F2.0 & 24mm...-To 3033 blog

F2.0 & 24mm...

　　明るくてワイド。
　　個人的にコンデジに期待する最低限のスペック。暗いところでも、狭い場所でもまぁまぁ対応できる。特にレンズは明るいに越したことはないし、汎用性もある。でも、この二つのスペックはコンデジにしては、結構きつい仕様の様で、これらにこだわると選択肢がほとんどないのも事実で...

　　　丸3年間、海外・国内ロードで使い倒したLumix DMC-LX3。最近、さすがに2個あるバッテリーの持ちが悪くなってきており、その年月を実感。

　　　しかし、LeicaのF2.0のレンズを搭載し、24mmのワイド。クセがなく安定した賢いAE。家電屋さんのカメラも捨てたものではないと実感させてもらったモデルでした。

　　　ただ、その自慢のレンズのせいか、或いはその存在感からかは解りませんが、鏡胴が自己主張をしているので常時持ち歩くにはちょっと大きい。それに、最近、ミラーレスの一眼を持ち歩く様になったので、それとボディサイズがほとんど変わらない。これでは、コンデジだという差別感がないし、お手軽さもない。サイズ以外にも、やっぱり少しは不満もあって、現在使用中のLX3の場合、テレ側がF2.8で明るいものの60mmまでしかなく、後継モデルのLX5では、90mmまでカバーされたものの、もうちょっとという感じ...欲を書けばキリがありません。

　　　　そんな中、昨年末に発売されたキャノンのPowerShotシリーズのS100。前モデルのS95がF2.0で28mmという期待寸前のスペックだったので、そのワイド化を実際期待していました。それにF5.9まで暗くはなるもののテレ側で120mmまで対応。それに注目すべきはそのサイズ。明るいレンズでワイド化を行ったのに、胸ポケットに放り込める様な、スムーズな出っ張りのないコンデジらしいサイズ。もう、ビビッと来てしまい、価格がこなれるのを待っていたわけで。

　　操作系は、使用中のPEN Lightよりもそれらしく...。このレンズのリングがこれからの楽しみ。

　　　　心臓部は、1/1.7のLX3と同じサイズのCMOSセンサーを搭載、それに新型のDigic5。こういうのがあるので光学カメラと違い、デジタルは新しいのが一番かと。元々光学系からのキャノンさんとのお付き合い。PowerShotシリーズに関しても、S40を愛用していた事もあり、絶大な信頼をキャノンさんには置いています。そういうわけで、タイトルの2つの条件以外は、ほとんど信頼買い。でも、一応、カタログはチェックしました。その中にGPS搭載!?　移動が常ですが、それでも写真を撮った場所くらいは覚えてます。必要？　なんかの役にたつかもしれません。フルハイビジョン動画もあり、手ぶれ補正や、遊びの機能多数。ハイスピード動画モードがあって、野球などのフォームチェックに良さそう。でも、やっぱり基本は安定したAEとWBに期待します。そして、コンデジなので、予備のバッテリーとケース、液晶保護のフィルムを買えば、それ以上の投資は必要ないのも楽ですね。さて、この週末にまたアテンド予定なので、そこでちょっと使ってみます。