マルチメディア分電盤 "Renewed"-To 3033 blog

マルチメディア分電盤 "Renewed"

　　先日アップしたようにマルチメディア分電盤（以降MM分電盤）のリニューアルがほぼ完了しました。素人工事の割には綺麗にまとまったのではないかと自画自賛しています。しかし、家族の関心は、年末から家の中を占拠していた得体の知れない荷物類が跡形もなく片付いた事と、荷物置き場にしていた子供部屋が、本来の機能を持った事にある様です。致し方ないところでしょうか。
　　さぁ、これで次のステップ？へすすめる権利を得ました。

　　さて、本日は、その誰も評価してくれない、興味を持ってくれない一連の作業をここでしつこく書いておきます。興味の無い方には全く持って申し訳けありませんが、これを最後としお付き合い願います。いや読むのをいやだ!?　それならあえて読めとは強制しません。
　　土曜日に、１時間ほどの電話とテレビ機能の普通があっただけで一気に大方の作業を数時間で終えました。まず、寄せ集めた部材ですが、
　　一般に評判の良い（少なくとも私には）マスプロ製でかためました。共同受信ブースター（UBCA33AG）には、33dBタイプのごく標準的なもの。そして、今まで4分配器＋3分配器にて対応していましたが、そんなまどろっこしい事はやめ、8分配器（8SPFAD）を1個で対応する事にしました。

　　次に、複数のローゼットで2外線（NTT+CATV）を分岐させていた電話線に関しては、その入線から見直し、非常に設置効率のいい、また、見た目もスマートなパナソニック電工製のスター配線端子台（WTJ7305）を選択しました。8分岐というのは明らかにオーバースペックですが、ここはスタイル優先で。

　　そして、この部材が存在したから今回のリニューアルを決意したと書いても書き過ぎではない素人工事にはありがたい最高の部材。日東工業製の格子状の情報通信プラボックス（PTM10-4535NL)です。普通、分電盤というと厚い木の板が入っているものですが、これは格子状となっており、アイテムを固定し、ケーブル類を必要に応じて表に出すことが可能です。これなら、従来の一部を保存したまま作業が行えそうです。ただ、テレビブースター、電話分岐ターミナル、分配器、CATV増幅器、電源をこの格子の上に配置するとなると...それ程余裕もあるとは思えません。一応、厚紙を使ってシュミレーションもやってみてから作業にうつりました。さすがに太い同軸ケーブル（S-5C-FB）を折り曲げての配線には手こずりましたが、なんとか終了です。一応、簡単にそれぞれの部屋で受信ができるどうかチェックを行い完成。

　　この一連の作業中、このケーブルはどこに繋がっていたっけ？とか、どういう取り回しにしてたかなとか疑問続出。一応、工事の度に記録は残しているので、それを読みながら記憶を辿って、やっと追いついたところです。もちろん、この工事の記録を残すべく、まとめの作業に入っていますが、それが終われば次のステップへ進むことが可能です。