル的に不細工。 A やはり、コンソール回りの電線群がすっきりしない、B ハンズフリーを使用時、不使用時で電源のON、OFFをしないといけない(シガレットライターは電源が常時出力されている)。ということがあり、この電源改造を行うことにしました。

  
電源部)
   結局、色々と紆余曲折を経た後、電源は、ヒューズボックスヒューズ配置表)から取ることにしました。ここが最も簡単です。 Audi/VW車には、ACCというポジションがキーにありません。替わりにキーの抜き差しがこれに当たりますが、これを取り出すには、ハンドルコラム近辺からでている電線を加工する必要があります。サイト主の場合には、ディーラーで取り付けてもらったETCユニットにこの配線が施されていました。 これと同じにすればいいのですが、思い起こせば、ETCユニットに市場価格よりも若干多めに支払った理由は、自動車丸ごとディーラーオプションとして保証してもらう為。それに手を加えるのは、わざわざディーラーにそれを回避する理由を与えてしまうという矛盾を生むので手をつけないことにしました。また、このラインとリレーを組み合わせば相当大きなものも仕込める様です。 キーONと連動している、ヒューズ(レー探の配線に使用したもの)から分岐するという最もイージーな方法をとりました。2分岐のギボシ端子が販売されいるのでそれを使用しました。流れる電流は大丈夫かという心配もあるかもしれませんが、7.5A(アンペア)のヒューズが、この分岐に入れられています。この回路をレー探とハンズフリーで共用する事になりますが、通常、5Aもあれば10W級のアマ無線用のトランシーバーを駆動できるので、全くもって問題ないと判断しました。 また、短絡(ショート)が発生したばあいには、もっとも電源供給に近い部分でヒューズが切れるので十分実用的とも考えています。
電線の引き回し)
 この部分が最も重要でしょう。ポリシーは、Audiを出来るだけいじらない、手を加えないというものです。また、必要ないときは、取り外せるという事です。
1) カバー類の取り外し
 最もいいのは、何も外さないということでしょうが、そうもいきません。 2カ所のカバー類を外します。  a) 電源を繋がないと行けないので、ヒューズボックスの蓋は取ってください。
    蓋の下部、左側に切り欠きがありますので、そこにそっとドライバーをさしてゆっくりと取り外せばOKかと思います。
 b) 運転席ダッシュボード下を外してください。 
    8mmのボックスレンチで3本のネジを外し、上部は、穴にはまっているだけなのでゆっくりと外してください。そのまま、そっとアクセルやブレーキの上に置けば、フットランプ等のコネクターを外す必要はないと思います。
 これで、カバーを外す行為は終了です。
2) 電源線の通線 
 サイト主は、電線の電源への結線は後に回し、線の取り回しを優先しました。 灰皿の中身を取り外します。大げさな事ではありません。灰を捨てるのに取り外せる様になっているはずです。 その後の、右上の部分に少し隙間が有るはずです。そこに、針金を通します。サイト主は、自転車のシフト用のワイヤーを使いました。理由は、シフトワイヤーを入れ替えたのが残っていたからです。おそらく、使ってみた感覚では、ふにゃふにゃするワイヤー系よりも、自立可能な針金の方がワイヤーよりいいと思います。
  何度か出したり入れたりしていると逆方向(運転席のフットレストの方向)にワイヤーが出てくると思います。 コツとしては、目では見えませんが、障害物の無いところ、つまり、手ごたえが無いところを手探りで探す感覚です。  

