救命講習受講...
前からチャンスがあればと思いながらも、なかなかタイミングが合わなかった救命講習会。先週末に参加できた。もちろん、AED(自動対外式除細動器)の使い方も教えてもらった。
そして、AEDに対して...間違った認識を持っている事を教わる...。写真は、小学校に備え付けのAED。モデル的には少し古いらしい。
消防署より救急救命士を含む5人を講師として招き、小学校の体育館で、少年野球関係者はもちろん、小学校の他の父兄、お父さんだけでなくお母さんも含め約50名が集まった。そして、約3時間に及ぶ「 普通救命講習 I 」が行われた。
(スーツケースから現れたのは...かの有名な「レサシ・アン(Resusci Anne)」一体30〜40万円とも言われる)
まずは、全体で救急救命士が、良くありそうな事象を仮定し、人形を使ってデモを行った。その後、4つのグループに分かれて、各々講師が付いて、いくつかのシナリオを提示し、それにそって一人づつ人形を使った人工呼吸、蘇生法を教わりながら、シナリオに即した個別の対応を教わるというカタチ。そして、最後に、試験ではないがひとりづつ救命措置を行う認定試験の様なものがあり...そして、講習受講証を手にする事ができる...事前に受講証は用意されているので、試験での落第はないが、欠けていることはアドバイスしてくれるという形式。
例えば、
散歩中の道ばたに倒れた人、
家でテレビをみている時に、おじいさんが倒れ、ペースメーカーを装着している、
出血が有る場合、
毛深い外国人、
水泳中、
モチが喉つまった等々
やはり、救急蘇生法は、
「気道確保」
「人工呼吸」--- 場合によっては省略可能
「心臓マッサージ」--- 救急救命の王様、そして、AEDがあってもこれがすべて。
ただ、これを2分(人工呼吸2回、心臓マッサージ30回(100回/分ペース))繰り返すと結構な運動量。しかし、これを続けるのが大事との事。
そして、AEDの登場だが、これは勝手に喋るので、それに従う。但し、電気ショックを与える時には離れる事と、この電気ショックで蘇生出来るのではなく、細動(筋肉のけいれんみたいなもので、本来の仕事、血液を送る働きが行えない状態)を止めるのがその役割。そして、蘇生は心臓マッサージの如何だという。これが大きな認識の間違いだった。電気ショックで生き返ると信じていたのだが...。
まぁ、そういうわけで講習証を手にした。
(レサシ・アンのアップの写真。このレサシ・アンには色々なストーリーが存在している。例えばセーヌ川の少女とか...。興味が有る方は是非ググってみてください。)
出席者の中には、看護師さんもいらっしゃるので、中々専門的な質問もあったが、やはり、素人が、まず、こういう極限で救命措置を行う勇気があるのかという事。その勇気を持って行ってくださいとの結びの言葉だったが...。ただ、野球の試合・練習中なんかだったらチームで行えるという自身があるが、街中で遭遇した時なんかは???
最後に消防署からのお知らせ...
★ 救える命を救いたい --- 良識のある救急車の利用に努めましょう。
★ 住宅用火災警報器の設置 --- 既存住宅では、平成23年5月31日まで。基本寝室に設置。場合によっては、階段上部にも。
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2008-09-25 11:00
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