続　修理-To 3033 blog

続　修理

　またまた修理ネタですが、デジタル化がすすむにつれて世の中色々と世知辛くなっており、気軽に題材をコピーしてそれらを持ち歩くというのが難しくなりつつあります。
　我が家には東芝製のアナログHDDレコーダーがまだ2機も残っており、双方ともに海外ロード中の視聴覚題材取得の為に現役で稼働中であります。その内の比較的新しい方はネットワークで画像データをPCとやりとりできるので、DVDドライバーが故障中でありながらもなんの不自由もなく使用中。ただ、もう一機の方にはネットワーク接続の機能がなく、読書きできるDVDドライバユニットが唯一の頼りでした。しかし、これが...

...逝ってしまいました。修理に出せば2万～3万との事で、もうこれ以上アナログ機器に投資する理由も無く、加えて既に地デジ・BD対応のHDDレコーダーが2機あるので、このアナログ製品は引退させてもいいのですが、アナログ機の持つ動画ファイルのモバイル性というか汎用性というか...出来れば延命の方向で...。

　　以前、HDDユニットの交換（To 3033 blog 2008/9/9付け参照）は自身で経験済みでしたので、DVDドライバーユニットの交換も自分でやってみる事にしました。こんな面倒な事は、なかなかやれませんが、先日の週末がまるっきり台風でつぶれてしまった為になせる技とでも申しましょうか...。

　まず、部品の手配ですが、既に市場では互換性のあるDVDドライバーユニットの取引はなく、ここ数年使った事もなかったYAHOOオークションを久々に利用し、3000円弱で対応互換DVDマルチドライバーユニットを入手済でした。そして、先日の週末を迎えるわけであります。早速交換作業を実行。結局、1時間もかからない内に作業自体は終了。もちろん、DVDに関する機能は回復しましたが、DVD-RAMのケースごと読ませる機能は逸失。これは仕方がありません、そういう仕様のドライバーユニットなので。それに加えて、メディアを入れたまま本体の電源を落とすと、次に電源を入れた時にフリーズしてしまう事を発見。しかし、メディアを取り出してから電源を落とせば正常に稼働する様なので、相性かとも思いまぁ不問とします。それ以外は、オリジナルよりも反応が早いというか、またメカ関連の動きもスムーズというか悪くありません。
　さて、ここからなんですね時間がかかったのは。このレコーダーのインストラクションの例外事項というか、欄外の注釈に目を通す事から初めました。このHDDレコーダーは、CATVのデジアナ変換でアナログチューナーのままで稼働させています。よって、HDDに録りためた番組には、地デジ番組と同様にコピーワンスの信号が含まれています。このままだと、このHDDレコーダーの仕様では、CPRMに対応したDVD-R,DVD-RWのメディアであっても番組を書き出す事はできませんでした。書くのは簡単ですが、色々と試してみて、また、-RWメデイアを買いに行ったりと結構完全に認識するのには時間がかかっています。
　唯一、DVD-RAMにだけ”移動”というカタチで書き出しが可能な事を確認。この時の根拠になる録画モードであるVRモードだとか、ビデオモードとかは省略させてもらいます
　やっとここまでたどり着いたという感じですが、現実的にDVD-RAMを読めるポータブルな機器がPC以外には手元にありませんし、出来ればiPodTouchか、愛用中の再生機能付きのポータブルHDDで見たいので汎用性のあるファイルに変換する必要があります。ここで困った時のグーグル頼み。そして、発見。それもフリーのソフト。早速それでリッピング行うと、見事mpg形式のファイルで抽出成功。もちろん、普通のファイルとしてハンドルできます。
　これで、東芝のアナログHDDレコーダー。当分延命という事になりました。しかし、この週末はこの件で書斎にこもったか...おそらく今年に限ってはもうないと思います。もちろん、一連の作業を終えた後は、バランスも考慮し、果敢にも庭の草除去を行いました。よって、今週も、先々週の野球の疲労が一段落し、そして、新たにまた、昨日から心地の良い筋肉痛であります。でも、先々週の突き指はまだ痛みが..おそらくまた折れているのかも!?