  
 ワイヤーの頭がフットレストの当たりに出てきたならば、そのワイヤーの端に、配線したい電線を電工テープなどで取り付けます。出来るだけ、隙間を通過しやすい様に、細くしましょう。 サイト主の場合には、LAN配線でみがいた通線技術(通線ワイヤーの真ん中のスプレー)を使いました。 つまり、電源線とワイヤーのつなぎ目の滑りを良くするための泡を少量塗ってみました。
 このままゆっくりと引き抜けば、灰皿の所に電源線が出てくるはずです。 焦らずゆっくりとやれば大丈夫と思います。 決して、無理に引き抜こうとはしない様に。
 ここまでやってしまえば90%終わったも同然です。 次のステップとしては、灰皿の蓋がスムーズに動くのを確認しながら、灰皿蓋の上から奥に電線を押し込んでいきます。そして、センターコンソール左側から電線を取り出せる様になります。 特に灰皿の両端の部分での電線の取り回しが重要なところです。
 次に電線の逆の方をヒューズボックスまで取り回します。AUDIの既存の配線を利用しつつ、それにタイラップで巻き付けてという感じで良いのではないでしょうか。そして、その電線の端にギボシ処置を施して、ヒューズの分岐と繋げる様に。(つなぎのは後)
  これが一応の完成図です。電源とマイクケーブルが電話コンソールに沿って、灰皿の蓋の隙間から取られてます。 
 また、右側の写真は、携帯コンソールを取り去ったところです。電源線やマイク線は、灰皿の中に格納しています。
  マイクは、結局、センターコンソールの横の部分に両面テープで固定する方法をとりました。 この場所に取り付けるには、やはり、再度通線を行う必要があります。 ただ、このマイクユニットには、L型のジャックがついているために、そのままでは通線ができません。 元々、コードが長かったので、サイト主はジャックの部分を切り落として通線を行い、通線後に別のジャックを半田で取り付けました。要するに、灰皿左側の隙間から、電源線とマイク線の2本を取り出すこととなっています。 但し、マイクの場所としてはまだまだ色々と可能性も有りそうなので、あくまで仮取り付けとなっています。 
  ここまで、電線類の取り回しが完了後に、携帯コンソール側で、マイクジャックの配線と半田付け、電源コードのギボシ端子加工を行いました。
  また、他方、ヒューズボックス側でのギボシ端子の取り付けとタイラップでの固定を行いました。 これで、一応、稼働出来るようになります。
  一応稼働する様になったので、使ってみました。 まず、心配していた電源などのノイズが音声に乗っていないかということですが、それは問題なくクリアな音で聞こえる様です。 但し、マイクの位置で振動をひらうことが有るようです。マイクを固定する両面テープは厚みのあるものの方が良さそうです。 また、キーをON位置にしないと電流が流れません。よって、場合によっては電話が繋がらない場合があります。これは使用方法でカバーでしょう。 また、電話に繋ぐコネクターがありますが、これが今のところぶらぶらと邪魔といえば邪魔な状態です。今後、電話コンソール裏側の処理でもっと考えて行きたいと思います。

   これで完成か?と思われるかもしれませんが、まだまだです。ほぼ手のかかるところはすべてクリアしてますが、携帯コンソールの裏側にユニットを固定したり、また、電線をまとめたりの作業が残っていますので、終了次第レポートさせて頂きます。それは、こちらで。
 
   また、色々な情報をネットにて収集しているときに、アメリカのサイトでこの携帯コンソールが、iPODの置き台としても使われているのを見ました。さすがアメリカと感心してしまいました。

 また、この工事に伴い、運転席のアンダーダッシュを開けたので、また、写真に納めました。サービスショットとして、アップしておきます。今後、何かの役に立つかもしれません。
携帯コンソールの改造
  最後のステップです。 コンソール内部にハンズフリーユニットを組み込んでしまうという作業となります。これで、見栄えもよりアップ。 用意した資材としては、強力両面テープ(凸凹対応)、厚さ5mmくらいの堅めのスポンジ、電線を配線時に固定するフック類。 工具は、電動ドリル、ラジオペンチ、ニッパー、カッター、はさみなど。
  あとは、資材と道具を使い、ハンズフリーユニットを適当な位置にセットしていくだけです。 ユニット自体は両面テープ+スポンジテープで固定。スポンジを入れるのは振動軽減の為。 また、余った線は、適当にまとめてフックで固定してます(少し長すぎるのでそのうちカット予定)。
  また、コンソール自体の加工としては、電源線とマイクコードをコンソール上部から、また、コンソール下部より携帯電話に接続するコネクターを引き込む必要がある関係上、その為の切り欠けを作りました。電動ドリルで削る様な感覚で作成。切り欠けのおかげで、コンソールはピタッとA4のセンターコンソールに収まります。
  マイクも前述の位置へスポンジと両面テープで固定しました。センターコンソールにピタッと張り付けるだけだと、振動によるノイズをひらってしまいます。よって、スポンジなどを挟みこみ、センターコンソールから浮かした方が、音質的に良さそうです。

