Montblanc Traveller...-To 3033 blog

Montblanc Traveller...

　　　...を修理に出しました。さすがのモンブラン製万年筆、購入から10年以上たった今でも修理が出来るという事を知って単純に感激しています。良い物は長い期間使い続ける事が出来るという当たり前なフレーズを久々に思い出しました。
　　しかし、万年筆を常用しているわけではありません。それに、それほど字が上手いわけでもなく、また、味のある個性的な字というわけでもなく、なぜか部内では癒やされる字(単にへたくそという意か?）と言われていますが...

　　それがなぜか、最近万年筆が気になり、何を思ったのか引き出しに長い事しまってあった、モンブラン・トラベラーを取り出した訳です。このモデルは、インクカートリッジ専用の万年筆ですが、モンブランのシリーズの中でもあまり注目もされずにカタログから落ちてしまったモデルではないかと思います。

　　買った当時は、フルカートリッジ式なのでメンテが楽で、文字通りTravelには便利かとは思ったのですが、毎日ホテルが変わる様なロード環境では、そうそうお手軽には使えず、結局頓挫してしまいました。
　　　その後いったい何年、書斎の引き出しに入れたままにしたのか記憶がありませんが...。もちろん、そんなに長い事放ったらかしにしていた万年筆が直ぐに機能するハズもなく、水につけたりして何とか書ける様にはなりましたが、致命的な不具合に気付きました。モンブランの万年筆では珍しくカートリッジインク方式であって、尻蓋を緩めると、インクカートリッジを納めたインクホルダーを取り出せるハズなんですが、それが出て来ません。おそらく漏れたインクか、最悪錆びて融着してしまっているのではないでしょうか。超音波で洗浄すれば取れるかもしれませんが、さすがにこれ以上は自身での修理にも限界があるかと思っていた矢先、さすが有名ブランドです。修理を受け付けているという事を知りました。早速、そのテクニカルセンターと呼ばれる住所に送付した次第です。また、復活したら、そのご報告はさせていただきます。　ちなみに同ブランドの筆記用具は、本道ではない、モーツアルトシリーズと呼ばれる小振りなボールペンとメカニカルペンはよく使っています。やはり、万年筆は敷居がたかいのかなぁ？

　　　数万円の後に数百円の筆記用具をピックアップし比較しようとは思いませんが、ここのところは、特にそのスムーズな書き味でクセになってしまった三菱JETSTREAMシリーズを紹介しておきます。そのスムーズな書き味はもはや芸術!ではないかと思っています。
　　　しかし、たまには腰を落ち着けて何かを書くのもいいのかなと思ったのかなぁ？　よくわかりませんが。
　　　良い週末を！　