Huawei E586...
ロード中のブログでこれまでも折々触れていた案件です。
プリペイドの携帯電話に関しては、各国、色々と使ってましたが、ここ10年くらいは、独、伊、露の3カ国のモノで落ち着いています。
それらに加えて、先のロード中に、データ通信用のSIMをドイツで追加。携帯電話と同じ各国分をプリペイドベースで確保するに至りました。しかし、日本と比較して、より手軽にモバイル環境を確保出来るのがありがたいです。ここでまとめてみました。
上から、ドイツのVodafone、ロシアのMTS、イタリアのTIMのデータ通信用USBスティックです。すべてプリペイド方式で、月毎の支払いの必要はありません。また、だいたい1年から半年の間は、これらを使えなくてもその利用する権利は保持されます。また、支払いは、それぞれのショップで可能ですが、どこにでもあるキオスクでコードを購入するか、街中にあるチャージステーション(ATMの様なモノ)でチャージする事も可能です。イタリアのモノは1年分を完全前払いでした。
すべてこれらは3G回線下での稼働なので、そのサービスエリアはキャリアのネームに比例し、ここにあるブランドはほとんど、移動中の使用を含め問題ありませんでした。特にドイツのVodafoneに関しては、ローミングにも対応し、他の欧州各国をはじめ、日本での使用をも含めて24時間14.95ユーロを支払えば対応可能です。緊急時にはありがたい存在です。
使用料は、概ねドイツで、30日間49.95ユーロ(他にも料金設定あり)、イタリアは1年間で96ユーロ、ロシアのモノは、1.5から2.5ルーブル/MB位です。それぞれ使えるデータ量の制限は存在します。
さて、これだけSIMが集まり、実際に複数のLAN対応機材を持つに及んでいるので、次に欲しくなるのがモバイルルーター。帰国時にちょうど受け取れる様に手配し入手したのが、Huawei E586。 SIMロックフリーのUKのThreeのマーク入り。E585の後継モデルで、このモデルに関する情報は少ないですが、以前のモデルとそんなに違わないのでそれほど設定で悩む事はありませんでした。ただ、各キャリアのAPNをチェックする必要があります。
充電スタンド付きで、ちゃんとネットワークにつながります。WiFiという表示のところに実際に繋がったLAN対応機材の数が表示されます。4,5つまではOKの様です。
ケーブルはマイクロUSBサイズ。今後の課題はバッテリーの持ちですが、これは折々。
UKの製品なので、こんなプラグが同封。ただ、USB給電なので他のでもOKでしょう。本体自体はいたってシンプルな作りで、二つしかスイッチ類はありません。これに、各キャリアのSIMを入れ、APNを設定すれば使えるはずです。Vodafoneのみ検証済。
そして、弾みでプチッとしてしまったのが、B-MOBILEのSIM。サービスエリアはdocomoなので必要十分。120日間か或いは1GBまで有効なので、月割りにすれば2000円ちょっととお試しには手頃なレベルです。ただ、毎日アクセスするには1GBはつらいところですが、休みの日くらいしか使わないのでちょうどいいところかもしれません。
それよりも、より根本的な問題は、このE586には総務省が認証した技適マークは付与されておらず、電波法の定める様に、このモデルの日本での使用は禁じられる事になります。あくまで海外ロード時に使う事を前提とするという事で。
ちなみに明日は、大阪市内でいくつかの面談予定があるで検証のチャンスです。
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2011-12-08 10:45
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ところで、街中にあるチャージステーション(ATMの様なモノ)ってのが気になるところです。
私は見たことがありません。
というか、私の行くところはいくらでも露店で売ってるので。
ちなみに他の国では、本屋、キオスク、カフェにてコードの記載された紙を購入します。
相当昔に電波法を学習し、試験をパスしているので...一応。
その規制の是非は問いませんが、世界に出遅れない様にしてもらいたいものです。ガラパゴスってやつですね。