  これで、一連のハンズフリー化はほぼ完了です。 今後は、実際に使用しながら色々と不具合を改訂していく事になります。 その都度機会があれば報告してく予定です。
車内での携帯電話の使用はやめるべきとの前提で...。
  ハンズフリーとしての機能は申し分ありません。もちろん双方向で、発信者、受信者同時に話せます。
  受信に関しては、数秒のコールの後に自動(設定次第)で受話器を上げた状態になります。また、会話終了後に先方が電話を切ればこちらも自動的に受話器を戻した状態となります(先方が切らなければ繋がったままですが、そういう場合には、ボタンを押せばこちらから切ることも可能です)。ゆえに、一切、ハンドルから手を外さずに会話が行える状態となります。 
  発信に関しては、事前に登録している3カ所の電話番号に関しては、ワンタッチでコール可能です。 また、それ以外の電話番号に関しては、携帯からダイヤルする必要があります。ダイヤルさえしてしまえば、後は完全なハンズフリーでの会話となります。 
  先方の音声は、携帯コンソールに組み込まれたハンズフリーユニットのスピーカーから発せられますが、非常にクリアに聞こえます。高速道路での高速巡航時でも問題ありません。 ただ、MMSユニットとはリンクしてませんので、残念ながら、自動的に音量にミュートがかかったり、DISに"TELEPHONE"という表示が出たりはしません。呼び出し音もMMSの音量を普通で聞いている分には聞き逃す事はありません。大音量だと気がつかない場合があるかもしれませんが? 
  ただ、サイト主の場合の運転スタイルが、肘掛けに左腕を置き、センターコンソールの一部に指がかかってたりすると、携帯の呼び出しのブルブルが伝わって来るのがわかります。ミュート代わりには?、これも一つの方法です。

  今後、携帯電話機の機種変更等で他のシステムをいれるとしても、この電話コンソールと電源の配線は使い回しができると考えています。もっとシステムが小型化されれば、Bluetooth等で無線での使用が出来るようになり、ユニット自体が灰皿の中に収まってしまうのではと期待はしていますが...。そのときになれば、内装自体を一切加工していないので撤去もスムーズかと。

                                                     '04年9月1日記
                
番外編 --- 携帯コンソールに着色する

 手元に残っているベージュのコンソール。これは、本物の革製品。光が当たった時の反射がやはり、合成皮革とは違います。でも、いかんせんサイト主のAudi A4 Avantの内装には色が合いません...。 それで、着色をする事にしました。 
 たまたま、立ち寄った某ショップの靴売り場で見つけた、「カラーチェンジングキット」という靴の色を替える着色剤。これは使えそうということで購入してきました。ねらいはもちろんベージュから黒へのカラーチェンジです。

税込み\1,050で販売されていました。
  説明書によると、まず、添付の専用クリーナーを布につけて、汚れを落としてくださいとあります。 汚れ自体はそれほどありませんが、ベージュ色の塗料が若干布についてきます。とにかく丁寧に3回ほど、布でこする、乾燥させるを繰り返しました。

 で、説明書には、最後に次のステップの塗料ののりがいいように表面をこのクリーナーで拭いて乾かせとあります。もちろん行いました。
  次にリキッド(着色料)を靴クリームを塗るように塗っていきます。 最初は、スジムラとかすれだらけになりますが、気にせずに塗り続けます。 コツとしては、あまり、長く引っ張らずに、長くても2,3cmの長さで何度も区切って、十分押さえながら、同じ方向に一筆書きのごとく塗り続けていくときれいに塗れるようです。
   但し、最低3度の塗重ねは必要です。また、小さな埃にも気をつけましょう。
  塗り終わったところです。少しつやのある黒色です。
  靴用ということもあり、革の柔らかさを維持したまま黒色に染まっていますし、革のシワも消される事なく、着色されています。また、ステッチの部分も、液体の着色料なので、数回ぬれば縫い目、縫い穴まで完全に黒く着色します。 また、速乾性の塗料なので、作業を行った周囲が真っ黒けという事もなく、また、手もほとんど汚れる事もなく、塗り終わりました。丁寧に重ね塗りさえ行えば十分きれいに着色できる様です。

