ポリカ神話崩壊...
2年間、80フライト以上に耐えてきた愛用のRimowa Multiwheel Airlight XLのポリカーボネート製(以下ポリカ)の筐体に、とうとうヒビが入った...。ポリカ素材は、機動隊の盾や航空機の窓に採用される程の強度があり、割れる事はおそらくないだろうと思っていたのに、少しショックであった。もちろん、航空会社に即刻クレームし、現在、修理中。こういうモノコックの筐体をどんな風に修理するのだろうか? 一般的にポリカ素材の欠点として、いかなる接着剤も受け付けないという事なのだが...。
空港でクレームした後に、帰宅後、このRimowaを見て、あれッと思う事2つ。@横に付いているハンドルが壊れていた。Aメインのロックの機構に過度の遊びがあり、タイミングでロックが外れる事がある。等々。修理から戻ってきても、これでは現役を続けられるかどうか...。そういえば、9代目のBoleroもこれくらいの時期に逝ってしまったと記憶する。ジュラルミン系のRimowaだと、修理依頼したり、叩いたり、押し出したりと、色々と手がかかるが、メンテフリーという点ではこのポリカ素材の方が完全に楽である。しかし、一度、トラブルが発生すると自身で修理という余地があまりない。それで、特にデクレアしていないけど、気を利かしてハンドルも直してくれないかな?と期待し...無理だろうな。こういうハンドルくらいなら、それに、ここまで来れば余命も幾ばくもなさそうなので自身の修理でカバーできそう。
できるだけ25kg程度で使用することと、車輪保護となればと信じ、トップヘビーになる様なパッキングを心がけたが、35kgにしたとたん...アウト。それまでも35kgを越えていた事はあったので、たまたまと思うが...。でも、結局、最も壊れそうな車輪は修理することなく使い切れそうか?
最後に、今回、関空のバゲージクレームで、同色、同種のRimowaを最低3個は見たので、取り違えが起こっても不思議でないと思ったし、加えて、破損のクレームを行っていた時に、隣で手続きをしていたのが、ZEROの4輪タイプ。車輪が、中に入ってしまったらしい。やはり、壊れる物は仕方がないということか...。
とにかく、修理から戻ったら報告する。
|
2007-12-19 11:30
|
記事へ |
コメント(7) |
トラックバック(1) |
|
かばん |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/to3033/trackback/725/
控えに廻った廉価版ゼロハリが壊れないという一点においては相当なレベルにあるような気がしてきました。
都合4年、フライト数も多分100回は越えているハズですが、全く壊れる気配なし。
同じくポリカですが、厚手なことが幸いしている気がします。ただし、重い。
中古ゼロハリのデビューを控えているトリバンですが、ゼロハリも、一つ前のモデルであることもあり、車輪が万全とは思えません。
ちゅうか、80フライトという時点で、一般ユーザーの参考にはならないですよね。(笑)
ポリカもとうとう割れましたか。 きんちゃんの場合、一旦出張に行くと、通常の人が数年かかる搭乗回数を一回でこなしてしまうので、普通に考えたポリカモデルの耐用年数は恐ろしく長いものと思います。
完全なる消耗品ですね。
まだ使うおつもりのようですが、この手の物は寿命を全うさせようとせず、早めに代替品に切り替えた方が安全と思いますが。
SALSA系を使い始めた時から消耗品扱いなので、未練はなく、次への移行時期を決めないといけないのですが...修理あがりをみてからという事と、日本で購入の意志はないので、最低限、片道はこれを使う予定です。
よく考えれば、私20フライトも行っていないのにすでに2回も修理だしてます。
今回は凹みもありましたが、ハンドルも緩くなってましたので一緒にお直し中です。
容量の多いケースも考え物だなって最近思います。たくさん入っていいですが、
その分重量が増えて30kgを下まわることがありません。きっと壊れるのはそのせいでしょう。
これが壊れたら次は1サイズ小さいのにしようと思ってます。