がんばれ！　KIX-To 3033 blog

がんばれ！　KIX

　　本日、関西国際空港（KIX）の第2滑走路がオープンした。
　　今までのA滑走路（3,500m、06/24)に加えて、平行に設置されたB滑走路（4,000m、06L/24R）が供用開始となった。これで、本当の完全24時間運用空港となった。
　　例年、英国のSKYTRAXが発表する、AIRPORT OF THE YEAR 2006のランク付けで、顧客満足度世界4位。そして、トイレの清潔度ランクでは堂々1位に輝いた空港でもある。ただ、このオープンにかかるニュースなんかを見ていると、まだまだ課題は多いようだ。写真は、今年の5月のテイクオフ直後に撮ったもの...

　　これで9月のロード出発時に新滑走路からテイクオフ！なんて考えていたのだが、当分は着陸のみにしか使われないのだそうだ。当初は、10月オープン予定だったらしいのだが、今年の8月の大阪の最大イベントである世界陸上に合わせて8月にオープンを繰り上げたらしい。そのために新管制システムや駐機場などがまだ完成しておらず、「限定供用」とされ、第2滑走路、平行誘導路（着陸後の誘導路）、そして、南側連絡誘導路（本島との連絡路）のみがオープンされたとの事。
　　そして関空といえば、平成16年の予算取得時に主張した、平成19年度に年間の発着回数を13万回程度にするという公約（ノルマ）がある。ちなみに平成18年度で11万6500回。がんばってはいるが...。これをクリアしないと次が無いということか...。特に最近はカーゴに力を入れているらしい。また、旅客機の場合には、朝の人気の出発帯の10時頃から3時間にどれだけの便数が処理できるかが課題であるそうだ。
　　今後の安定運営の為に、是非、その13万回を達成していただきたいものだ。もちろん、微力ながら協力させてもらう。でも、日系キャリアは他の空港に移っていく。冷たいなぁ。ビジネス客が見込めない関空は儲かりティが低いのだろうが...。最近は、USA担当者はいつも成田に飛んでいる...。欧州便はまだマシな方か。伊丹しか選択肢がなかったころは、空港にいくのにどれだけ大変だったか...。少し矛盾はするが、あの成田のラウンジの混雑を思うと、I LOVE KIX!である。