  電話コンソールは既に車内で使っているので、これをすぐ使うという事はありませんが、こちらの方が本当のレザーと言うこともあり、そのうち交換したいと考えてます。 やはり、質感はこちらの方が良いような気がします。
Audi Wireless Hands Free System
 
ハンドルから手を放さずに安全に通話を行うハンズフリーシステム。 BluetoothTM対応で、携帯電話とはワイヤレス通信で接続。ポケットやバッグに入れたままで自動的にハンズフリー通話ができます。
  ●アウディワイヤレスハンズフリーシステム   ¥40,950
       
音声認識により発着信などの操作が可能。
携帯電話からのアドレス帳情報を保存。
車両フロントスピーカーを通話用に利用。
Bluetooth(ブルートゥース)TMとは、2.4GHzの電波を利用した無線データ通信システムです。
※携帯電話の対応機種についてはAudi正規ディーラーまでお問い合せください。
Bluetooth対応ハンズフリーユニット
  ご存じの方も多数いらっしゃると思いますが、Bluetooth対応のハンズフリーユニットがアクセサリーのラインアップに加った模様です。 実際は、Mobilecast社製との事。その双方の説明を見る限り、スピーカーは前部のモノを使い、且つ、ミュートがかかるというモノで、なかなか良さそうです。 たまたまディーラーに行く機会があり、そこで新アクセサリーのカタログを発見。すかさず営業マンに質問してきました。 まず、「MMSに対応しているの?」 。「Boseシステムには現行不可。 ただ、MMSには対応していないとは書かれていないので大丈夫でしょう」。 「前面パネルの例えば、MMS表示の液晶部分に、電話使用中に「TELEPHONE」とか「PHONE]などという表示はされるの?」 これが出来れば非常に前向きで購入検討なのですが...。「残念ながらこのオプションにはそういう機能は無く、また、日本向けのAudiもそういう仕様にはなっていないようです」。 純正で40,000円も取るなら是非そこまでやってもらいたいとうのがサイト主の意見です。 それをやってくれるまで現行のハンズフリーを使うことになりそうです。
  

 ところで、現状、DOCOMOでBluetoothに対応しているのは、F900iTのみで、最低限FOMAならアダプターで対応可のようですが、未だにムーバを使っているサイト主には遠い話かぁ?!
デンソー製ハンズフリーその後...
  昨年の夏から使っている、デンソー製のハンズフリーシステムですが、機能的には全く問題ありません。 故障、不具合もなく立派に使えています。 ただ、贅沢になるもので、ワイヤレスハンズフリーなどというオプションがあると言うことが解ってしまうと、当然比較してしまうわけで、やはり、不満も出てきました。
  最も問題?いや面倒くさいのが、MyAvantに乗るたびにコネクターを差さないといけないこと。また、コネクターを差したまま、Avantのエンジンを切ってしまうと、携帯電話が機能しないこと。マーフィーの法則では無いが、コネクターを差していない時に限って着信があること。長い距離を一気に走る場合には、問題ありませんが、ちょこっと乗って、買い物、ちょこっと乗って買い物なんてシチュエーションでは、何度コネクターを差しなおさないといけないのか。それに、携帯電話のコネクター部分が摩耗してきます。そんなに何度もコネクターえお差したり抜いたりは想定外と思います。壊れるのも時間の問題。
  次に、助手席に人を乗せると、携帯コンソールを蹴られてしまったり、右足の納め方次第で、スピーカーが押さえられ音が小さく成ること。これは、実際に使ってみて判明しました。 それと、自動ミュートじゃないこと。手をハンドルから離さずに離せるのが本来のハンズフリーですよねやはり。通話前に片手をハンドルから離してボリュームを絞るというのでは....。それにMMSのVTR端子も使えるという話もあり、コンソールに電話を置いておく場合じゃないと勝手に思ってしまったのであります。
  そして、決め手になったのは、某自動車雑誌の記事。 Bluetoothゆえに、携帯電話を鞄に入れたままでも、自動車のエンジンを掛ければ自動的に繋がるとの事。やっぱり、これですよこれ。 早速、ディーラーに問い合わせ。 本体価格が、\40,950(税込み)、加えて、取り付け費用が、\18,900也(税込み)。 合計で、\59,850円也。それと携帯電話も買わないと行けません。海外ローミングの関係でそろそろFOMAも良いかという時期だったので...。
  
