今回、試合中突然雨が降り、拡張された銀傘(内野席屋根)のおかげで傘をさすことなく観戦が出来たのも、ここ数年続けられたリニューアル工事の恩恵でしたが、それ以外にも、こういう博物館が開設されていた様です。この甲子園歴史観は外野スタンドの16番ゲート近くにありました。
まず、この歴史館よりも"野球塔”というのが目に入ります。高さは約15mくらいで、戦前にもあったとの事。周囲に並ぶ20本の柱に歴代優勝校の名前が刻まれるとの事です。 そして、その向かいに甲子園歴史観はあります。歴史の展示は大きくわけて3つ。阪神タイガース、春夏の高校野球、そして、甲子園ボールのアメリカンフットボール。階段を上ると2方向に分かれています。左は阪神タイガースコーナー、右に行くと高校野球コーナーです。もちろん、右に。
まずは歴代の全国の春夏の出場高校名入りのボールが並んでいます。
愚息が入学した高校や連れ合いの出身高校はありましたが、創部100年を越える我が高校野球部の悲願の甲子園出場は、今も実現されておらず...残念でなりません。ここまでが「ROAD TO KOSHIEN 夢舞台への道」という展示区画になります。清原選手や松阪選手が着ていたユニフォーム。
箕島・尾藤監督のユニフォーム、帽子。作新学院の1962優勝時のサイン入り記念バット。池田・蔦監督のユニフォーム。
1939年海草中(現:向陽)の島清一投手1回戦完封記念ボール。中京商時代(現:中京大中京)のユニフォーム・ヘルメット
そして、次のエリアでは「THE BEST GAMES AT KOSHIEN 名勝負ギャラリー」と題した展示でした。ここがゆっくりと時間をかけて見たい箇所です。その名勝負のダイジェストがビデオでも流されていました。ちょっと退いてみるとこんな感じ。
そのBEST GAMEが下の様な展示で紹介されています。大会開催中の高校生は300円という特別料金なんで、多くの高校生で賑わってましたが、彼らが生まれる前の試合も沢山あるので...。
法政二高 vs. 浪商、三沢 vs. 松山商、作新学園 vs. 銚子商...浪商、星陵 vs. 箕島、 東洋大姫路 vs. 東邦...
現在に近い選手・監督の展示としては、大阪桐蔭・和田選手のノーヒットノーラン時のグラブ、金沢・中野投手完全試合達成時のボール。
現在甲子園最多勝利の智辨和歌山・高嶋監督のユニフォーム、
大阪桐蔭・沢村選手のサイクル安打達成時の記念ボール。
仙台育英・佐藤投手の155km/h達成時のグラブ。花巻東・菊池投手のスパイク等。名古屋電気(愛工大明電)・工藤投手のユニフォーム。
今日はここまでにします。まだまだ続かせていただきます。