 
Audi ワイヤレスハンズフリーシステム導入
  まず、Bluetooth対応携帯電話の導入です。 選択の余地もなく、F900iTとなりました。 しかし、でかいし、サイト主には、Bluetooth以外は完全なオーバースペック。加えてデュアルネットワークサービスを申し込みましたが、これは使いようによっては非常に便利なシステムです。このサービスを使えば、現状のデンソーのシステムで十分という様な気もします。2つの携帯を使い分けられるわけですから。

  というわけでワイヤレスハンズフリーの取り付けを行ってもらいました。MMS装着車ですが、全く問題もなく取り付け終了。 早速、手持ちのBluetooth機能付きの携帯電話、Docomo F900iTNokia 7600にてこのハンズフリーを試して見ることにしました。SIMは、FomaとMTSを使用して見ることに。
Nokia7600 + Foma/MTS SIM
 逆に、このコンビネーションは完璧です。 まず、このNETWORK OKの表示画面でさえ、既に差がついています。 Nokia 7600の表示の左端に対象携帯電話のバッテリーの状態が表示され、右側には、信号強度が表示されています。 F900iTでは、左側の表示がありません。
 もちろんアドレス帳が転送され、真ん中のダイアル操作で発信する電話番号をピックアップ可能ですし、音声認識登録さえ行っていれば、一切手を使わずに、声だけでも発信可能です。 また、音声登録を行っておくと、受信時にもその認識タグが発音されます。

F900iT + Foma SIM
  上記のサーチの状態後に、接続に成功すれば、そのIDが表示されます。この写真は、F900iTのケースです。今後、最も多用するであろうの組み合わせです。 しかし、結論から言うと、「MC3100+Foma F900iT」の組み合わせはおすすめできません...。理由は、アドレス帳の転送が出来ないからです。 カタログ等にもその旨が書かれてはいますが、これほど大きく違う(後で紹介するNokiaと)とは思いませんでした。アドレス帳が転送できないといういうことは、このユニット内には全く電話番号情報が存在しないということになり、ユニットからのワンタッチ発信(音声認識も含めて)の可能性は全くなく、唯一、電話番号をユニットのダイアルで一つ一つ選択し発信するという原始的な方法しかないということになります。また、手動で頻繁に使用しそうな一つの番号も登録は出来ない様です(アドレス機能はマスクされています)。 唯一のワンタッチダイヤルの可能性は、発着信履歴を使うという方法しかありませんが、一度電源を切ってしまうと消えてしまうのであまり役にたちそうにありません。運転中に発信するなんて言語道断、受信専用だと割り切れれば別ですが...。 

 音声認識も、アドレス帳をベースに個々に登録するので、アドレス機能がないということは、その機能を使うことはできないという事です。
  データが無いときには、「発着信履歴」という文字が薄くなっていますが、受信、発信で履歴が残されると通常の文字の濃さになります。その番号を表示させてから、発信という事は、ワンタッチでなく、3−5タッチくらいで対処可能。
 基本機能
 
 LCDユニットは、定位置というか、ここしかないという位置というか、A4、A6はこの位置になるようです。TTとA3は運転席右側が取り付け位置として説明書で推奨されていました。 マイクは、サンバイダーに。マイク台座は、ジョイスティック式でマイクの方向を変えられるようになっています。他のユニット類では、コントロールユニットは、グローブボックスの奥にセットされている様ですし、また、サイドブレーキ信号も入力(MMS裏ミュートケーブル)する必要がある様です(運転中の操作防止?)。
LCDユニットが取り付けられたところ。こんな感じです。
マイクは運転席側のサンバイダーに取り付けられています。
 キーを回し、エンジンをかけずともACCライクな位置にすると、LCDユニットにこういう表示がでます。 事前にBluetooth特有の機器登録を行っていれば、自動的にサーチし接続される事になっています。
 Audi MC3100Aハンズフリーユニット取付説明書です。 これが、結構詳しくて、特にハンドル根元回りのACC電源の記載が参考になります。
 もちろん、携帯電話自身からの発信は、アドレスメモリーから可能です。 でも、それだとカバンに入れたままという訳にはいきませんが...。
 受信に関するミュート機能や自動着信機能、加えて、自動認識機能は、もちろん想定範囲内ですし、車内なら、カーゴスペースも含め携帯電話をどこに置こうが、ネットワーク圏内です。
 でも、アドレス+音声認識無し。正直、残念な気もしますが。 せめて3つの番号さえユニットに手動登録できれば...。
 ACC電源がOFF。いわゆるAudiの場合には、キーを抜いた後に、しばらくして、「Goodbye」の表示が出された後に機能停止となります。
  さて、紆余曲折を経て、最終バージョンとして導入したハンズフリーシステムですが、受話に関してはなんの問題もなく、本当に便利です。自動車に乗ってエンジンを始動すれば自動的に繋がるのですから。 
  逆に、車内から発信する便利さを期待する方が間違いかもしれませんが、あまりにも携帯電話機の個体の機能による部分が多いような気がします。 機能パテントの関係で、これほどの差ができているのでしょうか? Docomoのがんばりに期待すればいいのか、或いは、モービルキャスト社に期待すればいいのか...。 でも、一言電話すべきかなぁ...。
 せめて3つくらいの番号は手動で登録出来るようなバージョンアップ期待してます。 バージョンアップという機能も、ユニット内に立派に用意されているので。
  
  その後、モービルキャストのサービスセンターに二つの質問。 @ LCD右隅のシグナルは何のシグナル? --- 外部の電話ネットワークの信号強度ではなく、ブルートゥース機器とのつながり具合だそう。---本当に? 先方に意味が伝わっていなかったのか? A F900iTにてアドレスを入れる方法はないのか? --- MC2100というFoma用のアダプターがあり、それを利用することで、F900iTでもアドレス転送機能を持てる。 わざわざBluetooth機能付きのFomaを購入した意味が無くなるけど...。
  

その後の使用で、ディスプレイ右端の信号は、どう考えてもFoma自体の信号の強度と思われる。その証拠にトンネル内では、信号がなくなり、No Networkと表示される。 



フル充電したF900iTとこのハンズフリーの組み合わせで、8時間以上ののドライブに連続使用してみたが、F900iTは最後まで使用可能。ただ、途中通話は4−5回のみなので...。


MC2100F

 F900iTには、電話番号転送機能が付いておらず...という話は既に行ったが、このMC2100を取り付ける事で電話番号を転送できると言う風に理解しておりました。 そろそろ試してみようかな?と思い、しかし、念の為にサービスセンターで確認しようと電話する。するとその回答たるや予想外...
 「使える事は使えるのですが、F900iTのコネクターの形状に問題があり、MC2100Fが完全な形で固定できません。よって、自動車の振動等によりBluetoothネットワークが途切れるという実例が有るようですとの事。」
 ....どうしたものか...。






携帯電話コンソール復活
  ブルートゥースハンズフリー導入後、一旦撤去した携帯電話コンソールですが、結局復活することになりました。 電話本体を灰皿の上や肘掛け下に置いてましたが、どうもしっくりこずに結局コンソールに置くことに。滑り止めのシートを購入し、それをコンソール上に張り付けて電話を固定させています。 写真でわかるようにほとんど垂直に近い状態です。 今のところはこれでも落ちませんが、今後、滑り止めシートの機能が落ちてきた場合には、電話をもっと寝かせる様な位置にかえるか、或いは別の方法を考えるかという事になりそうです。
Bluetoothハンズフリーシステム故障
  海外ロードから戻って数日目のある日、いつもの様に朝、MyAVANTのエンジンキーを回すと...。あれっ? ハンズフリーシステムに反応がない。 全くない。 ベンチレーションの横に取り付けられたディスプレーに何の反応もない。 手で少し揺らしてみたが変化なし。 仕方なくディーラーへ。 ディーラーの判断は、ハンズフリーシステム本体の故障との事。 新品を手配し、それを取り付けてみましょうという事になりました。 電源は、ETCユニットと同じ箇所から取っているらしいし、ETCは問題なく稼働中。電源もユニットまではきているとの事でした。 おそらく交換すれば直るでしょうが、この時にディーラーから軽いジャブをくらう。 「VTR入力の配線の影響とは思いませんが、もし、再度故障するという事になれば、それも一度確認しないといけませんので」。 VTR入力を取り付けた事が、とうとうディーラーの知れるところとなってしまいました。 純正以外に関してはなかなか敏感です。 或いは、あの幻のオプション以来のディーラーサイドのVTR入力アレルギーともいえますが。 VTR入力を取り付ける事は、相当悪い影響を機器に与えるという見解をもらっているようなので。


   修理の完了
   自動車が動かないという様な深刻な問題でもないので、発生後、2週間たってからの修理となりました。 ディーラーとしては原因を探りたいという事で代車を出すので1日欲しいとの依頼。 平日ならという事で修理を行ってもらいました。 結局は、ハンズフリーユニットのアンプの部分が完全に逝っていたとの事。 また、それを引き起こす様な電源の問題もなさそうで、また、VTR出力との因果関係も見られないという事から、このまま様子を見てくださいとの事です。  さて、交換したユニットですが、バージョンが上がっているのかな? 今まで無かった様な項目が表示される気もするのですが、既に前の機能を忘れてしまってます...。
F900iTの設定が飛ぶ!?
  Bluetoothハンズフリーを導入してから8月余り。 使い勝手は便利の一言に尽きます。 ただ、あえて苦言を呈するとすれば、携帯電話の方。F900iTがくせ者なのです。ごくまれに突然、何の予告もなく、ワイヤレスユニットとつながらなくなり、F900iTサイドで機器登録をし直さないといけなくなること。F900iT側の設定が飛んで(消えて)しまっているわけです。 比較対象となる、Nokia7600の方ではそういうことは一切ありません。常にペアリングし相互で認識しあい繋がっています。と同時に電話帳も転送するという便利さ。 でも、FOMAでBluetoothは、未だにF900iTしかないんですよね。レクサスもBluetoothで繋がるというのにもっとBluetooth携帯電話で選択の幅を広げてもらいたいものです。
P902i登場
 PanasonicブランドでBluetooth対応の携帯電話が出たというのをテレビのCFで知りました。PブランドでBluetoothを搭載し、且つ、無線で音楽が楽しめるとあれば他のメーカーも追随してくれるのでは?と期待してしまうのですが...。 それに、車内ハンズフリーシステムのMobilecastでも、この携帯電話対応のBluetooth器具も発表されている様だし。ところで、現在、この携帯いくらするのかな?と思い携帯屋を営む知り合いに聞くと、サイト主は前回購入してからF900iTが1年経過していないので3万円以上になるとの事...。これでは、1年経過を待った方が賢明でしょう。 ところが、そこで、「ピンポーン!!」。 家族で加入している連れ合いのMovaが存在すると。そろそろ新機種にといいつつ2年は経過しているはず。そういうわけで、TVでCFの最中の「新機種」を前面に出し、説得。結果、購入してもらえる事になりました。しかし、2年も経つと半額くらいで購入できるのですねぇ。
 まず、P902iとF901iTのサイズを比較してみました。
 最も気になる厚みは、ほぼ2/3しかありませんし、サイズも若干小さくなっています。これくらいなら常時持ち運んでも苦にならないレベルでしょうか。それに、音楽は聴けるし、MiniSDは1GBまで対応。それにお財布携帯でBluetoothもつかえると至れり尽くせりでしょう。そして、最もいいなぁと思ったのは、反応がいいですねぇ。この電話。F900iTは、反応がデレっとしててサクサク感がありません。やはり、新しいものは良いということでしょう。
 
 
 この機種変更を機に、MovaからFomaになり、Fomaカードを入れ替えれば電話本体を共用できる様になりました。 
 ということで、早速、車内にあるハンズフリーシステムのMC3100に繋いで見ることにしました。
 
 まず、お互いに認識できるかどうかですが、問題なくP902iでMC3100を検出。そして、ペアリングも難なく成功。
写真の様に、ちゃんとP902iという風に認識してくれています。写真では、見づらいかもしれませんが、ディスプレイ左側には、携帯の電池の残量、右側には信号強度が表示されています。これだけでも、F901iTよりはすすんでいますが...。
さて、このP902iですが、ちゃんと携帯電話機サイドに住所転送機能がついています。 よって、これも難なくMC3100の方に転送できました。まだ、試してはいませんが、ボイスフラッグをつけたりとかは問題なく行えるでしょう。 他にも色々と試したかったのですが、いかんせん自分の携帯ではないので...。とりあえずここまでで検証終了です。 Mobilecastのカスタマーサービスで、「F900iTでは、住所転送機能が付属していないので」と冷たくあしらわれてから数ヶ月、一筋の光明を見たような気になりましたが、やはり、長期で使ってみないとわからないものです。しかし、あまり、大きな声でいえませんが、発信もこれを使えば今後楽に行えます(交通安全上よろしくありませんが)。 あと2ヶ月で1年超。来年買おう、この携帯。(写真は、転送された電話番号リストが表示されているところ)
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P902iデビュー 
 待つこと数ヶ月、やっと念願のFOMA Bluetooth対応機第2弾のP902iが手元にやってきました。前回(3月)の海外ロード中の帰途に、いつもの携帯屋さんへ電話したところ4月になれば安くなるのでと諭され、そして、やっと手元にやって来ました。色は、ブラック。サイズ的に小さくなり、持ち運びも楽になるはずです。32g軽量化(実測値)...。
 早速、車内でのハンズフリーに。もちろん、全く問題なく繋がり、そして、念願の住所録転送にも成功。もちろん、住所録が転送できたことで、音声認識のフラッグが使用可能となり、音声認識での発信が可能となった。
これで、車内のハンズフリーシステムは完結とするのか!
 バッテリーの持ちはどうなのか? その安定度は? 設定データが飛んでしまうことはないのか? など長期使用テストでしかわからない事も多々あるので、それは今後のレポートとさせていただきます。 
 今回、バッテリーなくなるまで使用し(この場合、自動でBluetooth機能OFF)、その後、機能ONですぐに車内のハンズフリーシステムに繋がったので大丈夫と思うが...。
 また、一度フル充電すれば、Bluetooth機能をONにしたまま1週間はバッテリーが余裕で持つようだし、立ち上がりは上々です。
 そして、電源は以前のF900iTのが使えない事はない様子。卓上ホルダだけ購入したが、オプションリストをみると、FOMA 海外兼用ACアダプタ01(AAN39139)というのが存在するらしい。海外で使えないが、充電できるのはありがたいのでオーダーすることにした。                                           
 そして、このモデルがBluetoothを介して、コードレスで音楽が楽しめるという(PanasonicがBluetoot普及の為に考えた苦肉の策か?)機能を、サイクルトレーニングに積極的に取り入れようと設定する。これには、mLink R for P902というレシーバーが必要なのだが..。これで、今までトレーニング中に音楽と電話という2種類のアイテムを持ち出さねばならなかったが、一つに集約できるわけ。
 最後の機能として、お財布ケータイ機能。 もちろん、マイレージの絡みでJALのICカードサービスとJR東日本のSUICAの機能を使用可能とするためにそれぞれのiアプリをインストール。 いつフィールドで検証できるのかは未定だが...。

                                                                            (2006年4月記)


1ヶ月後のP902i...

 Audi車内ハンズフリーシステムにて1ヶ月使用
   A4のエンジンをかければ自動的に繋がり、F901iTの様な、再設定が必要になった事は全くありません。それに、常時、ブルートゥースがON状態としていますが、電源のセーブ機能が良いのでしょう、ほとんど、そのまま一週間使い続ける事が可能です。

FOMA 海外兼用ACアダプター 01
 海外の電圧に対応したACアダプターを入手した。予想していたよりは大きい。それに、AC側のコードが取り外しが可能となっている。
 海外兼用というのは、単に〜240Vまで対応されていると言うこと。 GSM/3G汎用携帯ならばこれが最初から付いてくるのだろう。但し、P902iは海外でそのまま使える携帯電話ではないので、海外ロードが長期にわたった場合や音楽プレーヤーやカメラとして使用した時の充電が可能になり、帰国後すぐの使用に耐えられるという安心感のみであるが。

 スペック的数値としては、
ACコードを含めた実質の重量は、90g
そして、もちろん、入力は、100V〜240V 50/60Hzが可能であり、出力としては、DC5.4V700mAである。
 ACコードのプラグが日本仕様そのものなので、各国で使用可能なアダプターを探すか、或いは、対応したプラグの付いたACコードそのものを調達しないといけないが、最近は、このグッズのおかげで異常に増加しつつある携帯電化製品を同時充電している。これだと日本仕様のプラグのままでいいのだが、最近は、これでも足らない事も有り。
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